
左から読者モニターの石井さん(西早稲田キャンパス)、興梠さん(戸山キャンパス)
早稲田大学学生部が発行する大学公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』は1966年創刊、2016年に紙媒体からWebマガジンになりました。早稲田ウィークリーでは、早大生読者モニター制度を取り入れ、全記事に対して評価を行っています。今回は、読者モニターを代表して、文化構想学部2年興梠愛佳さん、大学院理工学術院修士課程1年石井智貴さんに、早稲田ウィークリーの活用方法やお勧めポイントを聞きました。また、2024年度読者モニターの意見も多数紹介します! 早稲田ウィークリーはいつでも、どこから読んでも大丈夫。ぜひ早稲田ウィークリーを読んで、早稲田大学のあれこれを知って、キャンパスライフに活用してください。
INDEX
早大生の一週間&読者モニターの声
▼文化構想学部 2年 興梠さんの場合
▼大学院理工学研究科 修士課程 1年 石井さんの場合
読者モニターが伝えたい、早稲田ウィークリーのススメ
▼どう役立てる? 早稲田ウィークリーは早大生の情報の宝庫!
早大生の一週間&読者モニターの声
文化構想学部 2年 興梠さんの場合
文化構想学部 2年 興梠 愛佳(こうろぎ・あいか)
興梠さんは、入学当初から早稲田ウィークリーの読者モニターを務めています。早稲田ウィークリーは先輩から勧められたのをきっかけに、受験期から読んでいたそう。そんな興梠さんに、どんなときに早稲田ウィークリーを読んで、どのように活用しているかなどを聞きました。
――一週間のスケジュールを教えてください。また、『早稲田ウィークリー』は普段どんなときに読んでいますか?
私は移動時間に毎日読んでいます。日々、多様なジャンルの記事を読むことで、自身の興味・関心にとらわれず多くの学びを得ることができています。

2024年、興梠さんのとある一週間の予定。★がウィークリーを読む時間
――学内で力を入れて活動していることは何ですか?
語学の学習です。以前から韓国の音楽や文化に興味があったので、1年次は第2外国語として朝鮮語を選び、語学力向上を目指しました。なぜなら、第2外国語としてより詳しく学ぶことでさまざまな分野に精通することを目指し、将来は自身の言葉を用いて韓国と日本の人々をつなぐ存在になりたいと考えたためです。 文化構想学部では週に4回必修で語学の授業があり、毎回の授業を真剣に取り組みました。さらに、リーディングやリスニングに加えてスピーキングやライティングの技能も高めることができるよう意識しており、今後は母国語や英語以外の言語での発信力向上を目指して、より一層努力していきたいと思います。
写真左:2024年12月、学内で朝鮮語のスピーチコンテストに出場
写真右:2024年11月、早稲田祭で。サークル活動も楽しんでいる
――『早稲田ウィークリー』で好きなコーナーはありますか?
「ぴーぷる」です。さまざまな学部・学年の方の経験や学生生活、活動を紹介していて、バラエティーに富んだジャンルで目標を持って挑戦する早大生の様子を知ることができ、その姿勢が自身にも大きく影響を与えているからです 。
自由に活動できる時間がある大学生だからこそ、その生活をより充実したものにできるように動くことが求められていると思います。早稲田ウィークリーは、そのきっかけを与えてくれ、挑戦の気持ちを後押ししてくれる存在です。実際に経験した方のお話を聞くことができる機会は貴重ですし、特定のジャンルではなく多岐にわたる分野に興味を持つために役立っていると感じます。
2024年度のぴーぷるから(左上から時計回りに)
「学生麻雀日本一! 麻雀と駆け抜けた大学4年間の集大成」
「中学生で漫画家デビュー! アニメや原作にも活躍の場を広げる若手実力派」
「みんなで宇宙に行ける未来へ向かって 自作のロボットプログラムがISSへ」
「西陣織ドッグウエアブランドを立ち上げた早大生 犬の社会進出を目指したい」
――今後、『早稲田ウィークリー』にどんなことを期待しますか?
