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【活動報告:企業連携ワークショップ】電通のプログラム(2026年度)が終了しました

ワークショップ概要

■企業名:株式会社電通(以下、電通)
■テーマ:アイディアひとつで、出版業界に思いもよらない未来を。
■参加学生数:24名(ワークショップ中は5チームに分かれて進行)
■活動期間:2026年7月30日(木)~9月30日(水)
■公式日程:
第1回 オリエンテーション
第2回 講義
第3回 講義、グループ発表
第4回 対面グループワーク①
第5回 講義
第6回 講義、グループ発表
第7回 中間相談会
第8回 講義
第9回 対面グループワーク②
第10回 講義、グループ発表
第11回 プレ報告会
第12回 最終報告会(9/30)

募集要項はこちら

公式ワークショップ活動の様子

■第1回 オリエンテーション【7/30(木)】

夏休みに入り、第1回オリエンテーションから2ヵ月間のワークショップ(以下WS)がスタートしました。1年生から大学院生まで、学部・学年の異なる学生が集まり、まずはアイスブレイクを兼ねた自己紹介を行いました。

続いて大学事務局からの「WS参加の心構え」の説明の後、プログラム統括の荒木伸二さんによる総論。各講師をポケモンに見立てたユニークな紹介もあり、少しずつ場がほぐれていきます。その後、荒木俊哉さんの講義では、早速アイディア発想のワークにも挑戦しました。

最後にいよいよチーム発表。これから一緒に活動するメンバーとチーム名を決めたり、連絡先を交換したりしながら、まずは最初の一歩を踏み出しました。ここから5つのチームが、それぞれの視点で「出版業界の未来」に向き合っていきます。

 

■第2回・第3回 「オリジンを、新しい未来の価値へ」 原 二葉沙講師【8/4(火)、8/18(火)】

第2回、第3回はブランディング・コンサルタントの原 二葉沙様から、見過ごされてきた価値を再発見し、未来の新たな価値につなげていく手法を学びました。前編(第2回)では、本や読書についてそれぞれが気になるものを選び、その起源(origin)をAIも使いながら深掘りしました。

後編(第3回)は電通本社が会場です。各自が課題で調べてきた内容をチームで持ち寄り、さらに深掘り。そこからどんな新しい価値を見つけられるのかを話し合い、最後はチームごとに発表しました。

同じお題でも、人やチームによって目の付け所はさまざまです。最後に原様からはまずは自分の感覚を大切にしながら構造化すること、そして「自分の認識と違う!」と思う体験をたくさんすることという言葉をいただきました。一人では気づかなかったことも、チームで話してみると見えてきます。そんな体験を重ねながら、ここから最終報告に向けてチームでの議論を深めていきます。そんなグループワークならではの面白さを感じる回となりました。

 

■第4回 対面グループワーク【8/21(金)】

この日は10時~17時でグループワークを実施しました。講義やこれまでの課題を踏まえ、中間相談会に向けて各チームでアイディアの整理や検討を進めます。途中事務局職員も加わり、考えていることを一度言葉にしながら、企画の方向性を確認していきました。

まとまった時間を使ってチームで議論できる貴重な一日。PCやホワイトボードを使って話し合うだけでなく、他チームの様子を見に行き、話を聞いてヒントをもらう姿も見られました。

 

■第5回・第6回 「“楽しませる”広告をつくる」 相羽 くるみ講師【8/27(木)、9/3(木)】

第5回、第6回は、プランナー/デジタルプランナーの相羽くるみ様から「人を“楽しませる”広告のつくりかた」を学びました。

前編(第5回)では、広告を見てもらうための「なんか楽しそう!」という第一印象に着目。楽しさの裏側にある人の欲望を「スイッチ」として捉え、自分の好きなものや身近で人気のものから「なんか楽しそうスイッチ」を探していきました。次回までの課題は、見つけたスイッチを使って「小説が読みたくなるアイデア」を考え、その体験の一部を実際に形にしてみること。後編(第6回)では、各チームがアイデアとともに制作したものを披露し、発表しました。

最後に相羽様から伝えられたのは、AIで知識を得やすくなった今だからこそ、考えるだけではなく実際に体験することに価値があるということ。アイデアをどんどん形にして、自分だけの経験にしてほしいというメッセージでした。まず自分で試してみることで、考えているだけでは見えなかったことにも気づく。そんなアイデアづくりを実際に体験する講義となりました

 

■第7回 中間相談会 【9/7(月)】

各チームがこれまでの講義やグループワークを通して考えてきた企画を発表する中間相談会。5チームそれぞれが、現時点での提案や今後の方向性を発表しました。発表後の質疑応答では、他チームの学生からも次々と質問があがり、提案の根拠を問いかけたり、異なる視点から意見を伝えたりと、活発なやりとりが続きました。他チームからの問いかけが、自分たちの企画を改めて考えるきっかけにもなりました。

