Organization for Islamic Area Studies早稲田大学 イスラーム地域研究機構

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【報告】「トルコ班」第1回研究会

「トルコ班」第1回研究会(2017年6月30日開催)

◆報告者:長谷部圭彦氏(早稲田大学イスラーム地域研究機構次席研究員)

◆報告題目:オスマン教育史の研究動向―Selçuk Akşin Somel氏とUğur Ünal氏

◆会場:早稲田大学9号館 103号室

◆参加人数:7名

◆内容:本機構トルコ班は、「近代オスマン帝国における軍事と教育」と題する国際シンポジウムを、2017年10月に開催する予定である。この度の研究会は、その準備を兼ねて、本機構次席研究員である長谷部圭彦が、オスマン教育史の研究動向を紹介したものである。報告者は、これまでの研究を5段階に整理したうえで、第5段階にあたる2000年前後以降の研究の特徴として、世界史的観点、社会史的関心、「切り口」としての教育、個別テーマの進展、専論的通史の登場などを列挙した。そのうえで、10月にお招きするSelçuk Akşin Somel氏(サバンジュ大学准教授)とUğur Ünal氏(首相府オスマン文書館館長)の経歴と業績を紹介し、これまでの研究の流れのなかに両氏を位置付けようと試みた。参加者は7名(司会と報告者を含む)であり、研究会としては小規模であったが、国際シンポジウムに向けて準備が整いつつあるように思われた。9月には、軍事史の研究動向を扱う2回目の研究会を開催する予定である。(文責:長谷部圭彦)

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