大学生だった頃、図書館で過ごす時間が好きだった。今でも国内外の大学を訪れる際には、図書館に足を運ぶようにしている。図書館は単なる本の保管場所ではなく、学びや成長、発見の中心地だ。DX(デジタルトランスフォーメーション)によって、図書館の役割はますます進化している。
図書館は静かに勉強する場というイメージがあるが、実際にはもっと多彩な楽しみ方ができる。レポートや課題のための調査や、集中して勉強することはもちろんだが、それ以外の目的でも空き時間に図書館を訪れてみてほしい。図書館には多様な書棚があり、自分の専門外の分野の本や資料に触れることができる。新しい知識に触れることは非常に刺激的で、興味や関心を深める良い機会だ。
また、図書館の空間も楽しんでほしい。異なるフロアの雰囲気や、椅子や机、窓際の席や書籍のすぐ隣の席など、リラックスしながら情報を吸収できる環境が整っている。他キャンパスの図書館で時間を過ごすことも楽しいだろう。
大学生活は学びと成長の時間であり、興味や関心を深めるチャンスでもある。図書館はそのための理想的な場所だ。積極的に図書館を利用し、さまざまな分野の本に触れ、学びと成長の旅を充実させてみてほしい。豊かな大学生活をぜひ楽しんでほしい。
(TN)
第1164回