2018年2月23日にTWInsにて『第5回研究交流セミナー』が行われました。研究交流セミナーは東京女子医科大学准教授講師会が主催しており、今年も昨年同様、早稲田大学先端生命医科学センターは東京女子医科大学総合研究所とともに共催での参加となりました。来場者は182名に上り、盛会となりました。
冒頭に開会のご挨拶として東京女子医科大学の吉岡 俊正学長と早稲田大学の橋本 周司副総長が登壇されました。
第一部では女子医科大学1名、早稲田大学2名の口頭発表が行われ、本学からは梅津 光生教授(創造理工学部 総合機械工学科)が「機械工学と医療レギュラトリーサイエンス」を、また花嶋 かりな准教授(教育学部理学科 生物学専修)が「大脳皮質ニューロンの運命決定機構」を発表しました。聴講者からは所属分野をまたいで様々な質問がされ、活発に議論が交わされました。
第二部では東京女子医科大学准講会の清水 優子会長、早稲田大学理工学術院長補佐の大島 登志男教授、東京女子医科大学先端生命医科学研究所の清水 達也所長にご挨拶をいただきました。
続いて行われたポスター発表では、両学で69件の演題が挙がり、本学からは33件が発表されました。
前半は奇数番号、後半は偶数番号の発表が行われ、発表後の自由討論では普段交流の少ない異分野の研究内容に対して積極的な意見が飛び交い、本セミナーの趣旨にも合った研究交流が時間の限り行われました。発表では、実際に研究で使用している器具などの現物を紹介している研究者もいらっしゃいました。
最後に東京女子医科大学総合研究所の竹宮孝子准教授と早稲田大学の柴田重信センター長より閉会の辞が述べられ、散会となりました。今年も参加者の方々は充実した時間を過ごされたようです。