自分が興味ある分野で、環境問題に貢献できる
「早稲田大学学生環境NPO 環境ロドリゲス」
幹事長 教育学部 2年 西巻 あゆみ（にしまき・あゆみ）
撮影：政治経済学部 3年 山本 皓大（SJC学生スタッフ）
早稲田大学学生環境NPO 環境ロドリゲス（以下、環境ロドリゲス）は、1997年に創立された早稲田大学公認の環境サークルです。「海」「里山」「早稲田」「地域活性」「教育」「商品開発」という6つの企画テーマに分かれ、学生の目線から環境問題の解決に貢献していくためのさまざまな取り組みをしています。
そのため、自分自身の興味・関心に合った企画のチームに所属し、環境問題にアプローチしていくことができます。また、大学や自治体の公認団体としてのイベント開催、企業や他大学の環境サークルと連携した活動、実際に小学校へ赴いて行う授業など、活動していく中で「環境ロドリゲスだからできること」を多く実感することができます。
写真左：「環境×早稲田」の企画チームが、早稲田祭でごみの分別指導をしている様子（2019年11月）
写真右：新潟県佐渡島を活動拠点としている「環境×地域活性」の企画チームが、佐渡島へ訪問したときの様子（2019年8月）
写真左：「環境×商品開発」の企画チームによって作られた、テントや横断幕の端材からできたエコブックカバー
写真右：鮭のうろこから作ったアクセサリー
私は「環境×教育」がテーマのecoSMILEという企画に所属しています。主に小学生を対象に、環境問題について伝える活動をしています。実際に小学生と交流したり、イベントで使う教材を一から考えて作成したりと、やりがいを実感できる場面が多くあります。特に思い出に残っている活動は、今年の夏に開催した「鯖江オンラインイベント」です。ecoSMILEは福井県鯖江市を拠点の一つとしており、毎年「鯖江訪問」という活動を行っていますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、昨年に引き続き、今年も鯖江へ訪問することはかないませんでした。ですが、オンラインであっても鯖江の小学生と一緒に環境問題について考え、楽しく学ぶことができ、このオンラインイベントを通して、コロナ禍でも実際に活動ができることの「ありがたみ」と「楽しさ」をあらためて感じました。
「環境×教育」の企画チームが今年の夏に開催した、鯖江オンラインイベントのポスター。世界一周すごろくで気候変動を学んだり、着なくなったTシャツをエコバッグに作りかえたりした
新型コロナウイルス感染症拡大によって活動が制限されていますが、「コロナ禍でもできること」を模索しながら活動を続けています。そして、現在は感染防止対策を行った上で、少しずつ対面での活動やイベントも再開しています。
「環境×里山」の企画チームが、千葉県君津市でフィールドワーク活動をしている様子（2020年10月）
私が環境ロドリゲスに入りたいと思ったきっかけは二つあります。環境問題やボランティアに興味があり実践的に取り組んでみたかったこと、そして何より、活動を見学しに行った際にメンバーの方々が優しく接してくださったことです。また、「環境に関する知識が必要」ということは全くなく、環境ロドリゲスでの活動を通して環境について知り、学ぶ機会を得ることができます。
環境ロドリゲスに入るきっかけは人それぞれで、環境問題の解決に向けて意識的に取り組んでみたい方、仲間と協力して何かを成し遂げてみたい方、サークルとしてとにかく活動を楽しみたい方、どのような方でも大歓迎です。環境ロドリゲスへの見学や入会は随時受け付けているので、少しでも興味を持ってくださった方はご連絡ください。皆さんのご参加をお持ちしています！
【公認サークル情報】
◆サークル名：早稲田大学学生環境NPO 環境ロドリゲス
◆団体区分：学生の会
◆サークル創設年：1997年
◆ジャンル：ボランティア
◆活動日時：各企画、週1回程度
◆構成人数：76人（2021年10月現在）
◆活動場所：オンライン、学生会館
◆Webサイト：環境ロドリゲス
◆Twitter：@ER_rodo
◆Instagram：@er_rodo
