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【活動報告:プロフェショナルズ・ワークショップ】サントリーのプログラム(2021年度)が終了しました

ワークショップ概要

企業名:サントリー食品インターナショナル株式会社
テーマ: 10代・20代をターゲットとした『「ボトルtoボトル」水平リサイクルの有効性認知と分別行動の誘発施策』の提案
参加学生数:15名
活動期間:2021年7月30日(金)~2021年9月24日(金)

募集要項はこちら

全体概要

サントリーは、2012年に国内清涼飲料業界で初めてリサイクル素材100%のペットボトルを導入(※)、2018年にはペットボトルリサイクルにおいてCO2排出量低減と再生効率化を実現する技術を世界で初めて開発するなど、業界に先駆けて「SDGs」への取り組みを進めてきました。本ワークショップでは、持続可能な資源循環型社会の形成に向けた「ボトルtoボトル」水平リサイクルの有効性を学び、認知の向上、分別行動の誘発に向けてどんな施策が考えられるか、多数の応募者の中から選考を通過した15名の学生が3チームに分かれて検討を重ねました。コロナ禍での実施となったため、最終報告会を含めた全8回のワークショップをオンラインにて実施しました。

(※)メカニカルリサイクルによる

公式ワークショップ活動の様子

■ 初回 オリエンテーション:2021年7月30日(金)

各自用意したパワーポイントを基にした自己紹介に始まり、ワークショップの概要説明を行ったほか、サントリーにおける社会・環境活動の歴史、プラスチックを取り巻く環境、サントリーが目指すペットボトルリサイクルについて学びました。

■ 第2回 企業説明:2021年8月18日(水)

サントリーホールディングス㈱サステナビリティ推進部部長森原征司様より、サントリーのサステナビリティ活動について、企業がサステナビリティを重視し環境保全に取り組む理由、地域社会の消費者を巻き込んだ「水育」などの取り組みなどについて学びました。また、ショートプレゼンでは、今回のテーマに対する「課題の特定」と、第2回時点での「解決策の方向性」をチームで議論・発表しました。

3回 オンライン工場見学 :2021827日(金)

リサイクル・プラザJB(飲料空容器再資源化工場)の「オンライン工場見学」を通して、飲料空容器が回収、選別されて、リサイクルされる過程と現場を学びました。その後、ペットボトルの飲み残し、付いたままのラベル、キャップが締まったままのペットボトルがリサイクルの過程にどう悪影響を与えるのか、ペットボトル分別の重要性について講義いただきました。

■ 4回 ショートプレゼン:202191日(水)

ショートプレゼンでは、第4回時点におけるチームで考えた課題と解決策を発表し、フィードバックを受けました。その後、2021年3月から私鉄の駅構内に設置されたリサイクルステーションの運用結果について説明をいただき、ケースとしての取り組み成果と課題について学びました。

■ 5回 中間報告会:202197日(火)

9月24日(金)の最終報告会に向け、チームごとに中間発表を行いました。サントリーホールディングス㈱サステナビリティ推進部長の北村暢康様、サントリー食品インターナショナル㈱広報部長の宮本裕行様から各チームへの講評をいただき、最終報告に向けて提案の方向性を再確認しました。

■ 67回 グループワーク(最終報告準備):2021910日(金)・917日(金)

中間発表のフィードバックを踏まえつつ、最終報告に向けて提案内容を見直しました。公式ワークショップの時間以外にも、自主的な打合せ、大学職員へのプレ発表など準備を重ね、提案内容の精度を高めていきました。

■  8回 最終報告会:2021924日(金)

サントリーホールディングス㈱執行役員の福本ともみ様、サントリー食品インターナショナル㈱執行役員の和田龍夫様、本学佐藤総務担当理事を前に、各チーム堂々と提案内容を発表しました。「社会人にはわからない、学生のリサイクル活動への(ネックとなっている)意識にはっとさせられた。提案の完成度も良く、そのまま実践してみたいものもあった。」とのフィードバックをいただきました。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け全回オンラインでの実施となりましたが、最後まで各チームで考え抜き、2カ月間最後まで全員で走り抜けることができました。