当日は時間の都合で十分な講評の時間を取ることができませんでしたが、後日、このWSに伴走いただいている電通の福地秀基様から詳細なフィードバックをいただきました。質疑やコメントを踏まえ、それぞれの企画をもう一度見直しながら、後半戦へと進んでいきます。


■第8回・第10回 アイツのココロを動かすためのプロトタイピング 斧 涼之介講師【9/11(金)、9/17(木)】

第8回、10回は、クリエイティブ・テクノロジストの斧 涼之介様から、アイデアを実際に形にする方法を学びました。前編(第8回)では、お題に取り組みながらAIコーディングを体験。プログラミングの知識がなくても、テキストで指示することでAIがコードを生成し、アプリができあがります。自分で指示を出して作ったアプリが実際に動くと、「本当にできた!」という歓声があがりました。

次回までの課題は、友達の話を聞き、その人を喜ばせるための「企て」を考えてプロトタイプすること。後編(第10回)では、誰のどんなところに着目し、どのような作戦を考えたのかを、制作したプロトタイプとともに一人ずつ発表しました。

試作品やイメージ図があることで、提案はより具体的になり、相手にもイメージを伝えやすくなります。これまで手間や専門的な技術が必要だった「まず形にしてみる」ことが、AIによってぐっと身近になったことを体感する講義となりました。

 

■第9回 対面グループワーク【9/15(火)】

第4回以来の10時~17時のグループワークを実施しました。WSもいよいよ終盤。中間相談会やこれまでの講義を踏まえ、最終提案に向けて各チームで企画を検討していきます。
これまでの案の細部を詰めるチームがある一方で、「そもそも何を提案したいのか」から考え直すチームも。残された時間を意識しながらも、納得できる提案を目指して、じっくり議論する一日となりました。

■第11回 プレ報告会【9/24(木)】

翌週に最終報告会を控え、この日は学生と事務局でプレ報告会を実施しました。発表時間は本番と同じ12分間、また「発表順も戦略のうち」との電通さんからの言葉を受け、発表する順番もチームの希望をもとに決めました。発表後の質疑応答や職員からのフィードバックを通して、企画の内容や伝え方を改めて確認。終了後には、各チーム最終報告会までにやるべきことを熱心に話し合う姿が見られました。時間がないようで、まだまだできることはあります。それぞれが最後まで納得できる提案を目指して、考え続けます。


■第12回 最終報告会【9/30(水)】

いよいよ最終報告会です。会場は今回で5回目の訪問となる電通本社。「アイディアひとつで、出版業界に思いもよらない未来を。」をテーマに、5チームが2ヵ月間考え続けてきた提案を発表しました。

プレ報告会からわずかな期間でしたが、そこから企画を大きく作り直したチームも。提案内容はもちろん、資料の見せ方や12分間のプレゼンテーションにも磨きがかかり、それぞれのチームが最後まで考え抜いた成果を披露しました。

講評では、本WS総合統括である電通の荒木伸二様から、完成度の高い資料や論理だけでなく、「なぜそれをやりたいのか」という自分たち自身の思いや、AIでは生まれにくい偏愛、違和感、突拍子のない発想も大切にしてほしいというメッセージが。また、本WSを担当いただいた電通の村上大介様からは、答えを考える前に課題をきちんと定義し、実際の現場や対象者をよく見ること、そのうえで自分たちならではのアイデアを出すことが大切とのお話をいただきました。

最終報告会後は、チームごとに振り返りを実施。WS期間中の自分自身を振り返るとともに、共に走ってきたチームメンバーからもコメントをもらいました。できたこと、できなかったこと、これからにつなげたいことなど、2ヵ月間の経験をそれぞれが自分なりに振り返る、本WSならではの時間です。

たくさん悩んで、たくさんぶつかって、たくさん考えた2ヵ月間。この経験が、これからのみなさんの学生生活や、その先のどこかで少しでも糧になることを願っています。そして、ご指導いただいた電通の皆様、今年も本当にありがとうございました。

 

参加学生の声

 

◆「働く」と「楽しむ」って仲良い言葉だなと思いました!(大学院研究科M1)

◆一つのテーマについてここまで深く考え抜く経験は、大学生活の中でも数少ないものです。多様な意見や価値観に触れるだけでなく、異なるバックグラウンドを持つ仲間と本気で議論を交わす過程で、自身の強みや課題も明確になります。迷っている方は、ぜひ一歩を踏み出して挑戦してみてほしいです。(法学部4年)

◆「人の心を動かすアイデア」とは何か、本気で向き合った濃密な時間でした。正解のない課題に対し、チーム全員で熱意を持って駆け抜けた経験は最高の財産です。時に悔しい思いもしましたが、仲間と支え合いながら一つの形を作り上げる達成感は、日常の授業ではなかなか味わえません。自分の強みや課題を見つけたいと思っている学生に、心からおすすめします!(創造理工学部4年)

