2024年1月2日の往路と3日の復路、計10区間217.1キロに23チームが出場して競う「第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(以下、箱根駅伝2024)」。 記念すべき第1回大会から92回出場の伝統を持つ早稲田大学競走部は、前回6位の成績を残し、今回は3位以上を目標に目下全力でトレーニングに打ち込んでいます。 そこで今回は、所沢キャンパスの織田幹雄記念陸上競技場で練習中の駅伝主将・菖蒲敦司選手とエース格の3人、伊藤大志選手、石塚陽士選手、山口智規選手にインタビュー。 それぞれが胸に抱く箱根駅伝に向けた意気込みを聞きました。 また、知れば駅伝観戦がより楽しめる16人のエントリーメンバーも紹介。 節目となる100回目の大会で、新たなエンジの歴史を作れるか。 新年はTVの前で沿道で、早稲田の仲間としてぜひ彼らに熱い声援を送りましょう!

(左から)山口選手、伊藤選手、菖蒲選手、石塚選手。所沢キャンパスの織田幹雄記念陸上競技場にて(インタビューは2023年11月16日に行いました)
INDEX
▼ 駅伝主将インタビュー「節目の第100回箱根駅伝。感謝の気持ちを込めて走りたい」
▼エース格3人本音対談「『個の強さ』×『集団の強さ』で、目指すはワンランク上の走り」
▼ 観戦のお供に! エントリーメンバー16人選手名鑑
駅伝主将インタビュー「節目の第100回箱根駅伝。感謝の気持ちを込めて走りたい」
駅伝主将 スポーツ科学部 4年 菖蒲 敦司(しょうぶ・あつし) 県立西京高等学校出身
――今季の競走部の強みはなんでしょうか?
主力であるエース格の3人… ムードメーカーでもある伊藤大志(スポーツ科学部3年)、安定感のある石塚陽士(教育学部3年)、爆発力のある山口智規(スポーツ科学部2年)という他大学のエースとも戦える選手がいることに加え、彼らに続く中間層もしっかりしているのが今年の強みです。
例えば、2023年1月の箱根駅伝を走った伊福陽太(政治経済学部3年)や菅野雄太(教育学部3年)はもちろん、新たに宮岡凜太(商学部2年)も夏合宿では誰よりも走って力をつけてきていて、推薦入学組を脅かす存在になっています。「早稲田が強いときはスポーツ推薦組でない選手が強い」とよく言われますので、彼らのさらなる成長が鍵になります。
――箱根駅伝に向け、現在のチーム状況は?
今季は「三大駅伝(※1)5位以内は確実に、さらに3位以内を狙っていこう」と目標を掲げています。ただ、出雲・全日本大学駅伝では体調不良などもあってメンバーがそろわず、満足のいく結果につながりませんでした。その分、箱根に関しては改めてチーム内のミーティングも重ね、みんな目の色を変えて練習に取り組んでいるところです。
これからどんどん寒くなるのでケガをしやすく、体調も崩しやすい時期ではありますが、10区間それぞれに走るべき存在の選手がエントリーメンバーに入れば、結果はついてくると思っています。

2023年箱根駅伝にて、9区を走る菖蒲選手。23.1kmと復路では最長、長丁場となる9区は、「花の2区」と同様にキャプテンやエース級の選手を起用する大学が多い©M.Okazaki
(※1)出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)、全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)、東京箱根間往復駅伝競走大会(箱根駅伝)の三大会のことを指す。
――改めて、箱根駅伝の存在とは?
僕は前回大会で復路の9区を走りましたが、23.1kmの区間中ずっと沿道の応援が途切れず、自分が思っていた以上に注目され、期待を掛けられている大会だと感じました。今年はその応援に対して、これまでお世話になった感謝の気持ちも表現したいです。
先ほど紹介した伊藤、石塚、山口の3人は、今後オリンピックや世界選手権を狙える力があります。駅伝に詳しくないという人であっても、今回の箱根を見て選手を知ってもらった上で、その後にまた「あ、あの人、箱根を走っていた人だ」と振り返る楽しさが生まれると思います。
また、今回の箱根駅伝は100回大会ということで例年以上の注目度です。さらに、パンデミックで制限のあった声出し応援も本格的に復活します。先輩方からは「走り終わったら耳が痛くなる」と聞いたこともある沿道の声援に応えるためにも、4年生として、主将として、しっかり走っているところをたくさんの方に見せたいですね。
エース格3人本音対談「『個の強さ』×『集団の強さ』で、目指すはワンランク上の走り」
スポーツ科学部 3年 伊藤 大志(いとう・たいし) 佐久長聖高等学校出身
教育学部 3年 石塚 陽士(いしづか・はると) 早稲田実業学校高等部出身
スポーツ科学部 2年 山口 智規(やまぐち・とものり) 学校法人石川高等学校出身

