Research Organization for Open Innovation Strategy早稲田大学 オープンイノベーション戦略研究機構

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(終了)化学にかかわるカーボンニュートラルを目指したオープンフォーラム

化学にかかわるカーボンニュートラルを目指したオープンフォーラム

開催趣旨

2050年カーボンニュートラル社会構築にむけて、化学にかかわる全ての関係者が連携して、機能、素材、システムの提供に加え、原料・資材の循環炭素化、製造プロセスの低炭素化、投入エネルギーの低炭素化等を達成する事が必要です。
そのために、産学官連携による先端化学知の社会実装、動脈-静脈連携を含めた企業間連携を議論するために、フォーラムを開催する事としました。皆様の積極的なご参加をお願い致します。

主催

早稲田大学 オープンイノベーション戦略研究機構
持続可能なエネルギー環境技術創出リサーチ・ファクトリー

共催

早稲田大学 理工学術院総合研究所

開催日時

2022年2月21日(月)13:30-17:30 (開場13:00)

開催場所

リモート(Zoom)*

*人数制限がございますが、会場参加ご希望の方は、申込時に事務局へ会場参加希望の旨をご連絡ください。

参加対象者

化学にかかわるカーボンニュートラルを目指す全ての関係者、産学連携に関心のある企業・機関の皆様

フォーラムの進め方

講演ごとに、質疑応答の時間を設けます。活発な議論を頂きたく、質問ご意見等を積極的にお願い致します。

プログラム

2月21日(月)

13:00 開場
13:30 ~ 13:40 主催者挨拶

早稲田大学 オープンイノベーション戦略研究機構 副機構長 中谷 義昭

13:40 ~ 14:20 基調講演

経済産業省 製造産業局 素材産業課 課長 吉村 一元 氏

 2050カーボンニュートラルを踏まえた化学産業の方向性について

化学をはじめとする素材産業は、自動車や電機電子、医薬品・消費財、建設資材など、我々の身の回りにあるありとあらゆる製品の素材を供給することで社会経済を下支えするリーディングインダストリーであり、これら多種多様な素材は、それ自体が日本の競争力の源泉となっています。昨今の2050年カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミー等の動向も踏まえつつ、新たなイノベーションの創出に向けた今後の日本の素材産業の方向性について述べます。

14:20 ~ 15:00

早稲田大学理工学術院 先端理工学部 応用化学科 教授 松方 正彦

 カーボンリサイクルを目指した新しい化学プロセスとコンソーシアム設立について

化学産業においてカーボンニュートラルを達成するためには、二酸化炭素の水素化による原料化反応の開拓と、プロセスの革新的な省エネルギー技術の開発が不可欠です。また、バリューチェーンの川下に至るまで、化学産業全体のカーボンニュートラル化が必要です。個社の努力によるばかりではなく、バリューチェーン全体での技術情報の共有と新技術の公共財化がカギと考え、コンソーシアムの設立を提案します。

15:00 ~ 15:10 =休憩=
15:10 ~ 15:50

住友化学株式会社 取締役副社長執行役員 上田 博 氏

 住友化学のカーボンニュートラルへの取り組み

2050年カーボンニュートラルに向けて、住友化学は「責務」と「貢献」の両面から全社を挙げて研究開発を加速させています。なかでも、プラスチックのケミカルリサイクルは化学技術力を結集すべき重要な技術開発と考えており、講演ではケミカルリサイクル技術の社会実装に向けた当社の取り組みを紹介します。

15:50 ~16:30

デンカ株式会社 常務執行役員 環境対策推進統括 渡邉 祥二郎 氏
        エラストマー・インフラソリューション部門 特殊混和材部 技術・マーケティンググループ課長 五十嵐 数馬 氏

 デンカのカーボンニュートラルへの取り組みと環境貢献製品の紹介

当社は、独自の強みである水力発電を中心とする再生エネルギーの拡大や、カーボンリサイクル技術の導入により、2050年の温室効果ガス排出ネットゼロを目指します。また、独自技術を活かした環境貢献製品を通して、社会全体の環境負荷低減に努めてまいります。今回の講演では、当社が目指すカーボンニュートラルへの方策と、CO2削減に資する製品の一例を紹介いたします。

16:30 ~16:55

早稲田大学理工学術院 先端理工学部 応用化学科 教授 門間 聰之

 蓄電池および蓄電システムに関する先端化学知と社会実装に向けた取り組み

蓄電池の高性能化のためには、材料の提案にとどまらず、製造プロセスの検討や安全性の担保も実社会に実装するためには必要です。本講演では、本学で行われたいる材料提案の例を紹介します。また、蓄電池を使いこなすための評価技術の開発と、社会実装への取り組みを紹介します。 

16:55 ~17:20

早稲田大学理工学術院 先端理工学部 応用化学科 教授 野田 優

 化学技術の開発と評価の両輪と、化学知の社会実装の試み

カーボンニュートラルに向け多様な新技術が検討されていますが、導入の仕方によっては却って負荷を増やしかねません。社会導入のシナリオを設定、客観的に評価して効果を定量化、技術開発にフィードバックする初期の試みを紹介、課題解決に向けた技術の社会実装の在り方を議論する予定です。

17:20~17:30 まとめ

早稲田大学理工学術院 先端理工学部 応用化学科 教授 松方 正彦

お申込み方法

※事前登録制
本フォーラムに申し込みを希望される方は、QRコードまたは下記リンク先申し込みフォームよりご登録ください。
申込みQRコード 申込フォームはこちら→ 申込フォーム

お問い合わせ

早稲田大学オープンフォーラム事務局(株式会社キャンパスクリエイト内)
waseda_forum@campuscreate.com(@を半角にしてください)

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