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朝も夜も囲碁に夢中 そこのあなた、一局いかが? 【スポ科・中澤篤史先生】

先生の著書と大好きなコーヒーと囲碁

早稲田大学には、さまざまな趣味や特技を持つ先生がいます。「教員のオフタイム」では、授業中は見せない、先生の意外な一面を紹介します。

スポーツ科学学術院教授 中澤 篤史(なかざわ・あつし)

専門はスポーツ社会学・部活研究。東京大学教育学部卒業。博士(教育学、東京大学)。主著『運動部活動の戦後と現在 なぜスポーツは学校教育に結び付けられるのか』(青弓社)

朝起きると、スマホのアプリ『囲碁クエスト』で詰め碁問題を解く。昼休みにはネット碁で一局、仕事終わりにもう一局、夜寝る前はYouTube『囲碁棋士 柳時熏のGo Channel』で超早碁(はやご)(※)実況を観戦。これが、僕のルーティンです。

※ 囲碁において持ち時間が通常より短く設定された対局形式のこと

囲碁が大好きで、一番の趣味です。子どもの頃からゲームが好きで、おばあちゃんからは花札を教わり、親父には将棋で挑みました。学生時代は友人と麻雀、ポーカーなどに明け暮れて…あっ、黒歴史がバレちゃいそう。

カジノ目当てで海外を旅行して、マカオで「大小」というサイコロ遊戯にはまり、ラスベガスでブラックジャックにのめり込み。勝ったら勝ったでやめられないので、結局負けちゃうんですよ。帰りの空港で完全に所持金ゼロになったのにはビビりましたが。

そんな僕が最も面白いと思うゲームが、囲碁です。大学院生時代に漫画『ヒカルの碁』(集英社)を読んで、ルールも分からず近所の碁会所に飛び込んで、初対面のおじいさんに教えてもらいました。ずっと通っていると、おじいさんとおばあさんの碁敵=友人がどんどん増えて、僕の棋力もどんどん上がって、地域の囲碁大会で優勝しました。今は五段です。

2024年に参加した地域の囲碁大会の優勝賞状を手に、記念の一枚

僕は部活について研究していますが、好きな趣味を楽しむことは素晴らしい、という部活の価値に気付いたのは囲碁の経験があったからかも。そんな話を、拙著『そろそろ、部活のこれからを話しませんか 未来のための部活講義』(大月書店)のコラム「私の趣味の実践③ 私は囲碁が好き」で書きました。

囲碁界の超トップ棋士・一力遼(2020年社会科学部卒)さんが入学した時、共に早稲田の仲間になれた感激に駆られて、人生初のファンレターを出しました。一力さんからの自筆の返事は宝物です。

『ヒカルの碁』小畑健(集英社)をはじめとする、愛読してきた数々の棋書

中澤研究室でも囲碁仲間を増やそうと、授業・ゼミとは別に、放課後に自由参加で「囲碁部」を立ち上げました。でも全然、学生が来てくれません。ひっそりと自然消滅しましたが、残念がる学生はゼロ(おいっ! )。実はもう一度、「囲碁部」復活を企んでいます。そこのあなた、一局いかが?

いやいや、僕も忙しいんですよ。今月も地域の囲碁大会があり、日々修行に励んでいます。エッセイなんて書いている時間があれば、詰め碁の一つでも解かねばなりません。人生を楽しく過ごすため、オフタイムは大切ですね。

子ども用の囲碁セットで娘と対局中の一枚

早稲田が分かる大学公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

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