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11/1、2は早稲田祭と理工展へ! 注目企画とスタッフの裏側を紹介

(左から)吉田さん、峯脇さん。戸山キャンパス 学生会館アトリウムにて。手に持っているのは、早稲田祭のマスコットキャラクター「わせだサイくん」

11月1日(土)、2日(日)に開催を迎える「早稲田祭2025」。例年約20万人が来場し、“日本最大級の学園祭”と評される「早稲田祭2025」のテーマは、「人生に、つながろう」です。テーマに込めた思いや注目の企画について、「早稲田祭2025」運営スタッフ代表・副代表の2人にインタビュー! さらに、早稲田祭当日に向けて運営スタッフがどのような準備を重ね、早稲田祭を支えているのか、その裏側に迫ります。 また、同日西早稲田キャンパスでは、「第72回理工展」が開催! 今年のテーマや理工展ならではの企画も紹介します。

INDEX
▼「つながり」を、明日を生きる力へと変える早稲田祭に
▼好奇心が止まらない! 知の探究ができる理工展へ

「つながり」を、明日を生きる力へと変える早稲田祭に

「早稲田祭2025」運営スタッフ
代表 教育学部 3年 吉田 詩(よしだ・うた)
第三副代表 商学部 3年 峯脇 慶(みねわき・けい)
――「早稲田祭2025」のキャッチコピー「人生に、つながろう」には、どのような思いが込められていますか?

吉田:「明日を生きる力をもらえる早稲田祭にしたい」という思いが一番大きいです。早大生それぞれが違う背景、人生の中で頑張る意味を見いだし、約20万人が訪れる早稲田祭に関わります。

当日、来場者の方には、活気に満ちた雰囲気を通じて早大生の情熱を感じ取ってもらい、来場者同士でも交流しお互いの情熱や思いなどを共有することで、相手が努力する背景を知り、自分の活力に変えてほしいと考えています。

峯脇:多様なつながりを表現しようと、今年のロゴは「かさなるカタチ、 あらたなワタシ」というコンセプトで、異なる形が完全には重ならないデザインにしました。来場者がつながる中で新たな一面に気付き、新たな一歩を踏み出す力にしてほしいという思いを込めています。

「早稲田祭2025」のポスター(左)と、図形や色など試行錯誤して完成したロゴ(右)

――早稲田祭は“日本最大級”の学園祭として知られていますが、今年はどのような企画を予定していますか?

吉田:約450の企画を用意しており、一人ひとりの心に響くものが必ずあると思います。

峯脇:大型企画以外にも、 香水の香りを通して早稲田祭を記憶にとどめてもらうことを目的とした、オリジナルの香水づくりが楽しめる「Fragrance Lab」や、休憩所に設置した地図に来場者同士がお薦めの企画を書き込み企画情報を共有できる「ひとやすみ情報局 #わせ祭どこいった?」など今年ならではの試みもあるので、ぜひキャンパスを隅々まで回ってほしいです!

回り方に迷ったら、「謎解き周遊企画」がお薦めです。謎を解きながらキャンパスを巡ることで、自然と多様な企画に出合えます。また、「早稲田祭2025」のパンフレットには王道ルートや時間別のコースも掲載しているので、自分のペースに合わせて楽しんでもらえればと思います。

吉田:一番お薦めの企画は、11月2日(日)の17時15分から行われ、早稲田祭の締めくくりとなる「Ending Festival」です。出演者が全力でパフォーマンスし、思いを込めたステージになるので、ぜひご覧いただきたいですね。

早稲田祭が人と人をつなぐ襷(たすき)となることを願って作られたテーマソング『つながるは未来』。Modern Music Troop(公認サークル)に所属するバンド“ぴくぴく隊”が作詞・作曲した。11月1日(土) 13:10~13:20に、早稲田キャンパス3号館前ステージにてライブも行われる

――最後に一言ずつメッセージをお願いします。

峯脇:一人ひとりの個性が発揮されることで「早稲田祭2025」が形になると思うので、自分なりの楽しみ方や情熱の燃やし方で楽しんでもらいたいです。

吉田:当日のキャンパスには、現場でしか味わえない早稲田の熱意があふれているので、来場を検討している方には、その雰囲気を体感してほしいです。来ていただくからには後悔させない早稲田祭をお届けしますので、ぜひお越しください。キャンパスでお待ちしています!

運営スタッフの裏側を大公開!

