「学生参画・スチューデント・ジョブ」スタッフの横顔
学生早健委員会 委員
社会科学部 3年 行成 岳大(ゆきなり・たけひろ)
大学で重要な役割を担っている、キャンパスで学び、働く学生たち。実際の「学生参画・スチューデント・ジョブ」にはどのような学生が、どのようなスケジュールで携わっているのか、彼らの横顔を紹介します。今回は社会科学部に在籍し、学生早健委員会の委員として活動する行成岳大さんです。学生の健康的な毎日を手助けするために、さまざまなイベント企画・運営を行っている行成さんの日常を紹介します。
Q. 学生参画・スチューデント・ジョブにはいつから関わるようになりましたか?
大学1年の春(2018年5月)に入会しました。
Q. 始めたきっかけは何ですか?
大学入学直後、どのようなサークルに入ろうか幅広く考えていた時期に、たまたま学生早健会(早稲田大学学生健康増進互助会)の委員会の存在を知り、過去に保健委員をやっていたこともあり興味を持ちました。新歓に参加したところ、活動内容が興味深かったことに加え、その場にいた先輩方の人柄が良く、雰囲気が自分と合っており、楽しそうだと感じたため入会しました。

例年、委員同士の交流と学外施設の視察を兼ねた夏合宿を行っている(今年は中止。写真左端が行成さん)
Q. どんな活動をしていますか?
医療費給付制度の広報や、学生の健康的な毎日を手助けするために、「100円朝食」や歯科検診、健康フェスタといったさまざまなイベントの企画・運営をしています。秋学期には歯科検診の他、健康フェスタをオンラインで初開催する予定で、現在準備を進めています。

イベントでは、気軽に参加してもらえるよう、豪華賞品が当たる抽選会などを実施
Q. 学生参画・スチューデント・ジョブに参加するようになって感じたことを教えてください。
イベントでは外部の企業・団体様から協賛をいただくために、打ち合わせや企業訪問をさせていただく機会があるのですが、そのようなときに早稲田大学の名前を背負って活動をしているという強い責任を感じます。
また、学生早健委員会と同じような活動を行っている他大学の団体とも交流があり、複数校でセミナーを行って意見交換をすることがあります。各大学も歯科検診など似たようなイベントを行っているようですが、在校者数などの違いはあれど、早稲田大学は最も参加者が多く、かつ、大規模にイベントを開催していることが分かりました。例年行っているイベントの一つである「健康フェスタ」にお呼びしている栄養士の方からも、他大学よりもたくさんの人がブースに訪れていると聞き、早大生の健康意識の高さに驚きました。
Q. 学業と学生参画、サークル活動など、複数のことを両立させるために、どのような工夫をされていますか?

イベント前後には広報活動として、ビラ配りなども行っている
誰かに仕事が偏らないように、できる限り仕事を割り振って分担するようにしています。また、誰かが忙しいときは他の誰かがカバーしなければならず、そのような時はお互いの信頼関係が大事だと考えているため、コミュニケーションをより大事にしています。おかげで現在も学生早健委員会を含め4つのサークル・団体に所属していますが、どれも他の人と変わらず活動することができています。
Q.学生参画・スチューデント・ジョブについて、足りない部分、大学側に提言したい部分はどのようなことでしょうか。
現状では「学生参画・スチューデント・ジョブ」として一つのグループにまとめられている意味をあまり感じられていません。役割や仕事内容などが違うさまざまな団体・学生が所属しているため、難しさを感じる面もありますが、それぞれがより交流し合い、お互いに協力することがしやすくなる環境づくりができると、学生参画・スチューデント・ジョブ全体で盛り上がり、学生に対する認知度を向上させることができると思います。
Q. 今後の抱負や、チャレンジしようと思っていることを聞かせてください。
学生の皆さんにもっと健康について考えてもらい、少しでも毎日の生活の手助けとなるような情報を提供すべく、現在のコロナ禍に対応した発信の仕方を模索しています。
授業期間中の1週間の過ごし方
▼オンライン健康フェスタ第1弾 オンライン適正飲酒セミナー10月14日(水)開催
http://www.waseda.jp/student/health/festa.html
▼2020年度歯科検診
http://www.waseda.jp/student/hoken/gojyokai/DC2020.html