日々の学生生活では、大学から発信される情報が非常に多くあります。学内の施設やサービス、企画、制度などを改めて知り、活用するために、早稲田ウィークリーは早大生にとって信頼性の高い情報源でもあります。ジャンルにとらわれないさまざまな記事は、読者に多角的な視野や挑戦のきっかけを与えてくれるので、今後も読者モニターのアンケートなどを通して読者の声を反映させ、早大生により親しい存在であり続けることを期待しています。
大学院基幹理工学研究科 修士課程 1年 石井さんの場合
大学院基幹理工学研究科 修士課程 1年 石井 智貴(いしい・ともき)
学部生の頃から、過去3回読者モニターを務めてくれている石井さん。早稲田ウィークリーの記事を読むことで学内事情にも詳しくなり、学生団体に所属してイベントなどでも活躍しています。この春大学院へと進学した石井さんは、学部時代、早稲田ウィークリーをどのように読んでいたのでしょうか。
――一週間のスケジュールを教えてください。また、『早稲田ウィークリー』は普段どんなときに読んでいますか?
2024年の春学期は金曜日に一週間分の記事をまとめて読んでいました。早稲田ウィークリーでさまざまな早大生が活躍している姿を知り、自分の勉強のやる気につなげています。

2024年春学期、石井さんのとある一週間の予定。金曜の勉強前★、一週間分まとめてウィークリーを読んでいた
――学内で力を入れて活動していることは何ですか?
私は、VIVASEDAでの活動を楽しんでいます。VIVASEDAは、早稲田大学競技スポーツセンターの学生団体で、体育各部と協力して早慶戦応援ツアーなど早稲田スポーツを盛り上げる活動を行っています。上記のスケジュールは2024年春学期、早慶レガッタに向けたイベントの準備や実施をした時のものです。
ボート競技は勝敗が分かりやすく見やすいのですが、イベントではボート競技のスタートの仕方やポジションごとの役割について説明をしたり、実際にレガッタで走るコース形態について紹介したりしました。 また、ボート競技やレガッタの魅力も合わせて知ってほしいと思い、クイズ形式で参加者と楽しみました。
写真左:早慶レガッタイベントで説明した時の図
写真右:VIVASEDA主催の秋季野球早慶戦前イベントでは、野球部の選手と参加者との交流をメインにした
――『早稲田ウィークリー』ではどんな記事が役に立っていますか?
「私のワセメシ」は、自分のワセメシのレパートリーを広げてくれるのでとても役に立っています。私は、今まで行ったことのないお店に対して、お店の雰囲気が分からないため、学生が行ってもいいお店なのかと不安に思ったり入りにくさを感じたりします。でも、記事では店内の様子や学割メニューの情報、お店の方からの一言メッセージがあるので、不安が一気に解消されるんです。特にラーメン店の「Zweiter Läden」は、記事を読んだその日にすぐ行ったことを覚えています。
――今後、『早稲田ウィークリー』にどんなことを期待しますか?
活躍する早大生をどんどん取り上げていってほしいです。「R-1グランプリ」で優勝した友田オレさんや、パリ2024オリンピックの男子競輪で決勝に進出した中野慎詞選手は学生時代に「ぴーぷる」で取り上げられていました。また、お笑いやスポーツといった分野の人たちだけでなく、囲碁の棋士や発明家、小説家、ビジネスプランコンテスト優勝者といったさまざまな分野で活躍している早大生も取り上げられています。
「ぴーぷる」を読んでいると、早稲田は学生の自主性を重んじてくれる大学だとはっきり分かります。これほど多様なジャンルで活躍している早大生のことを知ることができるのは早稲田ウィークリーだけだと思うので、ぜひ今後も続けていってほしいです。
写真左:早稲田大学文化推進学生アドバイザーとしても活動している石井さん。2024年の文化芸術週間で早稲田大学歴史館のガイドをした時の一枚
写真右:研究室では関数解析学を学んでいる
読者モニターが伝えたい、早稲田ウィークリーのススメ
どう役立てる? 早稲田ウィークリーは早稲田の情報の宝庫!