参加者の声

  • 私たちが「環境の為に何ができるか」を考える時代はもうすぐ終わるのかもしれない。間もなく訪れるのは「環境の為に何をしなければならないか」を考える時代であろう。特に私たち日本人は「私がやったって・・・」「みんなやってないし・・・」などと考えがちではなかろうか。プロフェッショナルズ・ワークショップではそんな多くの人の「やる気スイッチ」をいかにして”オン”にしていくかを考えた。ワークショップを通じ、住み慣れた街においても「何ができるのか」そしてそれは「どうしたらできるのか」考えるようになった。答えはスマホの中にあるとは限らない。「こんなのあったら良いな」「こんなのワクワクするな」といった感覚が未来を変えるかもしれない。(教育学部2年)
  • 企業との連携ワークショップなのでインターン?という印象を持つかもしれませんが、あくまで学生主体のプロジェクトです。「大人」からの濃厚なフィードバックだけでなく、参加する学生同士で刺激し合って高め合える楽しさを味わってもらいたいなと思います。悩んでいる方もぜひ挑戦してみてほしいです!(国際教養学部2年)
  • 「楽しく、インパクトがある施策」というのは一見シンプルですがその答えを出すには膨大な知識量とメンバーとの幾度のディスカッションが必要だと痛感しました。ワークショップは毎回期限が提示され、それに対する焦りもありましたがチームのメンバーと真剣に課題に取り組んだ後は必ず気持ちいい疲れで満たされていました。どっしりと構え学生の意見に真剣に耳を傾けてくれる大人たちの姿勢や助言にも助けられ、最後の最後まで充実した時間を過ごすことができました。(法学部3年)
  • 環境問題を自分事として考える難しさを痛感した一方で、ペットボトルの限りない可能性と未来を感じることができた。あらかじめ存在する正解を探すのではなく、答えのない問題に全力で取り組んだ経験を一生大切にしたい。(文化構想学部3年)

企業担当者コメント

  • サステナビリティや環境問題は多角的な見方や意見があり、一筋縄ではいきません。『答えがない』課題に向き合う苦労を存分に体感したのではないでしょうか。全ワークショップがリモートとなってしまい簡単ではない環境でしたが、一人一人が個性を出し、チーム力を高め、しっかり議論を重ねてやりぬいた経験は、大きく皆さんを成長させたと思います。皆さんの提案、若い発想力、価値観に触れる機会をいただいたことは、企業担当者しても、とても学びの多い時間でした。今回の経験を今後の学生生活や皆さんの将来に活かしてもらえると幸いです。大変な2か月間だったと思いますが、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
  • 普段、なかなかお話しする機会のない世代の皆さんの率直な意見や考え方を伺うことができ、逆にたくさん勉強させていただきました。刺激的で気づきの多い時間をありがとうございました。
  • 昨年・今年とコロナ禍で思い描いていた学びの場や学生生活を経験できずにいた学生の皆さんの、 「人と意見を戦わせるのが怖かったり、苦手だと思っていた。いざチームのワークに入り、議論を進めていく中で それが楽しいことであることが分かった」 という言葉が印象的でした。人間的にも成長できた2ヶ月だったのではないでしょうか。「自らに問いをたて、課題を見つけ、解決策を模索・探求する」今回の経験は、今後の学生生活、その先の人生においてきっと活きてくると思います。輝かしい皆さんの前途に期待します。
  • この2か月、難しい環境下でのワークショップだったかと思いますが、そのような状況下でも真剣な眼差しで、あきらめずに必死に考え抜いた学生の皆さんの姿勢にこちらも逆に大きな刺激を受けました。このような機会を与えていただき、ありがとうございました。今回のワークショップが学生の皆さんの今後の人生に少しでも何かプラスになったとしたら幸いです。

担当職員後記

  • 学生たちが難しい課題に対して、粘り強く議論を重ね、解決策を模索する姿には感動を覚えた。また、若者ならではの情報収集の力や柔軟な発想を目の当たりにして、大いに刺激を受けた。
  • 有効性認知と分別行動の誘発、という2つの課題を前に、「若者らしさとは?」と何度も自分たちで自問自答しながら、最後まであきらめずに施策を提案し、回を重ねるごとに成長していく学生の姿が印象的だった。
  • 最終報告会ではサントリー様の執行役員の方々から直々にフィードバックをいただくなど、学生にとって大変貴重な経験であり、たった2カ月程度のワークショップとは思えない、学生の成長を感じた。
  • オンラインでの開催ではあったが、学生たちの工夫と熱量で見事にカバーしていた。提案も学生目線の深い考察が見られ、学生から企業へのアプローチの更なる可能性を感じさせるワークショップだった。

問い合わせ先

教務部教育連携課
[email protected]

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