心理学セミナーシリーズ「アートを鑑賞する心と脳の働き」
Psychology Seminar Series
- 日時:2024年10月1日(火)16:00~17:30
- 会場:早稲田大学戸山キャンパス33号館3階 第1会議室
- 講演者:川畑 秀明(慶應大学・教授)
- 開催形式:対面とオンライン(Zoom)
- 使用言語:日本語
- 主催:早稲田大学総合人文科学研究センター研究部門「行動・社会・文化に関する多角的アプローチ」
- お問い合わせ:田中 雅史 [email protected]
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内容・趣旨・目的
- 人はなぜアートを創り鑑賞し,なぜどのように美を感じるのでしょうか。古くはフェヒナーによって実験美学が誕生して150年,心理学では実験をもとにアートや美の問題を人の心働きとして明らかにしてきました。どのような対象に好意を抱き,心地よさや美しさを感じるのか,その条件に対する理解は随分と進んできました。また,この25年にわたり進展した神経美学は,脳の働きとしてアートや美を理解することに努めてきました。しかし,実験的環境下で様々な知見が蓄積されてきた一方で,日常や美術館などの具体的な文脈で,人がどのようにアートを感じ,鑑賞するかについてはほとんど明らかにされていません。また近年,アートが人々の生活にどのように役立つのかについての関心や期待も高まってきました。本公演では,日常文脈に立ってアートを捉え直し,人々がどのようにアートを鑑賞するのか,それがどのような効果をもたらしうるのかについてお話します。
プログラム
- 16:00-17:00 心理学セミナーシリーズ「アートを鑑賞する心と脳の働き」(川畑 秀明)
- 17:00-17:30 質疑・懇親会