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多様性も体感 ブルーオーシャン戦略で成功した多国籍企業を研究

ゼミナールII(多国籍企業の研究)【社会科学部設置】

社会科学部 3年 冨田 菜々子(とみた・ななこ)

私の所属するゼミでは、世界中で活躍する多国籍企業の経営戦略や国際経営について学んでいます。多国籍企業とは、企業活動の一部ないし多くをさまざまな国で展開し、国境をまたいで経営する企業のことです。担当教員は国際経営学を専門とされている長谷川信次先生(社会科学総合学術院教授)で、学部の授業では「国際経営論」や「経営戦略」を担当されています。私はビジネスや商学系統の授業に興味があり、このゼミに入りました。

2年生のときは、資生堂やトヨタといった国内の有名な企業の事例を毎週取り上げ、国際経営について学びました。3年生になると通常のゼミ活動に加え、卒業論文のための班に分かれて、各自のテーマに沿った研究も進めていきます。この研究は4年生と一緒に行うので、知識の共有をすることができます。また、学年を超えた交流の場にもなっています。

ゼミでは各学年で多国籍企業について、テーマにする題材や研究する分野は異なりますが、私たちの学年は「ブルーオーシャン戦略」を取り入れて成功した企業について研究をしています。ブルーオーシャン戦略は、既存の市場の境界にとらわれず、競争のない未開拓市場を開拓して高い収益をあげ、低コストと差別化の両立を可能なものとする戦略です。バリューイノベーションによって顧客の潜在的なニーズを見付け出し、企業の新たな価値創造へと寄与していることが、この戦略のとても優れている点だと私は思います。難しく聞こえるかもしれませんが、任天堂WiiやSwitch、QB Houseなど、現在では身近な製品・サービスもこの戦略によって生まれたものと言えます。

研究発表の様子

ゼミナール活動の中で大切にしていることは、ディベートやディスカッションを取り入れることです。人前で話すことや人の話を聞く力も、ゼミでの活動を通じて養っています。毎回、身近な企業を例にとってディスカッションやグループワークを行うので分かりやすく、また取り上げた企業について深く知ることができ、関心を持つきっかけにもなります。

先生は私たちの主体性を大事にしてくださり、ゼミ活動は常に学生主体で行われています。学生たちで議題を考え、その議題に沿ってグループワークやディスカッションを行います。後半には先生からフィードバックをいただきます。普段はもの静かな先生ですが、鋭い視点とおちゃめな部分が垣間見えるコメントが人気です。また、先生は多様性を大切にしています。ゼミ生は男女比をほぼ同じにし、外国人留学生、留学経験がある人、これから留学に行く人、部活動をしている人、サークル幹事長をしている人もいます。さまざまな価値観を持つ人と一緒に活動できることがこのゼミの魅力でもあります。

研究発表後に記念撮影(前列左から2人目が長谷川先生、4人目が筆者)

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