Waseda Weekly早稲田ウィークリー

学生注目!

新体操・河崎 羽珠愛 ― 心からの演技で全日本選手権4連覇を目指す

「東京オリンピックに出場することが目標」

スポーツ科学部 2年 河崎 羽珠愛(かわさき・うずめ)

早稲田大学の体操部では珍しい、新体操選手の河崎羽珠愛さん。8月に行われた全日本学生選手権(インカレ)では個人総合2位、日本代表に選出されたユニバーシアード競技大会(台北)では種目別(リボン)5位と、輝かしい成績を収めています。10月27日~29日に行われる第70回全日本新体操選手権で、個人総合4連覇を目指して練習に励んでいる河崎さんに話を聞きました。

――新体操を始めたきっかけを教えてください。

曲を流して、演技種目リボンの練習

5歳のときに、母の知り合いに「やってみたら?」と誘われたのがきっかけです。手具(リボンやボールなど)を使って踊るというのがすごく魅力的で楽しかったのを覚えています。初めはクラブのスクール部門に入って習っていましたが、小学校1年生のときに選手の育成クラスに入ることができ、4年生から選手として大会に出場できるようになりました。始めた当初は体が硬くて素質はなかったのですが、スタイルを重視してくれるクラブで、柔軟運動をしていくうちに柔らかくなりました。

――普段のスケジュールを教えてください。また、大学生活はいかがですか?

キャンパスが所沢で練習拠点が千葉なので、授業のある週3日は大学に行っていて、練習はしていません。残りの週4日でみっちり練習しています。普段は、朝9時からバレエのレッスンやジャンプの練習をして、その後2~3時間ほどコーチから演技の指導を受け、お昼休憩を取ります。昼食後は、演技の練習のときに決まらなかった技を中心に、夜6~7時まで自分で練習しています。

スポーツをやっている学生が多い学部にいるので、話が通じやすいし、共感することがたくさんあって、大学はすごく楽しいですね。

――体操部で練習することもありますか?

第69回全日本学生選手権(インカレ)にて=写真:早稲田スポーツ新聞会

体操部には所属していますが、実は体操競技のみんなとは一緒に練習したことはないんです。何年か前の先輩が、体操部の中に新体操部門を作ってくださったおかげで、インカレなど大学対抗の試合にも出場できています。練習拠点も違うので、体操部のメンバーと会える機会は年2~3回しかありませんが、部の行事などで集まって一緒に食事したりします。

――得意な種目や苦手な種目は?

新体操は4種目(フープ、ボール、クラブ、リボン)全てやらなければいけない競技なので、得意苦手は言っちゃいけないんです(笑)。絶対一定のレベルを保たなければいけません。好きな種目を挙げるとするなら、クラブ(こん棒)です。クラブは他の種目と違って2本あるので、難しい技もたくさんできます。ハラハラドキドキするところも好きなのですが、一番集中力が必要な種目でもあります。

――これまでに経験した挫折や苦労があれば教えてください。

第69回全日本学生選手権(インカレ)にて=写真:早稲田スポーツ新聞会

中学校2~3年のジュニア選手だったころに、同世代の選手の中でも実力が一番下の方で、あまり成績が伸びなかった時期がありました。そのときは、やめたいなと思うことも何回かあって…。でも、自分が新体操をやめた姿を想像できなかったので、とりあえず続けられるところまで続けようと思ってやっていました。そうしたら、高校1年から一気に成長してトップクラスにいくことができたんです。きっかけは特になかったのですが、練習と学業のオンオフの切り替えがうまくいって、練習も楽しくできたし、学業も楽しくできた結果なのかなと思います。

――大会などで緊張することはありますか? その場合、どのように乗り越えて力に変えていますか?

緊張することは結構あります(笑)。手も震えるし、手汗もかいたりしますが、私の場合は本番前にとにかくたくさん動いて不安を解消し、「自分はできる」と心の中で思って本番に臨んでいます。

――全日本選手権・個人総合4連覇に向けて意気込みを聞かせてください。

4連覇も目指してはいるのですが、まずは自分の演技種目をしっかりノーミスでやりきることと、自分の心からの演技ができればいいなと思います。

――今後の目標や夢は?

2020年の東京オリンピックに出場することです。オリンピック出場枠を獲得するためには、前年度に行われる世界選手権の日本代表に選出された上で、15位までに入らなければなりません。ですので、まずは実力を身に付け、世界選手権に出場できるように頑張りたいと思います。

第682回

(撮影=石垣 星児)

【プロフィール】
千葉県出身。植草学園大学附属高等学校卒業。第69回全日本学生選手権2位。第29回ユニバーシアード競技大会個人総合13位、種目別(リボン)5位、種目別(フープ)8位。名前「羽珠愛」の由来は、日本神話が好きだった父が「アメノウズメノミコト」という踊りの神から取ったそう。たまにしかない休日は、音楽鑑賞や読書をして過ごすという。
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