高等研究所セミナーシリーズ【研究エリア<新しい世界史像の可能性>】
第19回シンポジウム~中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角⑤~
「中世ヨーロッパの聖史劇をめぐって」
講演者 | 杉山 博昭(早稲田大学高等研究所 助教) 黒岩 卓(東北大学大学院文学研究科 准教授) |
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司会者 | 甚野 尚志(早稲田大学文学学術院教授) |
日 時 | 2014年4月19日(土)14:00~17:00 |
会 場 | 早稲田大学 戸山キャンパス33号館3階第一会議室 |
主 旨 | 中世ヨーロッパの聖史劇は、起源は中世のカトリック教会が民衆教化のために作り上演した演劇であるが、中世後期には、都市の民衆にとっての大きな娯楽となり、信仰の目的と娯楽性を兼ね備えた様々な演目が生まれた。中世の聖史劇は、上演の台本のテクストの分析、演劇と役者の考察、見る側の民衆への社会的影響の分析という多様で学際的な視点から考察しうる問題である。今回は台本のテクストとその上演についての報告となる。 |
プログラム | 14:00 主旨説明 甚野 尚志 (早稲田大学文学学術院教授) 14:10 報告(1) 杉山 博昭(早稲田大学高等研究所 助教) 「奇跡、図像、上演―15世紀フィレンツェの聖史劇」 15:00 質疑応答 15:30 休憩 15:40 報告(2) 黒岩 卓(東北大学大学院文学研究科 准教授) 「アルヌール・グレバン作『受難の聖史劇』諸写本におけるテクストの異同:G写本およびH写本の例」 16:30 質疑応答 17:00 閉会 |
対 象 | 研究者・大学院生・学生・一般 |
主 催 | 早稲田大学高等研究所 |
共 催 | 早稲田大学総合人文科学センター 研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」 早稲田大学総合研究機構「ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所」 |
申込み | 事前申し込み不要です。直接会場にお越しください。 イベントポスターはこちら |