Research Institute for Letters, Arts and Sciences早稲田大学 総合人文科学研究センター

その他

トランスナショナル社会と日本文化

研究内容

歴史用語「鎖国」の使用は、19世紀初め、志筑忠雄がケンペルの『日本史』の一部を「鎖国論」として抄訳したことに始まる。この用語は日本の近代化の過程において、脱却すべき日本社会の旧弊を象徴するものとして使用された。また、「島国社会」などもそのような旧弊を引きずる自己完結社会を示すイメージが濃厚であった。しかし、これらは日本が国民国家の育成と国際社会の一員となることに力を注いだ時代の言説であったと見ることができる。21世紀に入ってからは国家の枠組みを相対化して世界を捉えるトランスナショナルな視点が重視され、研究分野にも大きな変容が見られる。当研究部門では、「日本文化の固有性」という視点から解き放たれたトランスナショナル社会における日本文化の究明をめざす。

メンバー紹介

部門代表者

鶴見 太郎

研究所員

  • 飯山 知保
  • 伊川 健二
  • 小原 淳
  • 川尻 秋生
  • 久保 健一郎
  • 河野 貴美子
  • 下村 周太郎
  • 城倉 正祥
  • 甚野 尚志
  • 陣野 英則
  • 田中 史生
  • 谷口 眞子
  • 鶴見 太郎
  • 長﨑 潤一
  • 成澤 勝嗣
  • 藤野 裕子
  • 真辺 将之
  • 森田 貴子
  • 和田 修

招聘研究員

  • 赤松 秀亮
  • 海老澤 衷
  • 小川 仁
  • 佐竹 康扶
  • 高橋 龍三郎
  • 似鳥 雄一
  • 山口 えり

研究報告

2024年度

2023年度

2021年度

2020年度

2019年度

2018年度

2017年度

2016年度

  • 「トランスナショナル社会と日本文化」研究部門共催
    主催:日本古文書学会
    第四十九回日本古文書学会大会(2016.9.24~26)
    Waseda Rilas Journal 特集3 RILAS研究部門「トランスナショナル社会と日本文化」
    日本古文書学会大会開催記念展示記録

2015年度

2014年度

2013年度

※報告要旨集はこちらからご覧いただけます

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