University-Social Relations Liaison Section早稲田大学 教育連携課

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【活動報告:プロフェショナルズ・ワークショップ】読売新聞のプログラム(2021年度)が終了しました

ワークショップ概要

企業名:株式会社読売新聞
テーマ:それが「ニュース」だ!~身近なニュースをとらえ、取材し、記事を書く~
参加学生数:15名
活動期間:2021年10月12日(火)~2021年12月21日(火)

募集要項はこちら

全体概要

本ワークショップでは、プロフェッショナルズである読売新聞社よりレクチャーをいただきながら、学生自身がテーマを設定し、取材、記事作成を繰り返しました。その後、読売新聞社にて実際に新聞として印刷していただきました。ワークショップは感染防止対策を徹底の上、対面で実施しました。

公式ワークショップ活動の様子

■  初回 オリエンテーション:20211012日(火)

自己紹介に続き、読売新聞社より今後のワークショップの流れが説明されました。
その後、後半はメンバー間で事前に各自で考えてきたニュース案の共有を行い、プロプロで取り上げる「ニュース」としてふさわしいか、それは身近な話題か、ワークショップ期間で取材可能か等の観点でディスカッションを行いました。

■  取材構想・取材準備:20211019日(火)・1026日(火)

初回のレクチャーを受け、自身やメンバーのニュース案について、改めてニュースになりうるか、現場や取材相手はどこかという部分について考え、共有・議論を行いました。ワークショップを通してニュース案が決定した学生から取材を開始しました。

■  取材報告:2021112日(火)~1130日(火)

メンバー間で取材の進捗状況を共有、意見交換を行いました。取材先の検討・調整、また実際の取材で行き詰まる学生もいましたが、ワークショップを通してメンバー間でもサポート、連携しながら進めることができました。また読売新聞社の方のアドバイスもあり、悪戦苦闘しながらも粘り強く取材を行いました。取材先は、学内、知人から企業、行政機関と多岐に渡り、コロナ禍で、また限られた時間の中でも多くの方からお話を聞くことができました。

■  第取材報告・記事作成・レイアウト検討:2021127日(火)・1214日(火)

各自の取材が進んできたことから、取材内容からどのように記事を作成するか、写真や図表の盛り込み方、また記事作成を開始してからも常に事実確認を必ず行う等レクチャーいただきました。
また、新聞の顔ともなる「題字」についても検討を行い、早稲田の学生が今伝えたいことという思いを込め、2020年度に紙面発行した際の題字を継承し、「WASEDA NOW」に決定しました。

各記事の内容や方向性が見えてきたこともあり、どの記事が各面にふさわしいか、読者に伝わるための記事のレイアウトや見出しについてメンバーで検討を考えることで、読者視点の記事をつくる重要性を再確認できたようです。

■ 最終報告会:2021年12月21日(火)

読売新聞社東京本社にて行われた最終報告会では、学生が各々取材・執筆した記事についてニュース設定の理由、取材内容と記事報告、ワークショップ全体の振り返りを発表しました。約3か月間の集大成として、それぞれが堂々と発表を行い、読売新聞社の方にも講評をいただきました。

参加者の声(編集後記から抜粋含)

  • プロフェッショナルズワークショップでは、プロの方に教えてもらう受動的な活動だけでなく、積極性が求まられる活動が多く体験できます。実際に自分で取材を申し込んだり、インタビューをしたり、記事を作成したりするのはもちろん、メンバーとのディスカッションにおける段取り(司会や発表者などを決めるなど)も自分たちで行います。そのため、社会人ならば必要なスキルを身につけられる良い機会だと思います。僕自身、自分を見つめ直す良い経験ができました。迷っているなら、勇気を出して参加しましょう。ここでの経験はゼミや就活といった在学中の活動からその後のキャリア形成に至るまで必ずプラスに働くと思います。(商学部1年)
  • 4年生はゼミや卒業論文、就職する人はその準備などで忙しいと思います。このプログラムに参加すると、もっと忙しくなります。しかし、このプログラムで得られるものは皆さんが思っているより多いです。「プロフェッショナル」の方と真剣に向き合う数か月間は,社会人になるにあたっても貴重な体験になります。ぜひ挑戦してほしいです!(先進理工学部4年)
  • プロプロの期間中、取材をした多くの方々から「世の中を良くしたい」という熱い思いをうかがった。自分の活動や仕事に真剣に取り組んでいることがよくわかる言葉を、取材のなかで引き出すのが楽しくてたまらなかった。新聞の存在意義も「世の中を良くする」ことだと教わった。ただし、「伝える」ことは難しく試行錯誤の連続だった。取材相手の思いを何とか記事にしたい一心で走り続けた日々だった。(文学部1年)

企業担当者コメント

  • 大学の授業で学ぶことやリポートの作成では得られない体験ができたのではないか
  • 読者の立場にたった「気づき」や「ニュース」とは何かを、少しでもわかってもらえたのであれば、このプロジェクトの目的は達せられたと思う
  • 紙面が完成したのは、取材に協力してもらったすべての人のおかげで、そのことも忘れないでほしい

問い合わせ先

教務部教育連携課
[email protected]

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