PROJECT
教育・研究・居住性を一体で拡充する
西早稲田キャンパス再整備計画

キャンパス南側からの全景。
中央の高層建築が51号館。手前右側の建物が新52・53号館。
大学創立150周年、
理工創設125周年に向けた
西早稲田(理工)
キャンパスの再整備
西早稲田キャンパスでは52・53・54・59号館の建替えによる再整備を進めています。現52号館を含めたキャンパスの歴史や設計思想を継承しつつ施設面積を大幅に増やします。研究のイノベーションを創出する共創空間や新たな教育スタイルに対応した教室と実験教育環境の整備、学生の多様な学びの場の拡充を図っています。
また、新たな建物群は中庭を含めた自然とも調和し、学生・教職員の偶発的な出会いを誘発し新たな交流を生む計画としています。2026年4月に新52号館が完成、その後、2029年4月に新53号館、創立150周年を迎える2032年に新59号館の完成を目指しています。

▲ 中庭からの外観の様子
再整備の特徴
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01
延床面積の大幅な拡大
新52・53・59号館の合計延床面積約48,000㎡は、建替え前の建物の合計延床面積である約16,300㎡から約3倍に増床します。
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02
教育環境の充実
新しい教育の在り方を見据え多様な教育スタイルに対応できるフレキシブルな教室、理工創設当初から伝統の実際にものに触れ現象を体験することを重視する思想の基で最先端の実験教育を行うための環境を整備します。
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03
研究スペースの拡充
研究のイノベーション創出と研究スペースの狭隘解消として、研究室の学生や教員のための共用の共創空間「リサーチコモンズ」を整備します。
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04
偶発的な出会いを促す交流拠点
新53号館カフェテリアから新52号館ラーニングコモンズ、新59号館までの東西230mを水平に貫く特徴的な4階フロアを学生・教職員が自然に集う交流拠点として整備します。
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05
キャンパスの歴史と設計思想を継承
キャンパスの歴史を継承するために、日本建築学会賞を受賞している既存52号館を生きた教材「ヘリテイジ」として完全に保存し、新旧が共鳴するデザインするとともに、51号館を中心とした規律あるキャンパスグリッドの設計思想を踏襲します。
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06
副都心線西早稲田駅から直結する利便性
副都心線の西早稲田駅と新52・53号館・56号館が屋内地下通路で接続され、キャンパス内の建物へのアクセスが格段に向上します。

▲ 東西断面図

▲ 正門上部4階西→東を望む様子
※画像は全てイメージです。
学び・研究・交流が交わる、西早稲田キャンパスの未来の景色

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理工キャンパスで生まれた知が産業と地域へ還流する「知の循環」に直結し、さらには世界を動かす原動力となります。
『集まり散じて人は変れど仰ぐは同じき理想の光』のもと、新たな挑戦とイノベーションを力強く後押しします。
皆様のご賛同およびお力添えを賜りますようお願い申し上げます。