通訳担当の到着が遅れ、10分遅れで開会した。まず、王暁明、王智明、朴姿映、千野がこれまでの講演を踏まえて、さらに踏み込んだ分析を発表した。それに対して、鈴木将久、楊駿驍が詳細なコメントを行い、さらに講演者が答える形で討論を進めた。議論は活発に行われ、予定した時間を30分延長して閉会した。日本語、中国語の二言語で行ったため、通訳にかなりの時間を消費し、フロアとの意見交換の時間が十分取れなかったことが惜しまれる。対面で20名、オンラインで24名が参加した。
終了後、講演者・ディスカッサント・通訳と参加者の中の希望者により、レストラン老北京でレセプションを行って、食事をしながらシンポジウムを振り返り、討論を深めるとともに懇親を図った。
(早稲田大学文学学術院教授 千野拓政 記)
プログラム
- 13:30 開会
- 13:35〜15:35 ミニ講演 王暁明、王智明、朴姿映、千野拓政
- 15:35〜15:50 ティーブレイク
- 15:50〜16:50 ディスカッサントの発言 王宏志、鈴木将久、楊駿驍
- 16:50〜18:00 座談会、討論
- 18:00 閉会
開催詳細
- 日時:2024年2月3日(土)13:40-18:30
- 開催方式:対面とオンライン(zoom)のハイブリッド
- 会場:早稲田大学戸山キャンパス33号館第1会議室
- 講演者:王暁明(中国上海大学教授) 、王智明(台湾中央研究院研究員)、朴姿映(韓国協成大学教授)、千野拓政(早稲田大学教授)
- ディスカッサント:鈴木将久(東京大学教授)、楊駿驍(早稲田大学講師)
- 主催:中国現代文化研究所/早稲田大学総合人文科学研究センター研究部門「東アジアの人文知」