University-Social Relations Liaison Section早稲田大学 教育連携課

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地域連携ワークショップin木島平村を実施しました

「“冬の木島平”はスキーだけじゃない!? ~外国人をターゲットとした魅力の発掘と発見」というテーマのもと、参加学生11名(2チーム)は長野県木島平村が抱える課題への解決策を提案するべく、約2か月間にわたるワークショップに取り組みました。

日䑓村長にお話を聞く学生たち

1月中旬、木島平村役場担当者からのテーマ設定に至った背景や同村の現状に関する説明を受け、自分たちなりの仮説を立てた上で現地でのフィールワークに向けた準備をスタート。2月7日から10日にかけて行われたフィールドワークでは、村民の方や観光業に携わっている方々、村を訪れていた外国人の方々へのヒアリングなどを行いました。実際に暮らす方々の生の声や現地の空気に触れる中で、連日連夜のグループワークで提案をブラッシュアップしていきました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初予定されていた第2回フィールドワーク(3月16日~18日)および現地での最終報告会(3月18日)を中止せざるを得ない状況とはなりましたが、学生たちは気持ちを奮い立たせ3月18日に本学で行われた最終報告会(テレビ会議システムによる木島平村との遠隔同時中継)に臨みました。

スーツに身を包み、画面越しの最終報告会

最終報告会は、日䑓村長をはじめ多くの村民の方々が学生たちのプレゼンを聴いてくださり、提案に対する質問や提言が飛び交う活況ぶり。国内にいる留学生をターゲットとした体験ツアーのプランを今後の課題や自分たちがどう関わっていくか、などの視点も織り交ぜながら熱意を込めてプレゼンしました。発表を終えた学生たちの顔にあったのは、充実感とほんの少しの疲労感、そして現地で直接お会いして伝えたかったという無念さ。そのいずれもが今後の糧になると信じて、学生たちは最終報告会後に行われた振り返り会をもってワークショップの全行程を終えました。

【学生の声】※「振り返りシート」からの抜粋

・フィールドワークで地元の方や外国人の方がおっしゃっていた、“観光地化されてない原風景が魅力である”、“自分だけが魅力を知っているという特別感がいい”(中略)こういった考え方は、今まで自分になかったもので、木島平村で実際に生活してみなければ知り得なかったものです。観光というものの概念が自分の中で大きく変わったし、(中略)ひとつひとつ(観光においてはそれぞれの地域)について注意深く分析して、それぞれに合った形を模索することが大切だと気づきました。(国際教養学部1年)

・大学では大人数の授業がほとんどで、ある物事に対してお互いの意見を言い合うという場面がなかなかありませんでした。しかし、このワークショップでは意見を交わさなければ何も始まらないので否が応でも話さなければならない環境で、その中である一つの物事に関してみんなで意見を交わしてみて、それぞれがいろいろな意見を持っていること、それぞれ全く異なる視点から物事を分析しているということがよくわかりました。とても刺激になるいい経験でした。(政治経済学部2年)

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