本学は、科学技術振興機構(JST)「研究成果展開事業 社会還元加速プログラム(SCORE)大学推進型」に2020年に採択され、早稲田大学としてのPoC(Proof of Concept)ファンド、早稲田PoC Fund Programを設計。大学の高い技術力を生かした社会実装の可能性を模索しています。本プログラムは、早稲田大学の研究成果を活用したビジネスアイデアに対し、PoC(プルーフ・オブ・コンセプト)と呼ばれるビジネス仮説検証を行うことにより、ベンチャー企業の設立を目指すこと目的としています。2期目となる2021年度は理工系の教員、大学院生による5つの研究開発課題がPoC活動を実施。
この度、約9か月にわたる活動の成果発表として、DemoDayを下記の要領で開催することとなりました。
活動期間中の試作品開発・市場調査等の事業化構想の状況と今後の展望について、研究者が語る貴重な機会となっていますので是非ご視聴ください。
【DemoDay開催概要】
・開催形式:オンライン開催 (YouTube live)
・対象:一般の方、教職員、学生
・主催:早稲田大学 アントレプレナーシップセンター
・詳細:チラシ(←クリック)からご確認ください
【研究シーズ・ビジネスアイデア発表者(発表各7分、質疑8分)】
- 感温塗料計測による半導体熱設計の革新
松田 佑 (創造理工学部 准教授) / 安倍 悠朔 (創造理工学研究科 修士2年) - 気相で保存できそのまま使える高分子と タンパク質の複合化分子認識・センシング材料の開発
武田 直也 (先進理工学部 教授) - 鉄鋼部材の塗装前工程を革新する 自動研磨ロボットの事業化
石井 裕之 (創造理工学部 准教授) - 耐海水性電気2重層容量を利用した海中通信
川原田 洋 (基幹理工学部 教授) - コオロギにおける有用共生微生物スクリーニング法 および効率的な微生物給餌法の開発
朝日 透 (先進理工学部 教授) / 早川 翔大 (先進理工学研究科 一貫制博士3年)
【視聴方法・お申込】
ご視聴には、WOI’22申請フォームから「一般参加申込(無料)」が必要です。
(参加申込された方はどなたでもご覧いただけます)
●事前申込はこちらから
早稲田オープン・イノベーション・フォーラム2022 (waseda-oif22.jp)
【本プログラムの成果:第1期採択課題からすでに2社が起業】
昨年度のPoCファンド採択課題からすでに2社が起業されました。
三宅丈雄教授(情報生産システム研究科)はハインツテック株式会社
中尾洋一教授(理工学術院 )はUssio.Labをそれぞれ設立されています。