◆学生最後の夏休みの時間をこのワークショップに使って良かったと心から感じています!このワークショップに参加しないと出会えない、学年の異なる早稲田生と出会えたこと。一緒に1つのお題に向かって頭を悩ませたこと。そして、毎回心がワクワクするような電通さんの講義に参加できたこと。全てが今しかできないことであり、このワークショップに参加しないとできなかったことでした!少しでも「何か新しいことに踏み出してみたい」と思った方は、その気持ちにぽんっと乗っかってみてほしいです!きっと夏休みが終わった頃には、成長した自分に出会えます!(文学部4年)

◆参加を悩まれている方こそ、参加してほしいなと思います。私は3年生ということもあり、就活と重なる夏休みの時期での参加を悩んでいましたが、今は誰よりも参加してよかったと思っている自信があります。就活に直接関わるかもしれませんし、関わらないかもしれませんが、そういう問題とは関係なく、ワークショップ後には参加前と比べて確実に自分に自信がつくと思います。その自信が就活に役立つかもしれませんし、また別のことに役立つかもしれませんが、とにかくためになることは間違いなしなので、1年後くらいに「去年の夏休み何してたの?」と聞かれて「なんだっけな〜」となりたくない人は参加してみてください。(文化構想学部3年)

◆本番のみならず過程も自分の糧になります!(文学部2年)

◆ワークショップを通して、論理的思考力や課題解決力を以前より伸ばすことができました。グループディスカッションにあまり慣れていなかったですが、今後に向けてとてもいい経験でした。企業の課題に対して真剣に向き合うという経験も貴重だと思います。(法学部2年)

◆学部も学年も超えた仲間との出会いが一番貴重な経験になりました!(文学部2年)

◆同じメンバーで共通の同じテーマについて2ヶ月間取り組むという経験は初めてだったので、人と信頼関係を築くこと、グループビルディングについて勉強になりました。走り抜けた2ヶ月間、とても楽しかったです。(教育学部2年)

◆普段の大学生活では得られない刺激と仲間に出会うことができます!困ったときは事務局や企業の方が親身に相談にのって下さるので、このようなワークショップに慣れていない方もぜひ一歩踏み出してみて下さい!!(政治経済学部2年)

◆理想と現実の差を受けいれ、それを自分の欠点ではなく伸びしろだと考える大切さに気づけた。おもしろいなにかとか、すごいなにかも、普通と思うことを続けることが生んでいるのだと思う。刺激のある2ヶ月間だった。(文化構想学部2年)

◆挑戦して何も得られなかった、なんてことは絶対にないです。満足いく結果を出せればこの経験が大きな自信になるでしょうし、もし自分の思ったような結果にならなかったとしてもそこから得られる学びは沢山あります。少しでも気になっていたら参加することを強く薦めます!(社会科学部1年)

◆やってみないとわからないことも多いので、何事も経験することは大切だと思います。充実した夏休みを過ごせました。(文化構想学部1年)

◆私はただ夏休みぼんやり過ごすのやだな、なにか「残したい」と思ったのをきっかけに、このワークショップに参加しました。とても尊敬できるメンバーに恵まれて、もちろん会議なども沢山あり大変ではあったけど、そうした活動、企業の方々の講義やフィードバックを通じて様々な新しい知識と出会えました。この企業連携型ワークショップでは、ひとつのテーマについてメンバーと長い時間をかけ議論することができます。しかも、そのメンバーはほぼ皆異なった学年、学部の出身です。多様なバッググラウンドを持つ学生となにかについて深く話し合う、こんな贅沢な体験は普段の授業ではできないと思います。ぜひなにか長期休みにやり遂げたい人、ひとつのトピックについて深く話し合いたい人、なにか新しいことに挑戦してみたい人、企業連携型プログラムに参加してみてください!また、1年生のうちからこうした活動に参加すると色んな知識を先輩から吸収できます(私も1年で参加しました)。1年生の子も、気兼ねなく参加してみるのをおすすします!(国際教養学部1年)

◆このワークショップでは、実際に企業の方と関わったり講習を受けられたりするだけでなく、レベルの高い仲間との貴重な縁を得ることができます。私は1年生として参加しましたが、今後の大学生活を含めても、価値のある夏休みを過ごせたと感じています。(国際教養学部1年)

◆このプログラムを通して実践的な経験ができました。実際に働いている方の講義やフィードバックはとても貴重な経験でした。(商学部1年)

◆2か月間、じっくりと1つのテーマを考え続けながら、自分の長所と短所に向き合える時間だったと思います。また、異なる背景を持つ他メンバーから学ぶことも多く、議論していくうちにお互いの意見をぶつけ合いともに高めあえる貴重な時間でした。どのような人間が社会に求められその中で自分は何ができるのかを目の当たりにした時間でもあり、学生のうちに「社会」を知るよい機会であると思います。(社会科学部1年)

◆夏休みという長期の休みの中で、このような尊敬できる仲間と出会い協力して一つのことを成し遂げる、業界のプロフェッショナルの方々と関わらせていただくという大変貴重な経験をすることができました。(法学部1年)

 

問い合わせ先

早稲田大学GCCオフィス(Office of the Global Citizenship Center)

propro@list.waseda.jp

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