佐賀県の自然・食・人々の繋がりなどを体感
2023年3月4日(土)、本学の系属校の一つである早稲田佐賀高等学校の生徒が多久聖廟(佐賀県多久市)から大隈重信記念館(佐賀県佐賀市)まで約29キロを歩く「第1回 早稲田の聖地さが 大隈重信100年ハイク」が行われました。
早稲田大学創設者の大隈重信は、1838年3月11日に佐賀県佐賀市に生まれ、1922年1月10日に大隈邸(東京都新宿区)で亡くなりました。2021年1月に100回忌を迎え、生誕地である佐賀県では、改めて大隈の偉業や事績を顕彰する事業「大隈重信100年アカデミア」を展開しており、本イベントはその一環として、佐賀県内で初めて実施されました。
(※以下、写真提供:佐賀県庁)

佐賀県の豊かな自然の中を歩く参加者
本学は佐賀県と2008年に包括協定を締結し、学生・教職員が参加する様々な交流事業を行ってきました。2018年からは佐賀県が大隈の生誕の地である佐賀県を本学の「聖地」としてPRする「早稲田の聖地さが創生事業」を実施しています。
参加した生徒同士の交流を促進
イベント当日、早稲田佐賀高等学校の生徒1年生(約240人)及び関係者参加のもと、多久聖廟から大隈重信記念館まで約29キロの道のりを歩きました。本イベントは、本学公認サークル「早稲田精神昂揚会」が主催する「本庄~早稲田100キロハイク」を参考に開催されたもので、参加者の中には、仮装して歩く姿も見られ、参加生徒同士による新たなコミュニケーションが生まれました。

仮装しながら歩く参加者
佐賀県の名産品を堪能
参加した生徒はほとんどが佐賀県外出身者で、途中の休憩では、佐賀のおいしいものを食べつつ、休憩所では、佐賀県の名産品(佐賀県ブランドイチゴ『いちごさん』、佐賀県ブランドみかん『さが美人』、全国でも、有数のブランド牛として定評のある『佐賀牛』)を楽しみました。

休憩時に佐賀県の名産品を楽しむ参加者
佐賀県内の名所を歩いて、「早稲田の聖地さが」の魅力を改めて感じながら、スタートから7~8時間かけて大隈重信記念館に到着しました。

ゴール地点(大隈重信記念館)の様子
参加した生徒からは「コース途中の田んぼや畑のきれいな緑の風景を楽しむことができた」、「初対面だった子とも仲良くなれてよかった」という感想が寄せられ、充実したイベントとなりました。