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オンライン授業で気付いた「みんなで授業を作る意識を持つこと」の大切さ

早稲田大学の2020年度春学期の授業は、新型コロナウイルス感染症拡大の状況に鑑み、原則オンラインでの実施となっています。授業は5月11日から始まっていますが、これまでとは異なる状況に学生はどう向き合っているのでしょうか? 今回は昨春から早稲田ウィークリーレポーター(SJC学生スタッフ)を務めている教育学部4年・川名美希さんのレポートをお届けします。1日のスケジュールやリフレッシュ方法、好きな本についても教えてもらいました。

1つの教室に集まって授業を受けられる日を楽しみに、今できることを

早稲田ウィークリーレポーター(SJC学生スタッフ)
教育学部 4年 川名 美希(かわな・みき)

3月中旬から寮を離れ、実家で過ごしています

大学4年生になり、学生生活も残りわずかとなりました。単位はほとんど取れているので、毎日授業を受けることはありません。ですが、私が履修している授業はディスカッションが中心で、コミュニケーションが必要不可欠なものばかりです。正直、初めはオンライン授業に不安な気持ちがありました。

しかし、実際にオンライン授業を受けていくうちに、授業に対するモチベーションが変化していきました。オンライン授業では相手のリアクションが分かりづらいため、授業全体の温度が低くなってしまいがちです。私も画面越しに意見を言うとき、反応や雑音がないと少し寂しく思ってしまいます。なので、まずは、対面授業のときよりも、リアクションを意識して行うように心掛けました。他の人と声が被ってもいいから、何か気になったことや疑問に思ったことを発言することで、授業の充実度が高まり、実のあるものになると思っています。

授業のときは照明を付けると顔の映りが良くなります

また、これまで「時間がない」という言葉を使いがちだった私にとって、外出自粛期間の中で与えられた「暇な時間」を「限りある贅沢(ぜいたく)な時間」と捉えて、有意義なものにしようと思ったことが、モチベーションの変化にもつながりました。オンライン授業では通常の授業以上に、受け身のままでは自分の身にならず、学びの場が成立しません。オンライン授業で大事なことは、自分が、そして、みんなが「授業を作り上げる」という意識を持つことだと実感しました。ただ一方で、画面上で顔を合わせていても、他の学生が何か言いたそうだなと察したり、コミュニケーションの空気感を把握したりすることはやっぱり難しいとも思ってしまいますが…。

実際にゼミでミーティングしている様子を母に撮影してもらいました

オンライン授業を通じて、キャンパスの有り難さにあらためて気付かされました。オンラインでできることの幅が広がり、もはやオフィスがいらないのではないかという話もニュース記事で目にしました。しかし、学びということにおいては、授業の合間の時間、学生の何気ない会話や雑談のような、言い方が悪いですが「どうでもいいと思えるもの」が意外と大切であり、必要だと感じました。そこから無意識に何かしらインスピレーションを受け、アイデアになっているんだと、あらためて思います。このことは、自粛期間やオンライン授業がなければ気付けないことでした。

今は1つの教室に集まって授業を受けられる日を楽しみにして、限りある贅沢な時間にできることや“みんなで作るオンライン授業”に取り組んでいきたいです。

ある一日のスケジュール

移動時間がなくなって自由時間が増えたり、普段よりも睡眠時間が十分に確保できるようになりました。8時に起床して、朝食後に必ずPCを立ち上げ、卒論やレポート、メールの確認などをしています。昼過ぎにアルバイト先のリモートワークやWebミーティングをします。作業中もずっと愛犬が一緒にいます。

リフレッシュ方法

お庭に咲いていた少し変わったバラ

外出自粛期間中から、大好きな映画館に足を運べない代わりに「アップリンク・クラウド」の見放題プランで素敵な作品をたくさん鑑賞しています。支援にもつながることなので、映画館がなくならないように少しでも力になれればと思っています。また、リフレッシュ方法として、お庭に出て日光を浴びることを心掛けています。

好きな本

この「現代編」が一番読み始めやすいと思います

  • 『美しく生きる言葉』中原淳一著(イースト・プレス)
    この本は昨秋、早稲田青空古本祭で購入しました。格言集のようになっていますが、不思議と言葉に規定されるような圧迫感がありません。ジェンダーやフェミニズムに関心がある方にお勧めです。
  • 『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365【現代編】』デイヴィッド・S・キダー、ノア・D・オッペンハイム著、小林朋則訳(文響社)
    自粛期間中に購入した本で、まだまだ学び続けたいと思わせてくれる内容です

【大学で働く学生】教育4年 川名美希「記事を通して早稲田愛に触れる」

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