Waseda Weekly早稲田ウィークリー

早大生リポート

炭焼きの香りと共に味わう豚丼

丼から溢(あふ)れ出るこだわり
「炭焼丼専門店 どんぴしゃり」

【紹介者】
教育学部 3年
水上 智瑛(みずかみ・ともき)

早大南門通りの「早稲田小劇場どらま館」に隣接するビルに、2016年9月にオープンした「炭焼丼専門店 どんぴしゃり」は、店舗隣の「油SOBA専門店図星」や、以前『早稲田ウィークリー』で取材した「博多らあめんkokoroBA」と同系列のお店です。お昼時には行列が絶えない人気店で、店外にも炭焼きの香りが漂っています。

「肉」という大きな文字が目印

店長の根本俊介さんによると、店名の「どんぴしゃり」は、「丼」と米を指す「しゃり」を掛けているだけでなく、系列の店名「図星」と同じ意味を持つ言葉ということで名付けたそう。また、客層は早大生が8割程を占め、系列のラーメン店に比べると女性客が多いとか。

定番メニューの一つ「炭焼豚丼」は、豚肉150g、米200gの「小」から、完食したのは過去に2人しかいないという総重量が2kgもある「クレイジーモンスター」まで、量によって5段階に分かれています。

今回注文した「普通」は肉250g、米330g。上から見ると花びらのように盛り付けられた、丼からはみ出るほどの豚肉に目がくぎ付けです。

「炭焼豚丼(普通)」(税込み780円)

食材は米と肉、ホウレンソウとシンプルですが、その分一つ一つにとことんこだわっています。米は、米どころの地方出身学生も満足できるようにと、関東屈指の生産量を誇る茨城県産コシヒカリを厳選して使用しています。また、肉は茨城県産豚バラ肉を1cmの厚切りにし、豚肉本来の味を引き出す真空低温調理法を用いて仕込んだ後、炭火で1枚ずつ焼いてうま味を閉じ込めているそう。燻煙(くんえん)効果により香りも豊かで食欲をそそります。そして、白米と肉に合うよう少し甘めに仕上げたという自家製ダレは、だし汁、しょうゆ、みそ、糖類、かんきつ類などを煮詰めたもので、3年間試行錯誤して考案したとか。

香りとしびれが癖になる山椒はお好みで

早速一口食べてみると、炭焼き独特の香ばしさと共に、肉とタレのうま味が口に広がります。タレが濃すぎず、豚肉のジューシーさと絶妙なバランスです。次に山椒(さんしょう)を掛けてみます。中国・四川省産青山椒と漢源花椒(かんげんかしょう)の2種類をミックスした山椒は、癖になる香りとしびれが特徴で、箸が止まりません。マヨネーズベースの特製「みつもとソース」を加えるとさらに味が変わるので、必要な場合は店員さんに掛けてもらいましょう。

その他の定番メニューには、女性に人気という「炭焼鶏タル丼」があり、「炭焼豚丼」と共に持ち帰りが可能です。また、毎月29(にく)日に50食限定で登場する、「図星」のローストポークと「どんぴしゃり」の炭焼豚がコラボレーションした丼も要チェックです。

丼をがっつり食べて、じめじめする梅雨や暑い夏に向けて体力をつけましょう!

炭焼丼専門店 どんぴしゃり

【住所】 東京都新宿区戸塚町1-101-1 アルファ早稲田ビル1F
【TEL】 03-6228-0296
【営業時間】 平日・土曜日 11:00~23:00 日曜日休
【Webサイト】 https://twitter.com/kokorobazuboshi(Twitter)

 

 

カウンター席の奥にテーブル席がある

店長の根本さんから一言

「肉をおなかいっぱい食べたい人はぜひ! 炭焼きの香りもお楽しみください」

 

 

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