新型コロナ感染症の影響を受けて、3年ぶりの実施となった株式会社ANA総合研究所(以下、ANA総研)との地域連携ワークショップが無事終了しました。今年は、ANA総研ワークショップ初年度のフィールドワーク先である北海道稚内市に再び連携いただき、同市と礼文町・利尻町・利尻富士町の行政区域をまたいだ「北宗谷地域」の課題解決策の提案に11名の学生が取り組みました。
「北宗谷(稚内市・礼文町・利尻町・利尻富士町)の周遊を通じて、観光消費額の最大化を目指す」というテーマのもと、学生はオンラインヒアリングやフィールドワークを通して域内の魅⼒や課題に触れ、ワカモノ・ヨソモノの視点からみた「稼げる」地域づくりや観光客に選ばれるまちづくりに関する施策を最後の最後まで考え抜いて最終報告会に至りました。
オリエンテーションでの顔合わせや稚内市(オンライン)、ANA総研ご担当者からのご説明では多少の緊張も見受けられましたが、その後の交流会を経て学生同士の距離も縮まり、夏休みと同時に始まった怒涛のオンラインヒアリングに臨みました。
オンラインヒアリングやグループ・各自による事前調査で膨れ上がった北宗谷への思いと知識を胸に、いよいよ8月18日~8月22日、4泊5日のフィールドワークが始まりました。稚内市・礼文島・利尻島それぞれに拡がる北宗谷の雄大な自然は圧巻の一言。工藤 広稚内市長や中田 伸也稚内商工会議所会頭との懇談をはじめ各自治体、関係者の皆様からご案内いただいた観光施設の視察やアクティビティ体験など大変充実したフィールドワークとなりました。
帰京後も北宗谷への熱量はそのままに、8月25日はANAグループ安全教育センターやANA Blue Base、ANA機体工場等、各施設の見学会が開催され、学生はANAブルー一色に染まりました。
8月30日の中間報告会では、オンライン、対面を通して両チームから現段階の提案の方向性を参加者に報告し、北宗谷地域の各自治体・ANA総研の皆様から厳しくも期待を込めたお言葉をいただきました。また、中間報告から約1週間後に開催されたプレ報告会では両チームの学生間によるフィードバックや質疑応答が活発に行われ、最終報告に向けてさらなるブラッシュアップが進められました。
両チームとも直前まで考え抜いた最終報告会。北宗谷地域からは工藤稚内市長、中田稚内商工会議所会頭、ANA総研からは中村 晃取締役副社長、藤崎 良一地域連携事業部長が本学まで足をお運びいただきました。学生は直接連携先の皆様へ提案するという貴重な機会をいただき、約2か月にわたる活動は幕を閉じました。
参加学生の声
- 前々からこのワークショップ(以下、WS)に参加してみたいとは思っていたが、予想を遥かに上回る充実度だった。
北宗谷という実際の現場で、地方創生に取り組むことができるということ自体が貴重なことだが、自治体の方や地元住民と直接話ができたり、地方創生のプロであるANA総研の方に教えていただけたりなど、このWSに参加することでしか得ることのできない経験ばかりだった。
そして何より、これほど深くグループで議論し、1つのことに熱量を持って取り組むことができたことが大きな財産になった。
様々な面で自分を大きく成長させてくれたこのWSの2ヶ月間は一生忘れないと思う。
(教育学部2年) - 熱い思いをもつチームメンバーと真剣に議論を重ねた2か月間はとても充実した日々でした。答えのない課題に対して様々な視点からアプローチし、毎日地域のことを考え続けたことで、思考力を磨くことができました。ワークショップを通じて自分の強みやこれからさらに成長できるところを見つけられ、大変貴重な経験となりました。(教育学部2年)
【活動概要】
連携先:株式会社ANA総合研究所×北海道稚内市
参加学生数:11名
活動期間:2022年7月12日~9月12日
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