土壌の炭素貯蔵量は地上バイオマスが貯蔵する炭素の3~5倍あります。地上バイオマスは大気中の光合成によって炭素を取り込み、それを地中に押し込めるポンプの役割を果たしているといえます。この炭素を土壌中に留めておくことが不可欠ですが、化石燃料の採掘、土地利用を変えるときの土壌攪乱などによって、大量の炭素が土壌中から大気に放出されているのが現実です。
環境省の環境研究総合推進費では土地利用変化による土壌炭素の変化を評価するため「森林と農地間の土地利用変化に伴う土壌炭素変動量評価とGHGインベントリー(※)への適用研究」を実施しています。この研究に関連して、土壌が果たす地球温暖化軽減の役割を一般市民に解り易く説明するためのワークショップを下記のように開催します。
※GHG(Greenhouse gas; 温室効果ガス)インベントリーとは、国が一年間に排出・吸収する温室効果ガスの量を、排出源・吸収源ごとに示すものです。国連気候変動枠組条約締約国である日本は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)インベントリガイドラインに従って温室効果ガスインベントリを作成し、公表する義務があります。
環境省の環境研究総合推進費では土地利用変化による土壌炭素の変化を評価するため「森林と農地間の土地利用変化に伴う土壌炭素変動量評価とGHGインベントリー(※)への適用研究」を実施しています。この研究に関連して、土壌が果たす地球温暖化軽減の役割を一般市民に解り易く説明するためのワークショップを下記のように開催します。
※GHG(Greenhouse gas; 温室効果ガス)インベントリーとは、国が一年間に排出・吸収する温室効果ガスの量を、排出源・吸収源ごとに示すものです。国連気候変動枠組条約締約国である日本は、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)インベントリガイドラインに従って温室効果ガスインベントリを作成し、公表する義務があります。
日時
2016年11月30日(水)13:30-15:00
場所
早稲田大学 コレド日本橋ホール(地図はこちら)
申し込み
事前申し込み制(参加費無料)申込フォームよりお申込みください。
参加
無料、学生・教員・市民参加可能
主催・共催・後援
主催:持続型食・農・バイオ研究所
共催:森林総合研究所、農業・食品産業技術総合研究機構
後援:日本土壌肥料学会、日本ペトロジー学会、森林立地学会