- センターについて
- 概要
Overview
概要
「早稲田大学法務教育研究センター(CPLER)」は、早稲田大学出身の法律専門家が連携して、法科大学院での専門職法学教育の在り方についての研究や法律実務に関わる理論的・応用的研究を行い、また法律専門職に対する継続教育などを広く提供することによって、優れた法律専門家を養成し、「法の支配」を基盤とした社会の発展に貢献することを目的に、2007年4月に誕生しました。
本センターには、その活動を推進するために、「研究部門」「教育部門」「学外連携部門」の3部門が置かれており、互いに連携をとって、研究部門での成果を、教育部門と学外連携部門が協力して、公開講座として開講するなどして、効率的に社会に還元していくことを考えています。
研究部門
臨床法学教育研究所・紛争交渉研究所・東アジア法研究所など学内のプロジェクト研究所あるいは学外の研究機関と連携して、社会に還元・貢献できる研究,専門職法学教育あるいは法律専門職に対する継続教育に役立つ研究を行うことを目的として、以下のような活動を行っています。
研究部門の事業例
- 専門職法学教育に関する理論的・実践的研究
- 臨床法学教育に関する理論的・実践的研究
- 継続法学教育に関する理論的・実践的研究
- 紛争解決および交渉過程の研究
- トランスナショナル・プログラムの開発
- 模擬裁判教材・ロイヤリング教材の開発
- スキル教育プログラムの開発など
教育部門
法律専門職に対する継続教育を初めとして、法律家の専門性・国際性を涵養するための教育プログラムなどを提供し、21世紀社会が求める法律専門職の人材育成を目指した教育事業を、研究部門および法務研究科の協力を得て、学外連携部門と連携しつつ、行っています。
教育部門の事業例
- トランスナショナル・プログラム:学術交流協定校との連携
- 弁護士に対する継続教育:日本弁護士連合会との連携 等
- 税理士補佐人特別研修講座:東京税理士会との連携
- 上海高級人民法院法官日本法研究講座:上海高級人民法院との連携
- 知的財産特別研修講座:財務省税関研修所との連携
- 大学院法務研究科修了生に対する継続教育:法務研修性制度 等
学外連携部門
稲門法曹の全国的な組織「稲門法曹会」について、会員相互並びに会員と法務研究科在学生及び修了生との連携を図ることを目的として、法律専門職に就いている早稲田大学出身の人材情報を管理し、修了生のための就職キャリア支援や法情報サービスの提供を行うとともに、エクスターンシップの受入先開拓なとを進めています。
学外連携部門の事業例
- 人材情報の管理: 稲門法曹会
- 法情報サービスの提供
- 修了生のための就職キャリア支援
- エクスターンシップ・プログラムの運営