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台湾の春節 伝統的なお祝いの習慣

忙しい台湾の旧正月

国際教養学部 2年 ウー・ゾーシェン

台湾といえば、すぐ頭に浮かぶものは何でしょう。タピオカや小籠包ですか? それとも、映画『千と千尋の神隠し』の世界に似ている九份(きゅうふん)ですか? これらの名前はよく耳にするものだと思いますので、皆さんがあまり知らない台湾新年の風習やお祝いの仕方についてご紹介します。

日本とは違い、台湾は旧暦でお正月を祝います(※)。台湾では家族によってお祝いの習慣が違いますが、今回は私の実家がどうやって祝うのかを紹介します。

(※)旧正月は例年1月21日頃~2月20日頃の間で、毎年異なる

旧正月の間は忙しいです。まず、旧正月の数日前から準備をしなければなりません。礼拝のお供え物のために、果物を買ったり、魚や鶏肉を料理したりします。また、新年用のお餅を作ります。大晦日の夜は家族と一緒に除夜のご飯を食べます。夕食のおかずは豊富で、魚はもちろん、豚肉料理と大量の野菜料理、そして鍋料理が並びます。一つの壺に水と十数種類の食材を入れ、数日間煮込む彿跳牆(ぶっちょうしょう)という伝統的でおいしい料理も定番の一品です。夕食の後は、果物やお供え用の肉料理などを外に並べ、道教の最高神である玉皇大帝に、新たな年にいいことがありますように、と祈ります。その後、家の神々を礼拝しますので、だいたい深夜2時くらいに終わります。

(左)お供え物の鶏肉と豚肉の料理
(右)除夜のご飯

金紙

旧正月の「初一」、日本でいう元旦には、我が家はその日に祖先を祭ることに加え、毎年定番のお寺に行きます。お菓子を礼拝のテーブルの上に置き、線香を持って、新たな年ではみんなが健康に生きて、幸運をもらえるように祈ります。最後は故人があの世でお金の心配をせずに過ごせるよう、先祖や神様にお供えする金紙というお金を大きな火炉の中で燃やします。

これらがわが家での毎年の新年のお祝いの仕方です。現代の大半の家族と違って、わが家はこのように伝統的な習慣をきちんと守っています。面倒なこともありますが、私と自国の文化とのつながりなので、これからも大切にしていきたいと思っています。

毎年家族で訪れている定番のお寺

◎ 台湾はこんなところ ◎

九州とほぼ同じ大きさの台湾。北回帰線上に位置し、熱帯~亜熱帯気候に属している。火山や温泉も多く、風光明媚な大自然が満喫できる。夜市からスイーツまでグルメも魅力的。東京から台湾までは約2,200km、直行便で約4時間。日本との交流も活発であり、早稲田大学は2008年から台北市に早稲田大学台北国際交流センター(台北オフィス)を開設している。

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