早稲田ウィークリーを読んで意見や提案をする早大生読者モニター。実際に読んで感じたことからは、「知る」「分かる」「発見」など、さまざまなキーワードが出ました。そして、まだ読んでいない早大生に伝えたい熱い思いも届いています! 厳選したお勧めのコーナーとあわせて紹介します。
※以下、2024年度の学年です。
『早稲田ウィークリー』
早大生のための大学公式Webマガジン
基幹理工学部 4年
早大生としての生活を120%楽しむための愛読書。
国際教養学部 1年
早稲田大学は学生数も教職員数も多くとても大きな組織であるため、なかなかその実態を把握することは難しいです。僕も新入生として入学した時には大学の設備もシステムも何も分かっていなかったです。でも、ウィークリーを読むことで「あ、こんなものもあるのか! こういう分野で日々努力を重ねておられる人がいるんだ!」と気付くことができ、大学のことをよく知ることができます。そして大学のことをよく知ると、毎日変化に乏しい学校生活にも新しい楽しさを感じるようになりますよ!!(全然一言じゃなくてすみません。)
社会科学部 2年
絶対読んだ方がいい。毎日のように読んでいる私が言うんだから間違いない。何が楽しいって、早稲田大学の学生としての毎日が楽しくなる。新しい興味がわいて、次の履修登録が待ち遠しくなる。掲載されていたサークルの写真が楽しそうすぎて、入会してしまうことがある。受験が終わってほっとしているかもしれないが、先輩たちは次のステージで輝かしい歩みをしている。こういうのを知ると、なんで早稲田に入りたいと思ったんだっけ? と気持ちを初心に戻してくれる。昼食場所の不平不満から、時間割を調整して新しい冒険に出ようと思えるお店やメニューの発見がある。昔の早稲田を知ることで、今の早稲田を大事にしたいと、さらにさらに愛校心が強くなる。留学生のふるさとの話がわくわくしたから、掲載された国々を巡る旅に出てしまうこともある。大学内外の大事なことは、早稲田ウィークリーが教えてくれる。
フォーカス
これを知っていれば、きっとあなたの学生生活の役に立つ!? みんなが注目する早稲田の話題を特集します。
先進理工学部 4年
全ての記事がためになるとは思いませんが、知っておいたら得することが多いです。特に1、2年生じゃないとチャレンジできないこと(オープン科目やWAVOCのボランティア活動)は早めに知ってチャレンジしましょう!
文学部 2年
早稲田大学に関わる人・もの・歴史などを、さまざまな視点からピックアップし取材した記事を読むことができ、話題のジャンルが豊富で、自分の視野を広げてくれる。
ぴーぷる
多様な目覚ましい活躍をする早大生たちの輝く姿を伝えます。
文化構想学部 1年
在学中の学生のインタビューなど、中の声を知ることができる。
私のワセメシ
現役学生がお勧めする大学周辺のグルメ、「ワセメシ」情報をお届け!
スポーツ科学部 4年
早稲田にはまだ自分が知らない世界が広がっていることをウィークリーを通して実感します。授業、食事、休憩、手続きなど何でも知ることができるのがウィークリーの魅力だと思います。
早稲田に歴史あり
1882(明治15)年に創立した早稲田大学。日本・世界の発展に早稲田の歴史は欠かせません。
スポーツ科学部 1年
早稲田の歴史、文化から最近のニュースまで知ることができる。
文化構想学部 1年
自分の知らない新しい視点を得られる。
教えて! わせだ論客
社会が抱える特定の問題に着目し、毎年複数の教員からそれをひもとくヒントを教えてもらいます。
教育学部 2年
早稲田の知りたいが詰まっています!!
教育学部 3年
学生生活がより充実したものになりますので、Xとインスタはフォローをオススメします!
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【新入生向け】早大生読者モニター募集
早稲田ウィークリーでは現在、新入生向け読者モニターを募集しています。応募は2025年4月13日まで! 申し込みは下記からお願いします。
※在学生の募集は終わりました。秋学期の募集をお待ちください。
【次回Special Issue予告】4月14日(月)公開「馬場歩き」