University-Social Relations Liaison Section早稲田大学 教育連携課

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地域連携ワークショップin津山市を実施しました

「牛肉の聖地」とも称される岡山県津山市において、学生8名(2チーム)が「津山で出会う新しい自分 ~暮らし体験メニューを考える!~」というテーマのもと、約2か月間にわたるワークショップに取り組みました。

フィールドワークで手織作州絣の説明を聞く学生たち

1月初旬、津山市の担当者から市の人口推移や今後の展望、学生に期待することなどのレクチャーを受け、ワークショップがスタート。学生同士は初対面でありながらすぐに打ち解け、授業の合間を縫ってフィールドワークに向けた準備を進めました。2月10日から15日までの5泊6日のフィールドワークでは、移住・定住者向けトライアルステイ(一軒家)での共同生活を送りつつ、市内のあちこちを回って住民の方々や地元の大学生、高校生などへのヒアリングを実施しました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初予定されていた第2回フィールドワーク(3月10日~11日)および現地での最終報告会(3月11日)を中止せざるを得ない状況とはなりましたが、学生たちは粘り強く提案のブラッシュアップを続け、3月11日に本学で行われた最終報告会(テレビ会議システムによる津山市との遠隔同時中継)に臨みました。

テレビ会議システムを用いた最終報告会での一コマ

最終報告会では、自分たちがフィールドワークで感じた津山の魅力とそれをベースとした「津山とつながる旅」や「新たな関係人口モデルの構築」などの提案を行いました。谷口市長や有本教育長をはじめとした自治体関係者の方々からは提案をさらに深堀りする質問も投げかけられ、画面越しながらも現地で発表しているかのようなやりとりが展開。最終報告会後には、フィールドワークに帯同してくださった市の担当者も交えての振り返り会を行い、2か月間の総括とともに津山での再会を誓ってワークショップの全行程を終えました。

 

【学生の声】※「振り返りシート」からの抜粋

・人と実際に会って話すことの大切さを学んだ。インターネットで得られる情報は一部に過ぎず、生の声を聞いて初めてわかることがたくさんあった。(中略)また、自分のアイデアを言語化する難しさを痛感した。しかしそれと同時に、グループワークの場でたくさん発言できた自分に、隠れていた可能性を見出すことができ、自身を見つめ直す良い機会となった。(文化構想学部2年)

・今回のワークショップでは、チーム内で一人一つのアイデアの提案をマストにしていたので、必然的に自主性を出していく必要性がありました。自分自身の提案には自信がなかったものの、チームメイトが親身に向き合い、アドバイスをもらえたことで自信がつくようになりました。自分のアイデアを出していくうえでも周りの仲間の存在は欠かせないなと感じました。(先進理工学部3年)

 

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