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学生生活の困りごと、どうしようかと悩んだら…【2023年度入学記念号】

新学期に注意しておきたい五大トラブル

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①サークルに見せかけた団体からの勧誘

サークルを装ったカルト集団、政治セクト、マルチ商法団体などが、言葉巧みに入会や参加を誘ってくることがあります。「友達ができる」「簡単にお金が手に入る」などと誘われたら、まずはその団体の名前を調べ、活動内容をよく確認しましょう。少しでも怪しいと思ったら、相手にはメールアドレスや住所などの個人情報を絶対に開示せず、学生生活課に相談してください。

②飲酒マナー

20歳未満の者の飲酒は法律違反であることはもちろん、飲酒の強要は重大なマナー違反(アルコール・ハラスメント)です。一気飲みなどによる急性アルコール中毒事故も発生しています。常に節度ある飲酒を心掛けるとともに、周りの友人が過度の飲酒をしているのを見かけたら、あおったり黙認したりせず、止めてください。また、大学キャンパス内は原則飲酒厳禁です。

早稲田大学学生健康増進互助会(学生早健会)では、入学前の科目登録書類に「アルコール体質試験パッチ」を同封しています。ぜひ自分の体質を把握しておきましょう。

③違法薬物、危険ドラッグに手を出さない!

大麻や覚せい剤などの違法薬物、「合法ドラッグ」「脱法ハーブ」などと称して店舗やインターネット上で販売されている危険ドラッグなどは心身に大きな危害をもたらします。絶対に手を出してはいけません。こうした薬物を所持・使用、購入、譲渡などすることは法律で厳しく規制されており、違反した場合には薬物事犯として重い刑罰を受けるばかりか、大学としても退学などの厳しい処分を課すことになります。

④情報の取り扱いは慎重に

クレジット会社や銀行、宅配業者を装った偽アカウントによる架空・不当請求による被害が増えています。また、インターネット上での知的財産権の侵害やSNS の不適切な利用、不審なメールへの返信や添付ファイルの開封、怪しいサイトへのアクセスによるウイルス感染、個人情報の流出などにも注意が必要です。気軽に使えるものこそ慎重に利用しましょう。

⑤ブラックバイト・闇バイト

過酷なノルマを設定される、残業や過密なシフトを強要されるといった「ブラックバイト」。単発で仕事を請け負う「ギグワーク」では、雇用に関するトラブルなども発生しています。雇用先が法律を犯している場合には、労働基準監督署に通報すれば適切な対処を行ってくれます。

2022年4月1日から、成年年齢が18歳に引き下げられたことにより、「未成年者取消権」(未成年が法定代理人の同意を得ずに契約した場合に、契約を取り消すことができる権利)について、18・19歳は適用外になりました。アルバイトを始める際も、契約書の内容を十分に確認の上でサインしましょう。

参考:成年年齢引き下げで18歳から大人に あらためて気を付けたいトラブル(早稲田ウィークリー)

また、昨今、大学生を含む若者が、SNSなどを通じていわゆる「闇バイト」に応募し、強盗・特殊詐欺などの犯罪に加担し、逮捕される事案などが報道されています。楽して大金を稼げるアルバイトは存在しません。怪しいアルバイトの勧誘を受けたときには、内容を疑う・調べる・相談する姿勢が重要です。

その他、性に関することや盗難トラブルなど学生生活における注意は、学生生活課Webサイトに詳しく掲載しています。

困ったら、すぐに相談しよう

困ったことがあれば一人で解決しようとせず、学内の各相談窓口を利用しましょう。なお、開室時間などの最新情報は、各Webサイトを確認してください。

1.トラブルに巻き込まれたり、危険を感じたら

学生生活110番  戸山キャンパス 学生会館(30号館) 1階 学生部学生生活課
TEL: 03-3202-0706
夜間・日曜・祝日 TEL: 03-3203-4300(早稲田キャンパス通用門受付)

2.身体や精神的なことで医師の診察や検査を受けたいときは

・風邪などの症状やストレスによる身体の不調

各専門医が診察し、検査を行います。必要時、総合病院などの医療機関へ紹介します。
診療室 (内科・心療内科) 早稲田キャンパス 25-2号館 3階(保健センター内施設)
TEL: 03-5286-3984(予約制)

