Chair of the State of Qatar for Islamic Area Studiesカタールチェア

About us

事業概要

教員Teaching and Researching staff

本事業に主に携わるチェアプロフェッサーを中心に研究員を雇用し、早稲田大学およびカタール大学の関連分野の教員が密に連携しながら事業を推進する。

アブドゥッラー・バーブード チェアプロフェッサー

アブドゥッラー・バーブード氏は、地域的・国際的な経験を有するオマーン出身の研究者です。ビジネスや国際関係を専攻し、MBA、国際関係学修士を取得後、ケンブリッジ大学にて国際政治経済学の博士号を取得しました。これまで、アジア、欧州、アメリカにおける諸大学や諸機関において教育研究に従事してきました。シンガポール国立大学(Middle East Institute)ならびにカタールのハマド・ビン・ハリファ大学(College of Humanities and Social Sciences)で訪問教授を歴任しました。また、カタール大学Gulf Studies ProgrammeやGulf Studies Centerの所長、ケンブリッジ大学のGulf Research Centerの所長も務めました。

教育研究では、国際関係、国際政治経済、特にグローバリゼーションや地域主義に焦点を当てきました。専門領域は、湾岸協力会議(GCC)の経済的、社会的、政治的発展およびその対外的・地政学的な関係です。また、国際的な研究機関やシンクタンクのメンバーを務めているほか、複数の学術機関の理事会や世界的な研究プログラムの顧問でもあります。加えて、国際ビジネスや国際関係に関する助言、トラックⅡの外交・紛争解決にも参加しています。幅広い出版を通じて発信し、国際会議・セミナー・メディアのスピーカーにも頻繁に招待されています。

 

保坂 修司 上級研究員(研究院教授)

慶應義塾大学文学部、同大学院文学研究科修士課程で東洋史を専攻しました。現在の専門はペルシア湾岸地域の近現代史ですが、ジハード主義の思想や運動、中東メディア論、ゲームやマンガ等のポップカルチャーなども研究対象にしています。
クウェート、サウジアラビア、エジプトに居住していた経験があり、在クウェート日本大使館で勤務していた1990年8月には湾岸危機に遭遇、「イラクの客人」(人質(?))として4か月間バグダードから出られなくなるという稀有な体験をしました。 その後、日本学術振興会カイロ研究連絡センター長、近畿大学教授、日本エネルギー経済研究所理事・中東研究センター長などを歴任し、2021年から25年までの4年間、日本中東学会会長をつとめました。
おもな著書に『乞食とイスラーム』(筑摩書房)、『サウジアラビア——変わりゆく石油王国』(岩波書店)、『新版オサマ・ビンラディンの聖戦と生涯』(朝日新聞出版)、『イラク戦争と変貌する中東世界』(山川出版社)、『サイバー・イスラーム——越境する公共圏』(山川出版社)、『ジハード主義——アルカイダからイスラーム国へ』(岩波書店)などがあります。

 

 

アレクサンデル・マレト 主任研究員(研究院准教授)

アレクサンデル・マレト(Alexander Mallett)はユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの歴史学学士号および中世学修士号、ならびにエディンバラ大学のイスラム教史学博士号(2009年)を取得しています。以後、バーミンガム大学、ロンドン大学ロイヤル・ホロウェイ、エクセター大学、ライデン大学など、欧州の多数の機関に務めてきました。研究では、中世におけるイスラム教とキリスト教の関係を調査し、特にレバントにおけるフランク軍の植民地化時代の聖戦(1097~1291年)に焦点を当てています。出版物には、「Popular Muslim Reactions to the Franks in the Levant」(出版元Ashgate、2014年)、編集・著作した「Medieval Muslim Historians and the Franks in the Levant」(出版元Brill、2014年)、「Franks and Crusades in Medieval Eastern Christian Historiography」(出版元Brepols、2021年)、共同編集を行った5巻の参考文献「Christian-Muslim Relations. A Bibliographical History, 600-900」(Brill、2010~2013年)などがあります。エクセター大学の同僚と共著「Magic in Malta: Sellem bin al-Sheikh Mansur and the Roman Inquisition, 1605」(出版元Brill)が2021年中に出版される予定です。早稲田大学高等研究所での3年間は、エジプトの著作家アル=マクリーズィー(al-Maqrizi)のアイユーブ朝時代(1171~1250年)に関するアラビア年代記「al-Suluk」の編纂と翻訳に取り組みました。

 

黒川 智恵美 講師

広島大学大学院国際協力研究科にて教育学の修士号および博士号を取得しました。専門は比較教育学および国際教育開発論で、主にスーダン移民・難民の教育について研究しています。その他、ムスリム移民の学校給食課題や、学校選択に関する研究にも取り組んできました。

民間企業勤務、在スーダン日本国大使館専門調査員、上智大学総合グローバル学部での日本学術振興会特別研究員PDを経て、現職に至ります。主な業績として、共著論文” Reversing brain drain to brain gain: Examining the drive of educated Sudanese migrants to return and contribute to their home country.” (International Journal of Educational Development, 2025年)、単著論文「スーダン人高度人材の帰国と母国への貢献意識-頭脳流入をめぐる揺らぎに注目して-」(『比較教育学研究』、2024年)などがあります。また、絵本『アミーラの日記 スーダンの革命と紛争』の監訳も手がけました。

 

 

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