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生理痛や生理前のイライラなどの月経トラブルについて

保健センター戸山分室 保健師 南(みなみ)

就活中やテスト期間中は不規則な生活になりやすく、ストレスがかかりやすいので、ホルモンのバランスが崩れて月経(生理)トラブルが起こりやすく、症状が重くなることがあります。ある調査でも2人に1人が「就活中に生理で困ったことがある」と回答しており、同じ悩みを抱えている人はたくさんいるようです。保健センター戸山分室にも、月経痛や月経周期に伴う不調で、相談や休養のために来室する学生がいます。

女性を対象にした最近の研究では、「ヘルスリテラシーが高い人」ほど、女性特有の症状に対処できる、仕事のパフォーマンスが高くなるといったことが明らかになっています。「ヘルスリテラシー」とは、健康情報を入手、理解、評価、活用する能力とされており、知識だけでなく、情報の取捨選択、医療関係者などへの相談、症状への対処行動がとれるところまでを指しています。

月経トラブルは嫌なものかもしれませんが、自分のカラダとココロに向き合い、知識を深め、「ヘルスリテラシーを高める機会」としてみてはいかがでしょうか。例えば健康アプリを活用すると、月経周期と心身の変調との関連を把握でき、対処しやすくなることがあります。また、日常生活を整えるのは基本ですが、低用量ピルを内服することで、月経痛や月経前の不快な気分、出血量が軽くなることもあります。月経痛だけでなく、「月経が来ない」「おりものがいつもと違う」などの婦人科トラブルには、病気が潜んでいたり、将来不妊症などにつながる恐れもありますので注意が必要です。

ヘルスリテラシーを高めることにより、月経に伴う不快症状を自分でコントロールできるようになると、就活中に困らなくなるだけでなく、望まない妊娠や病気を防ぎ、結婚、出産などのライフプランを立てるのにも役立つはずです。今はインターネットなどでいろいろな情報を手に入れやすいですが、正しい病気の予防方法や、不調の正しい原因と対策を知るためにも、早めに婦人科を受診することをお勧めします。婦人科の受診には抵抗があったり、受診したことがある人の中には嫌な思いをした人もいると思いますが、何でも相談できる身近な専門家を今のうちから見つけるといいでしょう。保健センターの女性健康相談(女性婦人科医師)各キャンパスの分室も気軽に活用してください。

参考
働く女性の健康増進に関する調査2018(日本医療政策機構)
就職活動中の生理に関する意識調査

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