「早稲田祭2025」運営スタッフは総勢約750名にも上り、会場整備・参加対応・開発・企画・広報制作・渉外・総務・財務の八つの局に分かれて活動しています。今回は、企画局・渉外局・総務局にフォーカス! 早稲田祭をどのような活動で支えているのか、各局長に紹介してもらいました。

運営スタッフの組織図

企画局

局長 文化構想学部 3年 石田 亜連(いしだ・あれん)

企画局は、「早稲田祭を体現する企画」の立案・運営を担っています。「早稲田祭2025」のテーマを自分たちの手で形にし、全体の盛り上がりを加速させること。そして、早稲田祭と早稲田文化を深く考え抜き、「形に残す」ことが、私たちの役割です。

現在、企画局では約90名が四つのチームに分かれて活動し、半年以上の準備期間をかけて、六つの大型企画を創り上げています。早稲田祭が開催される週の月曜日から木曜日にかけてキャンパス内を盛り上げる「Countdown Event」、前日に大隈講堂で開催する「前夜祭」、始まりを華やかに告げる「Opening Festival」、早稲田の街を巻き込み熱狂を生み出す「WASEDA PARADE 2025」、2日目の朝に再び早稲田祭に火を付ける「中間決起」、そして2日間の最後を締めくくる「Ending Festival」。それぞれが、早稲田祭の象徴となる企画です。

企画局が運営する六つの企画(「早稲田祭2024」の様子)。目玉企画の一つである「WASEDA PARADE」、今年のテーマは「宝石」で、つながりを力に変え、原石がやがて宝石のように輝く姿をイメージした演出を予定している

ステージ構成、出演団体・出演者、照明などの演出だけでなく、安全面や警備体制まで隅々までに徹底的にこだわり、全ての人々の心が高鳴る瞬間を届けること。それが、私たち企画局の思いです!

渉外局

局長 教育学部 3年 三井 さら(みつい・さら)

渉外局では、「『人』とつながる、『祭』につながる。」というキャッチコピーの下、学外の方々に対してアプローチを行い、早稲田祭開催のために必要な協賛や支援の依頼、早稲田祭へのご理解・ご協力いただくための活動に取り組んでいます。

局には校友・企業・大学周辺地域の方々に対して専門的にアプローチを行う部署を設置し、約70名のメンバーで構成しています。 活動は早稲田祭当日、目に見えるものばかりではありませんが、渉外局の活動なしに早稲田祭は成り立ちません。

写真左:地域貢献活動の一環として、通年で地域のゴミ拾い活動を行っている様子
写真右:早稲田祭当日は、騒音や混雑で大学周辺地域の方々にご迷惑をお掛けしてしまうため、資料を作成し事前に一軒一軒投函している

学園祭というと学生のものと思われがちですが、決してそんなことはありません。渉外局で活動していると、地域の子どもからご年配の方まで多くの方から温かいエールをいただく機会があり、「早稲田祭ってこんなにも多くの人から応援してもらえているんだ」ということを日々実感しています。私たち渉外局はそんな学外の方々からの期待にも応え、早稲田祭に携わる皆さんのやりたいことを収入や信頼の面から支えるために、全力を尽くします。早稲田祭当日はぜひ遊びに来てください!

写真左:「早稲田祭2024」にて、大隈庭園で地域の子どもたち向けにワークショップを行った様子
写真右:通年で関東各地の稲門会を訪問し、早稲田祭のPR活動を行っている

総務局

局長 文学部 3年 樋渡 大地(ひわたし・だいち)

総務局は、「はっぴの背中を思う場所」のキャッチコピーの下、「はっぴの背中」つまり運営スタッフ一人ひとりの思いに寄り添い、日々の活動を内側から支えています。1年かけて早稲田祭当日に運営スタッフが輝けるように活動しており、運営スタッフ全体、そして早稲田祭を支える達成感を感じられるところが総務局ならではの魅力です。

人・物・情報の観点で三チームに分かれて活動しており、人的資源管理チームは、総勢750人を超える運営スタッフ全員分のシフトを作成する他、運営スタッフの結束力を高めるために、全体でのレクリエーションや合宿の企画・運営をしています。物的資源管理チームは、運営スタッフが保有する備品や借用している部室・倉庫を管理し、さまざまな備品の貸出・返却の対応も行っています。さらに情報資源管理チームは、運営スタッフ全体へ向けた情報発信や、早稲田祭当日の連絡手段であるトランシーバーの管理を担っています。

写真左:「早稲田祭2024」終了後、備品整理の様子
写真右:本年度の準備の様子。総務局では、全体で週に1回会議を行っている

早稲田祭が開催されるのは、1年で2日間しかありません。その2日間だけキャンパス全体が早稲田祭仕様に彩られ、特別な空間が広がります。臙脂(えんじ)のはっぴを身にまとった運営スタッフが、参加団体・参加者の方々や来場者の皆さまと共につくり上げる早稲田祭に、ぜひご来場ください!

