1階の寮エントランスでは、フロントデスクが24時間体制で建物全体の警備・設備保守を行い、寮生の安心と安全をサポート。また、イートインスペースが充実したコンビニエンスストアも設置されています。また、地域交流スペースでは、本学の生涯学習機関である早稲田大学エクステンションセンターの公開講座を中心に、地域社会に向けた多様なプログラムが展開されています。
2階には寮生の共用施設として、SIプログラムが実施される多目的教室のほか、音楽室やフィットネスルーム・ラウンジ・浴室など、寮生同士が交流を図ることのできる場が提供されています(2階の一部は寮室スペース)。また、ハウスマスター(寮長・寮母)や寮内スタッフも常駐しており、快適で安全な寮生活をサポートしています。
3~11階が寮生の生活空間です。男子専用フロア、女子専用フロアにはセキュリティ付の専用エレベーターでアクセスします。寮室は原則4人1ユニットとなり、各ユニットには個室と4人で利用するリビングが用意され、寮生同士が積極的に交流することでグローバルなネットワークを築くことができます。また、各フロアに24時間利用可能なコミュニティキッチン、シャワールーム、ランドリールームが設置され、手間のかかる水回りはスタッフが清掃します。
地下階には駐輪場(寮生用・一般用)と駐車場(コインパーキング)等が設置されています。
寮室は全室個室です。個室にはベッドやベッドマット(※1)、エアコン、机、椅子、2ドア冷蔵庫などの基本設備が完備されていますので、スーツケースひとつの荷物で新生活をスタートできます。原則4人1ユニット(※2)となり、リビングを4人で共有。入寮後はユニットごとに寮生が「ユニットセッション」を実施し、個室やリビングで音楽を楽しむ時や携帯電話で会話する時の音をはじめ、リビングの掃除頻度やエアコンの設定温度などについて、同じユニット内で生活する上でのルール作りをします。異なる環境で育った者同士が共に生活し、SIプログラムで学びながら日々コミュニケーションを重ねることで、グローバルなネットワークを築くことができるでしょう。
寮生の共用施設として、SIプログラムが実施される多目的教室のほか、ラウンジ・ロビー、防音室対応の音楽室、軽運動が可能なフィットネスルーム、浴場(男子・女子)など、寮生同士が交流を図ることのできる場を提供。
また、各フロアには交流スペースを兼ねたコミュニティキッチン、シャワールーム、トイレ、ランドリールームが設置されています。
WISHが開設されている中野国際コミュニティプラザは、屋上を緑化し、太陽光発電設備を設置するなど、環境負荷を低減する環境性能の高い建築計画で建設されています。
寮室は原則4人1ユニットとなり、ユニットは4つの寮室(個室)とリビングから構成されます。寮室とリビングはすべて外部に面する配置となるため、自然採光および眺望が確保できます。また、暗くなりがちな中廊下への採光は、外部側・廊下側ともに、ガラス張りのリビングを通して行います。
リビングのバルコニーの先端に「整流フィン」を設置することにより、個室部分とリビング部分の外壁に沿って流れる気流に気圧差を発生させ、自然換気を促しています。各個室から外気を取り入れ、個室の通気口よりリビングへ抜ける自然換気を実現しています。
国際学生寮WISHの入る早稲田大学中野国際コミュニティプラザは、国土交通省の「住宅・建築物省CO2先導事業」の採択により補助金を受けています。各フロアの水道・電気使用状況はモニターにてランキング形式で確認することができ、電気および水道の使用量を節約するよう寮生へ意識付けています。
外観