Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早大生リポート

アメリカにあるのに英語名ではない町「カラマズー」

カラマズーの町並み(カラマズー市のFacebookより)

川が運んでくれるエキゾチックな魅力

早稲田ウィークリーレポーター(SJC学生スタッフ)
国際教養学部 4年 レイチェル・シャーマン

2018年5月よりSJC学生スタッフ。ギターやオカリナ、歌や作曲が趣味。公認音楽サークルに所属。

こんにちは皆さん。今回はアメリカのミシガン州にある私の出身地「カラマズー(Kalamazoo)」を紹介したいと思います。カラマズーという町を聞いたことがありますか? 私には珍しくてエキゾチックに聞こえる名前で、カラマズーに住んでいる人の多くも同じように感じています。なぜかというと、「カラマズー」は英語ではないからなのです。

諸説ありますが、カラマズーはたくさんの池と川がある町で、先住民族(ネイティブ・アメリカン)「ポタワトミ族」の「ポットに入れた水が沸く前に川岸まで走って戻ってくる」という遊び「kikalamezo」に由来するという説があります。

ポタワトミ族については、鮮明な思い出があります。私が子どものころ、実家の前に3本の大きな松の木がありました。地面に積もっていた松の葉の渋い香りがチラチラと香る中、木陰で遊んでいた私は、枝で地面をつついて遊んでいました。すると突然何かに当たり、石のようなものが地面から出てきたのです。手に取ってみると、普通の石ではないことがはっきり分かりました。削られていて尖(とが)った形をした石でした。

お母さんに聞いてみると、「それはここに昔から住んでいたポタワトミ族の狩猟用のやり先ですよ」と教えてくれました。また、カラマズーの有名な「ダウンタウン・ブロンソン公園」には、ポタワトミ族が残した大きな土の塚がありますが、何を目的に作られたものなのか、よく分かっていないようです。

街の至る所に川が流れ、池も点在するカラマズー

カラマズーの魅力はポタワトミ族の深い歴史だけではありません。よく知られているのが、「ダウンタウン・カラマズー」にある、一風変わった店が多い、バラエティー豊かな商店街です。学生同士で行っても、家族で行っても、恋人同士のデートでもぴったりの場所で、服飾店、レストラン、モール、また美術館や映画館もあります。骨董(こっとう)品店やアートに関する店やジャズの店などもあります。

Elly MacKay氏が創作したプリント(Amy Zane: Store & Studio提供)

特に私が好きな店が「Amy Zane: Store & Studio」です。ミシガンの自然にちなんだグッズがたくさんあり、石から作られたジュエリー、地元芸術家による作品、半島であるミシガン州をプリントしたデザインの服など、誰もがきっとお気に入りのお土産を見つけることができます。

私の一番のお勧めは、絵本作家「Elly MacKay」の切り絵とイラストを組み合わせたプリントです。まるで別世界に運んでくれる魔法のような作品です。

「Air Zoo」の内部(撮影:レイチェル・シャーマン)

他に面白い名所としては、どんな世代の人でも楽しめる「Air Zoo」(飛行機の美術館)もお勧めです。飛行機や熱気球、また第二次世界大戦中の戦闘機なども展示されています。熱気球は乗ることもできますよ! 映画『スター・ウォーズ』などの特別展が開催されていることもあったり、一日中楽しめる美術館です。

私のふるさと、ミシガン州のカラマズーは歴史が深い、誰をも魅了する面白い町です。ぜひ、訪れてくださいね。

アメリカ・ミシガン州はこんなところ

アメリカ合衆国の中西部に位置し、五大湖地域にある。半島のような形をしていて、州の多くが湖に面している。州都はランシング市だが、自動車産業で知られるデトロイト市が人口最大の街。カラマズーはミシガン州の南西部にあり、人口は約7万4000人。小説家・永井荷風が20代の一時期住んでいた。

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