「早稲田祭2025」概要

当日分からないことがあれば、はっぴを着た運営スタッフが全力でサポートします!

日時:2025年11月1日(土)、2日(日) 10:00~17:00
場所:早稲田大学 早稲田キャンパス、戸山キャンパス

◆公式Webサイト:https://wasedasai.net/
◆公式X:@wasedasai
◆公式Instagram:@wasedasai
◆公式YouTube:Wasedasaiofficial
◆公式TikTok:@wasedasai
◆公式マスコットキャラクター「わせだサイくん」公式X:@wasedasai_kun

早稲田祭開催に先立ち、以下の日程でカウントダウンイベントと前夜祭を開催します。

【Countdown Event】
◆10月27日(月) 12:25〜13:00(戸山キャンパス 戸山の丘)
◆10月28日(火) 12:25〜13:00(早稲田キャンパス 3号館前)
◆10月29日(水) 12:25〜13:00(早稲田キャンパス 大隈記念講堂前)
◆10月30日(木) 12:10〜13:00(早稲田キャンパス 大隈記念講堂前)

【前夜祭】
◆10月31日(金) 17:00~19:00(早稲田キャンパス 大隈記念講堂 大講堂)

取材・文:流石 香織
撮影:番正 しおり

好奇心が止まらない! 知の探究ができる理工展へ

早稲田大学の学園祭は、早稲田祭だけではありません。11月1日(土)、11月2日(日)に西早稲田キャンパスで開催する理工展には、例年約2万人が訪れます! 理工展連絡会代表に、今年の見どころを聞きました。

(左から)副代表の西澤さん、代表の根岸さん。理工展ポーズでパシャリ。根岸さんが学外とのやり取り、西澤さんが各企画の管理と役割分担をしているそう

理工展連絡会 代表 先進理工学部 3年 根岸 秀輔(ねぎし・しゅうすけ)

「第72回理工展」は、科学の面白さや奥深さを味わえ、子どもから大人まで楽しめる企画が勢ぞろいの祭典です。最先端の技術や多彩な企画を通して、来場者の皆さまが未来への夢や希望を見いだすきっかけとなる「未来の学園祭」を目指しています。

2025年のテーマは「GEAR」。このテーマは、イノベーションを支え、今と未来をつなぐ「歯車」から着想を得ました。個々の企画や参加者一人ひとりの個性が歯車のようにかみ合い、未来へ進む大きな力を生み出す。そんな願いを込めています。

「第72回理工展」のポスター(左)とロゴ(右)。ロゴは、歯車の形と頭文字「G」を基に、理工展に関わる人々の高い熱量を象徴する炎の意匠を加えて制作したそう

中でもお薦めの企画は、医師・弁護士・公認会計士の資格を持ち、YouTuberや起業家としても活躍されている河野玄斗さんをお招きする講演会で、河野さんの今までの人生や勉強に対する考え方について話を聞くことができます。

河野さんの講演会は、11月2日(日)11:30~12:30、63号館201、202教室にて開催。参加者には抽選でプレゼントが当たるかも!?

なお、一部の企画は理工展専用アプリ「アプリコ」での整理券取得が必要なので、事前のダウンロードがお勧めです。最新情報はInstagramやX、公式Webサイトから確認できます。ぜひ会場で、科学の熱気を体感してください! 皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

「アプリコ」の画面。理工展のメンバーが作成したもので、アプリ内ではお得な割引クーポンなども配布している

「第72回理工展」概要

日時:2025年11月1日(土)10:00~17:00、2日(日)10:00~16:00
場所:早稲田大学 西早稲田キャンパス

当日、理工展連絡会の委員ははっぴを着ています!

◆公式Webサイト:https://rikoten.com/
◆公式X:@rikoten_waseda
◆公式Instagram:@waseda_rikoten
◆公式YouTube:早稲田大学理工展公式アカウント
◆公式マスコットキャラクター「矢口くん」公式X:@yaguchi_rikoten
◆公式バーチャルアンドロイド「矢口つむぎ」公式X:@waseda_tsumugi
◆公式VTuber「矢口かえで」公式YouTube:@yaguchi_waseda
◆公式アプリ「アプリコ」のダウンロード:https://www.rikoten.com/apps

【次回フォーカス予告】11月3日(月)公開「ダイバーシティ特集」

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

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