プロフェッショナルズ・ワークショップ2023(TBS&早稲田大学)は、連携先のみなさまの多大なお力添えによりすべてのスケジュールが終了しました。
ワークショップ概要
企業名:株式会社TBSテレビ(以下、TBSテレビ)
テーマ: 「ニュース報道の未来とは?あすの映像ジャーナリストを考える」
参加学生数:14名(ワークショップ中は3チームに分かれて進行)
活動期間:2024年1月25日(木)~2024年3月14日(木)
公式ワークショップの回数:上記期間中、9回実施(うち3回をTBS社屋で開催)
ワークショップテーマ概要(一部募集要項から引用):
スマートフォンを中心とした情報社会になり、新たな映像ビジネスが隆盛する中、新型コロナウイルスの世界的な感染により人々のライフスタイルは急速に変化しています。その中で、TBSが10年後も信頼される会社であるために、そして報道機関として信頼されるメディアであり続けるために、未来の状況や技術の進歩を踏まえてどのようなチャレンジが必要か、ストーリーを考えて学生らしい発想で提案することが求められました。
募集要項はこちら
公式ワークショップ活動の様子
■第一回オリエンテーション(1/25)、交流会(2/6)
多数の応募者の中、ESや面接の選考を経た14名の学生がTBS本社に集まり、学生、TBSテレビのご担当者様、大学職員による自己紹介を含めたオリエンテーションを実施しました。また、TBSテレビの企業としての理念、報道局の概論、さらにTBSテレビがリリースしているアプリ「NEWSDIS」に関する講義も行っていただきました。交流会は、積雪の影響で対面での実施が困難となり、急遽オンライン開催となりました。アイスブレイクとして「嘘つき自己紹介」に挑戦し、またアイデア出し・発想法の紹介等も行いました。残念ながら対面実施はできませんでしたが、画面越しに学生の笑顔を見ることができ、人となりが良くわかる交流会となりました。

オリエンテーションの様子
■第二回映像取材 (1/30)、第三回編集体験 (2/8)
「映像取材」関するワークショップでは、取材時の撮影技術をレクチャーいただきつつ、実際に使用しているテレビカメラを使った撮影体験と、取材経験に基づく現場での心構え、実際の報道番組を想定した番組構成の組み立て方等を学びました。「編集体験」では、映像編集技術に関する講義を受けたのち、3グループに分かれ、同一の映像素材を使った編集体験をさせていただきました。もともとは全く同じ映像素材にも関わらず、編集の仕方、映し出すタイミングによって印象が変わるということ、また、決められた放送時間の中で、印象に残る映像を伝える難しさを学びました。この第二回、第三回のワークショップでは、話を聞くだけでなく、実際に働く方の技術を体験する回となり、この体験を通じて、その仕事の奥深さや専門性に触れることができました。

第二回講義の様子
■第四回企画立案「取材テーマ」策定(2/15)
第4回では、ディレクターがどのように番組制作へ関わっているかについてご説明いただき、第三回に続いて映像取材に関する講義を行っていただきました。映像を撮るときの心構えとして、1シーン毎に画角を考えており、そのこだわりの積み重ねで映像が作られていることを教えていただき、プロの方の仕事への取り組み方をさらに知ることできた回となりました。
■中間報告会(2/22)
中間報告会では、今回のテーマ「ニュース報道の未来とは?あすの映像ジャーナリストを考える」をより具体化した「2023年の映像取材を踏まえた10年後とは」について、3チームそれぞれが発表しました。発表後にTBSテレビ講師の方々からご講評をいただき、学生らしい提案内容や、発表スキルの高さを評価いただいた一方で、提案内容の裏付けや具体性が欠けている点についてもご指摘をいただきました。学生は自分達の課題が見つかり、最終報告会に向けた有意義な時間とすることができました。

■最終報告会にむけたグループワーク(2/29、3/7)
最終報告会にむけたグループワークを実施。講師陣の方々もお忙しい中日程を調整いただき、各チームの議論にご参加いただきました。各チームは、現場で働くプロの方の意見を聞きながら自分たちの提案についてブラッシュアップを進めました。また、公式で設定したワークショップ以外でも自主グループワークを進める様子が見受けられ、時には大学職員も参加しながら一緒に議論を重ねていきました。
■ 最終報告会(3/14)
最終報告会では、各チームがこれまでのワークショップでの学びを元にアイデアを練り上げ、考え抜いた提案のプレゼンを行いました。発表後は、株式会社TBSテレビ常務取締役渡辺正一様を始め、沢山のプロフェッショナルズからご講評をいただきました。中には、「TBSテレビに検討結果を持って帰り、社内でも議論したい」というコメントもいただき、今回の学生の発想を高く評価いただく場面もありました。最後には渡辺様から、学生一人ひとりに対し本ワークショップの修了証授与式が行われました。報告会終了後は各チームに分かれ、今回のワークショップでの活動内容を振り返り、自他の評価を言語化して共有しました。フィードバックを受けた学生からは「今まで意識していなかった自分の長所に気づけた」といったコメントもあり、チームメンバの言葉をしっかり受け止めた姿が非常に印象的でした。


全員で記念撮影
参加者の声
- 非常に充実したワークショップでした!学部時代では、視聴者目線でメディアの課題を考えました。しかし、実際に社員の方から放送業界や仕事について詳しく教えて頂き、ワークショップを通じて制作側の視点から未来のジャーナリズムについて真剣に考えられました。学年や学部を超えて意見を交わし、最終報告会では自分達なりの答えを提示できたことも良かったです。また、自分の強み・弱みに気付くキッカケにもなり、改めて自分自身を見つめ直す機会になったとも感じています。
私は唯一学部4年で参加した学生でしたが、本当に参加して良かったと思っています!大学職員の方も優しく接してくださるので安心ですし、学生時代でしか出来ない貴重な経験になることでしょう。少しでも興味を持ったら、是非応募してみてください!!(政治経済学部 4年) - このワークショップの魅力は何よりも、充実感だと思います!学部を越えて参加する学生たちと、協働し、切磋琢磨していく道のりには確かに困難も伴います。しかし、グループの中でそれぞれが欠かせない役割を果たしつつ、上手くかみ合って活動が進んでいった先の最終報告会では、素晴らしい達成感を味わうことができます。また、TBSの方々にこれほどまで質問できて、しかもそれに対して真摯に答えてもらえる機会はまたとないものだと思うので、メディア業界に興味がある人にもぜひおすすめします!(文学部 2年)
担当職員後記
- 本ワークショップの期間で、各チームの議論に参加させていただく機会が多くありましたが、参加学生の思考力、発言力の高さに大変驚きつつ、私自身もよい刺激を受ける期間となりました。正解のない課題に対して、共通の志を持った仲間と協力して形にするという経験は、学生の方にとっても非常に有意義かつ、成長できる時間だったと思います。これらの経験をもとにさらに活躍してくださることを願っております。
- 学部、学年の違う学生がチームとなって、正解の無い課題に取り組むことは決して簡単な事では無いと思います。壁にぶつかりながらも考え抜いた学生の皆さんの経験は、必ず今後の糧になります。今回のWSで得た気付きを、是非今後の学生生活に繋げて頂ければ嬉しいです。
問い合わせ先
教育連携課
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