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革新的なタンパク質検出技術が切り拓く創薬・ヘルスケアの新たな世界〜早稲田大学の研究成果を活用したBioPhenoMAが始動

“極微量タンパク質の検出”を可能とする革新的技術を有する株式会社 BioPhenoMA(バイオ・フィノーマ 本社:東京都新宿区、代表取締役 CEO:藤井 直人、以下 BioPhenoMA)は、早稲田大学ベンチャーズ株式会社が運用するファンドを引受先とする第三者割当増資により、この度2億円の資金調達を実施いたしました。2023年4月に設立し、創業時 に資金調達を行うことで、技術開発の加速と組織体制の強化を推し進め、生物医学分野の更なる進歩に貢献して参ります。

BioPhenoMAは、早稲田大学 伊藤 悦朗教授らが開発した、“極微量タンパク質の検出”を可能とする「酵素サイクリング改良法」を基幹技術とした、スタートアップ企業です。

タンパク質検出の方法については、長年の様々な研究成果の積み重ねにより、革新的な製品である「質量分析装置」 が開発されています。しかし、この検出方法においては、前処理の時間が掛かることや大型な装置が必要といった点もあり、 タンパク質検出をより一般的にするためには、更なる技術革新が期待されていました。伊藤 悦朗教授らがJST等の支援を得ながら開発した基幹技術「酵素サイクリング改良法」は、従来のサンドイッチ ELISA 法と酵素サイクリング法を組み合わせた革新的な検出方法です。BioPhenoMAは、”誰もがどこでも簡単に「極微量タンパク質検出」を行える革新的なプラットフォームを創生すること”をミッションに掲げ、創薬開発の効率化・個別化医療の実現のほか、薬品作用機序の解明を通じ、新たな創薬・治療ターゲットの創出を促進し、生物医学分野の更なる進歩に貢献します。

 

早稲田大学のシーズを活用した極微量タンパク質検出の研究開発型スタートアップ、BioPhenoMA社に早稲田大学ベンチャーズ(WUV)が約2億円の創業投資を実行|早稲田大学ベンチャーズ株式会社(WUV)のプレスリリース (prtimes.jp)

出資者からのコメント

早稲田大学ベンチャーズ株式会社 パートナー 丹羽 大介様

BioPhenoMA社は、伊藤先生らの発明と長年の学術研究をベースとした革新的な技術を有する会社です。起業及び 今回の資金調達により、専門性の高いメンバーと顧問陣、共同研究機関が集結しつつあり、研究開発がさらに加速できる体制が整ってきています。タンパク質の極微量検出は未踏の領域でした。これまで明らかになっていなかった生体現象のメカニズムが明らかになるインパクトは絶大です。日本発の本技術をグローバルに展開頂けることを願っております。

株式会社BioPhenoMAについて

設立:2023年4月

所在地:東京都新宿区西早稲田一丁目22番3号

共同創業者:代表取締役CEO 藤井直人  取締役CSO 伊藤悦朗

URL : https://www.biophenoma.com/

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