高等研究所セミナーシリーズ【研究エリア〈新しい世界史像の可能性〉】
~中近世キリスト教世界の多元性とグローバル・ヒストリーへの視角⑬~
「中世ヨーロッパ研究の新しい視点」
講演者 | 浜田 華練(東京大学大学院総合文化研究科博士課程)大野 松彦(東京藝術大学大学院専門研究員) |
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日 時 | 2015年6月27日(土)14:00~17:30 |
会 場 | 早稲田大学戸山キャンパス39号館2階美術史実習室 |
主 旨 | 中世中期以降のヨーロッパでは十字軍に代表されるような形で人やもの、思想の移動・交流が活発化し、その中、言説や芸術などさまざまな形で統合や広域的枠組みの形成につながるような動きがみられた。本シンポジウムではその動向を踏まえ、二名の若手研究者に、これまで光が当てられることが少なかった中世研究の新潮流について講演をお願いする。 |
プログラム | 14:00 開会・趣旨説明 甚野尚志(早稲田大学文学学術院教授) 14:15 報告(1) 浜田 華練「「復古」と「一なる教会・一なるキリスト」:12世紀キリキア・アルメニアにおける教会合同をめぐる言説と歴史意識」 15:00 質疑と討論 15:45 (休憩) 16:00 報告(2) 大野 松彦「アヴィニョン・ナポリ・プラハの宮廷写本(1320-70年頃)―国際的ゴシック様式の形成に関する寄与―」 16:45 質疑と討論 17:30 閉会 |
主 催 | 早稲田大学高等研究所 |
共 催 | 早稲田大学 ヨーロッパ中世・ルネサンス研究所、早稲田大学総合人文科学研究センター:研究部門「ヨーロッパ基層文化の学際的研究」 |
申込み | 事前のお申込みは不要です。直接会場にお越しください。 |
ポスター | こちらをご参照ください |