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総長挨拶 “学び”は終わるわけではない【2017年度卒業記念号】

早稲田大学 総長 鎌田 薫(かまた・かおる)

早稲田大学を巣立っていく皆さん、卒業・修了おめでとうございます。

皆さんが入学した2014年度、東京都中野区に開設した国内最大規模となる国際学生寮「WISH」では、日本全国・世界各地から集まった多様な価値観を持つ学生が集まり、国際色豊かな共同生活が始まりました。さらに早稲田キャンパスには新3号館が完成し、ICT 設備が充実した多様な授業形態が可能な教室や多目的スペースが備えられました。

外国人学生が7,100人(2016年度)を超える早稲田大学では、至るところで異文化交流が実践されるようになり、学部の枠を超えて幅広い分野を学ぶ2,300もの全学オープン科目授業や、少人数の対話型、問題発見・問題解決型授業が行われているキャンパスで、皆さんは学んできました。

1882年の創立以来、早稲田大学は、建学の理念の一つである「模範国民の造就」、すなわち世のため人のために貢献する利他的精神をもって広く世界で活躍する“模範的市民の養成”という理念を体現した先輩方を輩出し続けてきました。卒業生の国際的な評価に関する世界大学ランキング「QS Graduate Employability Rankings 」では、早稲田大学は2016年・2017年は国内1位、2018年は国内2位と、高い評価を受けています。これから早稲田の杜を巣立つ皆さんも、こうした諸先輩方と同様に自らの信ずるところに従って、進取の精神を持って、世界の至る所で、また、さまざまな分野で、大いに活躍してほしいと願っています。

皆さんの学生生活は卒業をもって一区切りとなりますが、“学び”は終わるわけではありません。現代社会は、新しい知識・情報・技能が政治・経済・文化などのあらゆる領域での活動基盤として飛躍的に重要性を増している高度な知識基盤社会となっていますので、進学する方だけでなく就職する方にとっても、生涯を通じて不断の学びを続けることが必要とされています。

急速に変化していく社会で、新しい課題に正面から立ち向かい、問題の本質を把握し、最新の情報に基づいて必要な調査・分析を綿密に行い、自分の頭で考え、さまざまな価値観を持った人たちとの議論を通じて、望ましい解決策を練り上げ、強い使命感を持って実行して行ってください。創立5年後の1887年には本格的な通信教育を開始するなど、社会人教育に力を入れている早稲田大学は、皆さんが好きなときに学ぶために帰ってくることのできる大学を目指して改革を進めています。そして、必要のあるときはいつでも早稲田大学の門をたたいてください。

ご卒業、誠におめでとうございます。

「島耕作」と同期 法務研究科 鎌田薫教授の最終講義【2017年度卒業記念号】

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