※ 会場が10号館109教室に変更となりました。ご注意下さい(6/5追記)。
早稲田大学イスラーム地域研究機構では、アカデミー賞外国語映画賞を獲得したアスガル・ファルハーディー監督作品『セールスマン』日本公開に合わせて来日される同映画主演女優のタラーネ・アリードゥースティーさんをお招きし、同氏主演の本邦未公開2作品の鑑賞会とご本人を交えたトークショー(Q&Aを含む)を開催いたします。アリドゥスティさんは10代から映画出演のキャリアを誇り、特に近年ではファルハディ監督作『彼女が消えた浜辺』等での演技で国際的に高い評価を受けています。また、米国のトランプ大統領が今年の1月に発布した移民入国制限令に抗議し、『セールスマン』のアカデミー賞授賞式への出席をボイコットしたことでも知られています。
イラン映画界の第一線で活躍する方のお話が直接聞けるまたとない機会ですので、皆様のご来場をお待ちしております。入場無料、事前登録不要です。参加ご希望の方は直接会場にお越し下さい。
記
◎日時:2017年6月10日(土曜) 13:40開始 (開場 13:00)
◎会場:早稲田大学早稲田キャンパス10号館109教室 【キャンパスマップ】
※当初の会場から変更になりました。
◎プログラム
13:40 主催者挨拶
13:50 映画上映(1) 『私は15歳』 (2002年・イラン 110分)
15:40 休憩
16:00 映画上映(2) 『Modest Reception』 (2012年・イラン 100分)
17:40 タラーネ・アリードゥースティーさんのトークショー (Q&A含む)
18:20 終了
※ 映画はペルシア語で、英語字幕付きとなります。トークショーについては、ペルシア語・日本語通訳逐次通訳付きです。
※ アリードゥースティーさんご本人はトークショーのみの参加となります。
◎上映映画の紹介
・『私は15歳』 (I’m Tarane, 15. / من ترانه ١٥ سال دارم)
監督:ラスール・サドレアーメリー 2002年ロカルノ国際映画祭主演女優賞受賞
あらすじ:タラネは15歳の少女。彼女はアミールに求婚され、学校を卒業した後に結婚する約束をする。しばらくするとアミールが浮気をし、タラネは婚約を破棄する。ところがその時にはタラネは妊娠していた。
・『Modest Reception』 (پذیرایی ساده)
監督:マニ・ハギギ 2012年ベルリン国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞
あらすじ:戦争で荒廃した山道を車で進む男と女。お金を詰めた鞄を載せて、貧しい人々にお金を配ってゆく。善意なのか?名誉と誘惑を競うのか?心を病んだ者の賭けなのか?車が凍てつく大地を進むと、その答えはさらに不可解になり、緊張は耐え難い程に達する
◎主催:早稲田大学イスラーム地域研究機構 共催:株式会社スターサンズ/ドマ
◎本件に関するお問い合わせはメールでお願いいたします(宛先:islam-info[at]list.waseda.jp)。