親元を離れ上京し不安な気持ちで入寮したとき、学生寮のドアの向こうでRA さんが温かい笑顔で迎えてくれました。「私はひとりじゃないんだ」と安心できた時のことを今でもはっきりと覚えています。科目登録など大学生活のいろはから、体調管理、将来のことまで、親身に相談にのってくれるRAさんの姿に接し、「あの時の私のように、みんなの日常の不安を取り除いてあげたい」と思いRAになりました。
国際学生寮は「寮内留学」であると思っています。育ってきた環境の違う寮生たちが、イベントや日々の交流で、“自然体に”展開される活発なコミュニケーションの中で心を交わしていくうちに、文化とことばの壁は次第に取り払われていきます。
「いってらっしゃい」「おかえり」「ちゃんと食べてる?」という言葉が飛び交う、WISHはまさしく「大家族」です。私ももちろん、RAはみんな24時間365日、どんな時でも寮生をサポートしたいと願っています。寮生の喜怒哀楽を共有して寄り添い、「嬉しいことを一緒に喜び不安なことは半分こ」。身近な大学の先輩として「ああなりたい」と思ってもらえるよう日々自己研磨に取り組み、お姉ちゃん・お母さんのような頼もしい存在になれるように、これからもRAとして成長することが私の目標です。
(2014年度RA R.M.)