・気分が落ち込む、精神的につらい…などと感じたら

こころの診療室(精神科) 早稲田キャンパス 25-2号館 5階(保健センター内施設)
TEL: 03-5286-8743(予約制)

3.学内でけがをしたときは

診療室 (応急救急) 早稲田キャンパス 25-2号館 3階(保健センター内施設)
TEL: 03-5286-3984

4.健康(心身の不調)に関する相談は

保健管理室  早稲田キャンパス 25号館 1階(保健センター内施設)
保健師による健康相談、内科医による健康相談、女性ヘルスケア専門医による女性健康相談、管理栄養士による栄養相談などの対応をしています。また、体調管理のためにも、毎年4月に実施する学生定期健康診断を必ず受診してください。
TEL: 03-5286-9800(予約制)

5.対人関係、学生生活について、どこに相談しようか迷ったら

学生相談室  早稲田キャンパス 25-2号館 6階(保健センター内施設)
戸山、西早稲田、所沢の各キャンパスにも分室があります。
TEL: 03-3203-4449(予約制)

※保健センターは、早稲田キャンパス25号館の他、五つのキャンパスに分室があり、健康相談や応急処置、病院案内などを行っています。各分室の詳細はこちらをご覧ください。

参考:早大生の強い味方! 身近にあって頼れる保健センター(早稲田ウィークリー)

6.ジェンダー・セクシュアリティに関する相談は

GSセンター 早稲田キャンパス 10号館 213号室
TEL: 03-3204-4607 Email: [email protected]

GSセンターコミュニティスペース

7.障がいがあり、修学上の支援を受けたいときは

障がい学生支援室

【身体障がい学生支援部門】
早稲田キャンパス 3号館 1階 110号室
TEL: 03-5286-3747 Email: [email protected]

【発達障がい学生支援部門】
早稲田キャンパス 27-10号館(早稲田関口ビル)5階 502号室
TEL: 03-3208-0587 Email: [email protected]

8.ハラスメントかな? と思ったら

【学内の相談窓口】
コンプライアンス推進室(ハラスメント防止委員会事務局)
※来室には予約が必要です。必ず事前にWebフォーム、あるいはメールにてお申し出ください。
Email: [email protected]

【学外の相談窓口】
NEC VALWAY株式会社(業務委託先)
※英語・中国語対応可能 ※無料
受付時間 平日8:30-19:00 土 8:30-17:00(日曜・祝日、年末年始を除く) TEL: 0120-123-393
詳しくはこちら

9.法律にかかわる相談は

【弁護士法人 「早稲田大学リーガル・クリニック」
大学に併設された弁護士法人事務所です(※)。所属弁護士の多くは、法科大学院(大学院法務研究科)の臨床法学授業を担当して法曹教育を行うとともに、社会に対して良質なリーガル・サービスを提供します。学期中は臨床法学授業向け無料法律相談を随時受け付けるほか、定期的に学内で無料法律相談会も開催しています。また、保健センター学生相談室が行う法律相談(月2回開催)は、当事務所の所属弁護士が担当しています。

(※)早稲田大学の教員等が携わりますが、大学とは別法人となります。

法律相談はご希望に応じて、対面、電話、またはZoomなどを用いて実施します。なお、電話の場合の通話料、およびZoomなどの場合のデータ通信料は、ご相談者の方の負担となります。

『学生のための法律ハンドブック―弁護士は君たちの生活を見守っている!―』(近江幸治・弘中淳一郎編著、成文堂)

また、大学生活でのさまざまなトラブルに対処できる『学生のための法律ハンドブック―弁護士は君たちの生活を見守っている!―』(近江幸治・弘中淳一郎編著、成文堂)を出版しています(当事務所からは4名の弁護士が執筆)。新入生はもちろん、在学生も、有意義な大学生活を送るための一冊としてご参照ください。

早稲田キャンパス 28号館 4階
弁護士法人早稲田大学リーガル・クリニック
TEL: 03-5272-8156

 

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

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