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その使い方、大丈夫? 生成AIとの付き合い方

生成AIと呼ばれるお化けが登場して久しい。皆さんは正しく使いこなしているだろうか。何をするにも欠くことができなくなった生成AIは、人間の能力を引き出すパワースーツのようなものだ。身体能力を強化するパワースーツと同様、使い方を誤ると事故を起こす。

まず、使うときはあなた自身のプライバシーを守ることを心掛けるべきだ。何でも相談する相手だからこそ、プライバシーの漏えいは危険だ。何も設定せずに使うと、あなたと生成AIとのやりとりは、生成AIが賢くなるために使われる。例えば、あなたとのやりとりが他人の結果に表示されることだってあり得る。これは要注意だ。ちなみに、ChatGPTでは「モデルの改善」、Geminiでは「アクティビティの保存」のオプションをオフにすればいい。

また、生成AIで生成された文か否かの判定は(確実とは言えないが)簡単だ。もし、全て生成AIに書いてもらったレポートを提出すれば、先生にばれる。その先生が生成AIの利用を認めていなければ、カンニングと同じ扱いになること間違いなしだ。生成AIを使ってよいかどうかは、シラバスを読んでほしい。科目によっては使い方を制限したり、禁止したりしている。なぜ禁止かって? それは、例えば、皆さんの認知的努力を省略させないことでしっかり学んでもらうためだ。何でも聞けばいいというものでもない。分からないことがあったとき、全てを友人や先生に聞く? いや、まず自分で考えた後に聞くはずだ。こうした行動があなた自身の能力を高めることにつながる。

生成AIとの付き合い方を考え、あなたの頭脳のパワースーツとなることを期待する。

(H.Y)

第1193回

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