フラッと立ち寄り、サクッと食べられる、学生の味方
「コッペ」
【取材・文・撮影】
早稲田ウィークリーレポーター(SJC学生スタッフ)
政治経済学部 4年 當銘 啓太(とうめ・けいた)
早稲田キャンパスに通う学生なら見かけたことのある人も多い、早稲田小劇場どらま館の1階にできたコッペパンのお店、その名も「コッペ」。今年5月に名前もないまま開店したこのお店は、学生からの公募で8月に店名が決まり、外観も改装して、夏休み明けの9月下旬に今の形で再スタートしました。
ホットドッグ&コッペパンのメニューは、「プレーンドッグ」「チリドッグ」「ピーナツ&ホイップコッペ」「イチゴ&ホイップコッペ」の4種類。近隣のパン屋から毎朝仕入れているパンは、コンビニで売られているコッペパンよりももっちりしていて、フランスパンに近い歯応えがあります。プレーンドッグとチリドッグに使われているウインナーソーセージは、学生のためにと肉屋に交渉し、いいものを安く仕入れることができているそうです。
写真左:9月下旬に改装した外観。一番忙しい昼休みの時間帯にはアルバイトの早大生がヘルプしているそう
中央:注文を受けた後、黙々とホットドッグを作るスタッフの富塚さん、右:メニューは写真付きで分かりやすい
お店のモットーは「安く、速く、おいしく」。スタッフの方が「特に忙しくて待つのが嫌いな学生に食べてほしい」と語っていたその言葉通り、注文されてからものの10秒で出来上がるホットドッグやコッペパンは、サイズも大きく食べ応えがあるので、コスパ最高です! 小腹がすいたけれどお金も時間もない学生にぴったりだと思います。
また、コッペパンと並んで人気なのが、タピオカドリンク。味は全部で6種類(抹茶、キャラメル、ライチ、紅茶、マンゴー、ストロベリー)あり、ドリンクの味によってタピオカの味も異なります。これからの季節にお勧めしたいのが、ホットタピオカ。ホットと言ってもアツアツではなく、ストローで飲めるくらいの程よい温かさです。初めは「タピオカをホットで!?」と半信半疑だった私も、そのおいしさに納得しました。
売り切れになる日も出るほど着々と人気が出始めている「コッペ」ですが、とにかく「安く、速く、おいしく」を追求しているので、「実はこれでも原価いっぱいいっぱいで、正直利益は少ないんですよ」とおっしゃっていました。今回の取材を通して、お店の方の「学生の味方でいたい」という熱い心意気に触れ、個人的にもまた食べに行きたいと思っています。
店舗情報
【住所】 東京都新宿区戸塚町1-101
【営業時間】 11:00~16:00(土日祝休) ※長期休みは大学暦に準じる
スタッフの富塚さんから早大生へ一言
「すぐにご用意できますので、ぜひ食べに来てください。また、お店やメニューに対する意見や感想、ご要望もどんどん教えてください! 例えば、『スープのメニューが欲しい』『小豆のコッペが食べたい』など新メニューに関する意見や、『半分に切ってほしい』といったご要望など、何でもかまいません。学生のためのお店です!」