高等研究所セミナーシリーズ【研究エリア〈新しい世界史像の可能性〉】
~中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角⑦~
シンポジウム「宗教の衝突、和解と融合:その歴史的・美術史的考察 ―スペイン、ラテンアメリカ、日本の各視座から―」
講演者 | 関哲行(流通経済大学社会学部教授) 岡田裕成(大阪大学文学研究科准教授) 児嶋由枝(上智大学文学部准教授) |
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他登壇者 | 甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授) 大髙保二郎(早稲田大学文学学術院教授) 益田朋幸(早稲田大学文学学術院教授) |
日 時 | 2014年9月27日(土)14:00~18:00 |
会 場 | 早稲田大学戸山キャンパス39号館2階美術史実習室 |
主 旨 | 古来、人々はつねに異なる民族や宗教のあいだで衝突と抗争を繰り返し、それを乗り越えて和解と融合を試みながらも、再びまた同じ道を愚かにも辿ってきている。そうした対立や葛藤がどのようなプロセスを経て克服され、さらに新たな変容を遂げ得たのか、いくつかの事例を題材にして歴史学と美術史の双方から再考する。共通軸はカトリック信仰をめぐっての衝突から和解へ、ということになる。 |
プログラム | 14:00 開会の辞 甚野尚志(早稲田大学) 趣旨説明 大髙保二郎(早稲田大学)「衝突と融合による美術的な変貌」 14:30 研究報告(1) 関哲行 (流通経済大学) 「中近世スペインにおける三つの一神教の対立と共存」 研究報告(2) 岡田裕成 (大阪大学) 「聖母、征服者、先住民首長―アンデスにおける聖像受容の政治学」 研究報告(3) 児嶋由枝 (上智大学) 「西欧カトリック改革美術とキリシタン美術―聖像の受容と変容をめぐって」 17:00 討論及び総括 司会進行 益田朋幸 (早稲田大学) 18:00 閉会 |
主 催 | 早稲田大学高等研究所 |
共 催 | 早稲田大学総合研究機構「ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所」 スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会 |
後 援 | 早稲田大学総合人文科学センター・研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |