Residence Life Center早稲田大学 レジデンスセンター

その他

マレーシア研修(2019年9月実施)
ミッション「マレーシアの若者の、TOYOTAに対するブランドイメージの“実態とブランディング施策”を提案せよ!」

今回のミッションは、「マレーシアの若者の、TOYOTAに対するブランドイメージの“実態とブランディング施策”を提案せよ!」。舞台はマレーシア 、クアラルンプール。16名の寮生が4グループに分かれてこの難題に挑みました。挫けそうになりながらも各グループ議論と修正を重ね、オリジナリティー溢れる施策を打ち出しました。

挑戦と成長

前期SIプログラムのアワードに選出され、参加することになった6泊7日のマレーシア研修は、私にとってとても貴重で特別な経験となった。見たことのない世界、考えたことのない問題、私にとってこの研修は初めての連続で、他では経験できない学びが多くあった。

はじめに、マレーシアは私にとって初めての発展途上国であり、見る景色が全て新鮮だった。今まで私が住んでいたアメリカ合衆国は多民族国家ではあったが、マレーシアは人種に加え、文化も言語も多様だった。住んでいるみんながみんな、英語を話せる環境ではなく、そこで私は真の多民族国家の形を見られたと感じている。全国民が自分の文化と言葉に誇りを持ちながらも、他の文化を尊重し、共存している様子が見られた。旅行者である私たちに対しても常に親切で丁寧に対応してくれて、過酷な研修中も人の優しさに心が温まった。

研修内容は、将来とても役に立ちそうな経験、学びがあったと感じている。今回は事前研修で与えられた課題について、グループで方向性を話し合いプレゼンテーションの準備を進めた。1 年生の私にとってこのようなビジネスレベルの課題への挑戦は難題であったが、自分の成長を信じて仲間とともに挑んだ。実際の活動としては、日本出発前から下調べなど事前準備をスタートさせ、現地では直接アンケートを取り、日々の終わりにはビジネスレベルでのフィードバックを受けながら施策を修正し、英語でプレゼンテーションを行うといった内容であった。異国の地で言葉の壁を感じながらの調査や、ほぼ初対面の寮生同士、限られた時間の中での発表準備を体験できた本研修は、これまでの自分の殻を破り、新たな自分を試すことができた良い機会となった。

そしてもう1つこの研修に参加して得られたものがある。それは7日間で共に学んだ仲間の存在だ。全力でふざけ合い、そして全力で真剣な話ができ、語りあえる仲間はそうそういないと断言できる。WISHで生活していてもこのような仲間にすぐ出会えるわけではない。この研修があったからこそ、一緒に辛い思いをし、歩き周り、話し合い、考える中で強い絆が生まれたのだと感じている。途中、思い通りに進まず、辛くて逃げ出したいと思うこともあったが、今振り返ると、とても濃く、学びの多い楽しい研修だったと思う。今後も、難しいと感じる課題に直面した際にはこの研修での経験を思い出し、さらなる自己成長のためにも積極的に挑戦していきたい。

(K.R.)

早稲田大学レジデンスセンターは、早稲田大学の学生寮に関する運営政策の企画立案ならびに学生サービスのための機関です。

Page Top
WASEDA University

早稲田大学オフィシャルサイト(https://www.waseda.jp/inst/rlc/)は、以下のWebブラウザでご覧いただくことを推奨いたします。

推奨環境以外でのご利用や、推奨環境であっても設定によっては、ご利用できない場合や正しく表示されない場合がございます。より快適にご利用いただくため、お使いのブラウザを最新版に更新してご覧ください。

このままご覧いただく方は、「このまま進む」ボタンをクリックし、次ページに進んでください。

このまま進む

対応ブラウザについて

閉じる