高等研究所セミナーシリーズ【研究エリア〈新しい世界史像の可能性〉】
~中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角⑥~
「中近世ヨーロッパの宗教と社会」
講演者 | 勝谷 祐子 (早稲田大学大学院博士課程) 高津 美和 (早稲田大学文学学術院非常勤講師) |
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司会者 | 甚野尚志 (早稲田大学文学学術院教授) |
日 時 | 2014年7月5日(土)14:00~17:30 |
会 場 | 早稲田大学戸山キャンパス39号館2階美術史実習室 |
主 旨 | 中近世ヨーロッパのカトリック教会と社会との関係について、二人の報告者が美術史と西洋史の立場から、アルプスの北と南の事例を比較しつつ考察する。第一報告では、教会の壁画とその注文者との関係を分析することで中世末期フランスでの教会と壁画制作者との関係を考察し、第二報告では、16世紀イタリアの都市ルッカでの異端問題から宗教改革期の宗教運動と社会との関係を考える。 |
プログラム | 14:00 主旨説明 甚野 尚志 (早稲田大学文学学術院 教授) 14:10 報告(1) 勝谷 祐子 (早稲田大学大学院 博士課程) 「サン・ボネ・ル・シャトー参事会聖堂クリュプト壁画(フランス、ロワール)の作品注文をめぐって」 15:00 質疑応答 15:40 休憩 16:00 報告(2) 高津 美和 (早稲田大学文学学術院 非常勤講師) 「フランチェスコ・ブルラマッキと「異端の都市」ルッカ:近世イタリア都市の政治と宗教をめぐる一考察」 16:50 質疑応答 17:30 閉会 |
主 催 | 早稲田大学高等研究所 |
共催 | 早稲田大学総合研究機構「ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所」 |
後援 | 早稲田大学総合人文科学センター・研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |