Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早大生リポート

香川はうどんだけではない 絶景、日本版ウユニ塩湖「父母ヶ浜」

香川県のインスタ映えスポットをご紹介

大学院教育学研究科 修士課程 1年
岩倉 稜(いわくら・りょう)

僕が「香川県出身です」と言うと、99.9%の人から一言「うどんだね」という反応が返ってきます。今回は、「いや、それだけじゃない、他にも魅力的なものがあるんだ」という、これまで抑圧されていた思いをここで紹介させてください(笑)。

香川県は47都道府県の中で最も面積が小さいのをご存じですか? だからこそ、短時間でいろいろな場所を巡ることができるのが魅力です。今回は食事編、景色編に分けて、厳選して紹介します。

では食事編から…。

元祖かまたまうどん

この写真を見て、「いや結局、うどんかい!」と思った皆さん、安心してください。このうどんは、ただのうどんではありません。“かまたまうどん”(※)発祥店のうどんなのです。

(※)釜揚げのうどんに生卵をからめて、しょうゆやつゆなどで味付けして食べるうどんのこと。

高松市から少し離れた綾川町という町にある「山越うどん」は、“うどん県”香川の中でも有名なお店の一つで、休日や祝日には店の位置がどこにあるか把握できないほど長蛇の列になります。そしてなんと、かまたまうどんは250円で食べることができるんです! 「安い」「おいしい」「かまたま発祥」という、良いところが盛りだくさんのうどん店です。

次に景色編へ移ります。

父母ヶ浜(写真提供:三豊市観光交流局)

香川県屈指の絶景として、紹介したいのはこちらの場所です。「あれ? どこかで見たことあるかも…」と思った人が多いのではないでしょうか?

そう、ここはウユニ塩湖です。…ではなく、「香川県のウユニ塩湖」と呼ばれている父母ヶ浜(ちちぶがはま)です。南米ボリビアにあるウユニ塩湖のように美しい水鏡が見られる父母ヶ浜が「インスタ映えする」と、最近かなり人気のスポットになってきています。本物のウユニ塩湖に行くには膨大な時間と何十万円というお金が必要ですが、香川県三豊市のウユニ塩湖(父母ヶ浜)には東京から5時間もあれば着き、交通費も数万円ほどで済みます。

干潮時や天候などの条件がそろえば、こんな写真も撮れるかも?(写真提供:三豊市観光交流局)

この父母ヶ浜が面している瀬戸内海は、とても穏やかな海です。ポツンと浮かぶ島々、その間を縫うように走る船舶は見ているだけでとても心が落ち着くので、僕も帰省したときはこの景色を見に行きます。

面積は小さいけれど、その中にたくさんの自然や文化の魅力が詰まった県、それが香川県です。長期休暇の際はぜひ旅行に来てください!

◎香川県はこんなところ◎

四国の北東部に位置し、瀬戸内海に面している香川県。県が「うどん県」を名乗っているなど、讃岐うどんが全国的に有名で、県外から讃岐うどんを目当てに訪れる人も多い。また、小豆島をはじめとしてオリーブ栽培もさかんで、オリーブが県花と県木に指定されている。東京から高松空港までは直行便で約1時間20分。

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