(左から)山口選手、伊藤選手、石塚選手
――チームを引っ張る3人、それぞれをどう見ているか教えてください。
伊藤:石塚はネジが1本抜けているというか、世界観が独特です。一緒に旅行に行ってもなぜかミノムシを見つけて夢中になってるんですよ。練習でも、みんながキツいという朝6時からの20km走も、石塚は平然とできる。それが強さの要因でもあると思います。
山口は末っ子感が強いですね。だからなのか、先輩との付き合い方もうまい。そして、競技にも邪推なしに取り組める。競技に向かう姿勢や気持ちは紛れもなく本物です。
石塚:伊藤はとにかくおしゃべりで、いつも考えるより先にひたすらしゃべっています。
伊藤:それは否定しない(笑)。
石塚:でも、競技に関しては自分でとことん考えてビジョンをしっかり持ち、自分のやるべきことを分かっている。そこはすごくいいところだと感じています。
山口は自分のやりたいこと、嫌いなことがハッキリしている印象です。その意思の強さが競技では負けん気の強さにつながっているのかなと。スピードがあり、他の選手と並走したときにも競って戦える選手です。ここ最近の早稲田にはあまりいないタイプで信頼しています。
山口:大志さんは次期主将だけあってしっかりしているというか。一緒に遠征に行くとなんでも計画を立ててくれる頼りになる先輩です。でも、ちょっと抜けているところもあるのかなと。
石塚さんといえば、安定感。僕は1年目に体調不良などもあって思うように走ることができず、すごく悩んだんですけど、石塚さんと一緒に行動させてもらってから安定感が出てきたので、石塚さんを見習って良かったなと思います。
伊藤:俺のことも見習ってほしい!

2023年出雲駅伝にて。山口選手(左)から石塚選手(右)にタスキが渡される瞬間(写真提供:早稲田スポーツ新聞会)
――今年のチームの強みはどんな点だと思いますか?
伊藤:「個の強さ」と「集団の強さ」の融合ができ始めたチームだと思います。例えば、今の4年生は個が強く、一人一人頼りがいのある先輩ばかり。そして、一つ下の2年生も、ここにいる山口、間瀬田純平(スポーツ科学部2年)なんかも個が強いです。
それに対して僕ら3年生は、スポーツ推薦は自分だけ。それ以外が9割近くを占める学年なので、その分、学年全体での集団としての強みがある。そういった二つの強みがあるのが今年のチームだと思います。
石塚:「スポーツ推薦組でない」メンバーのたたき上げの力によってチームの底上げができているよね。
山口:前回の箱根駅伝で2年ぶりにシード権を獲得する過程で一度低迷期も経験し、そこから高い意識がチームに浸透しつつあるのかなと。誰かが指摘しなくても自分で行動できる、個の意識の高いチームだと思います。
伊藤:僕らが1年生の頃、箱根駅伝の予選会を経験したタイミングで花田勝彦監督が就任され、「もう一度基礎から作っていこう」とチーム運営も練習スタイルも仕切り直せたことが大きいですね。ベースからどんどん底上げできて、今は右肩上がりの段階に来ているのかなと思います。

2023年箱根駅伝で、5区を走る伊藤選手。高低差800m以上、全区間で最も過酷で、最も箱根駅伝を象徴するといわれる区間©M.Okazaki
――この1年、重点的に取り組んできたことは?
山口:自分は1年目に悩んで苦しんだ分、2年目の今年は高いレベルでの安定感を意識してトラックシーズンに臨み、結果を残すことができました。
でも秋から駅伝シーズンに入り、出雲駅伝では調子を合わせられませんでした。その反省を生かし、全日本大学駅伝までの1カ月間でがむしゃらにやってみた結果、区間4位という順位以上に成長を感じるレースになりました。

この取材の直後に開催された上尾シティハーフマラソンでは、山口選手は校友・大迫傑(2014年スポーツ科学部卒)の早大記録を上回る1時間1分16秒をマーク。優勝候補の駒澤大学勢などを抑えて日本人トップとなった(写真提供:早稲田スポーツ新聞会)
伊藤:僕もこの1年でかなり安定感が増してきたと自己評価しています。でも、それが逆に課題でもあって、安定感のある走りはできるけど、インパクトのある走りができていないのが今の悩みです。チームの中で「ゲームチェンジャー」になれる走りをしないと、個人としてもチームとしてもワンランク上には行けないと思います。
石塚:個人的に今年一番の出来事は10000メートルで(学生ランナートップレベルの証しである)27分台を出せたことです。でも、27分台に入ったからといってそれがゴールではなく、今後、世界を目指していくにあたってのスタートライン。ここからの積み上げが今後は大事になってくると思います。
また、これまでは「外さない」ことが自分の特長でしたが、今年は「攻めの走り」をするようになったのがターニングポイントだと思っています。想定タイムよりも速いペースでどれだけ我慢できるかに焦点を当てて海外遠征も経験してきましたし、それが箱根駅伝でも実るようにここから頑張っていきたいです。
――では、応援に来てくれる学生に向けてメッセージをお願いします。
伊藤:出雲・全日本とふがいない結果だったので、「早稲田の競走部・長距離はまだまだこんなものじゃないんだぞ」というところをしっかり見せなければと思っています。
石塚:箱根駅伝は注目度の高い大会で、前回の大会でも横断幕にたくさんの学生が書いてくれた寄せ書きから力をもらいましたし、レース後の反響もすごかったです。今年は声出し応援も解禁されるので、できれば、個人名で呼んでいただけると、120%の力で走れますのでお願いします。
山口:お正月にテレビ中継される特別な大会ではありますが、僕らは別にアイドルのような存在ではなく、身近な学生が走っているんだぞ、という点を知ってほしいですね。その意味でも、僕も名前で呼んでほしいです。「山口ーっ!」でも、SNSのハッシュタグ(※2)でもある「ノリノリ智規」でも(笑)。ぜひ、同じ大学の身近な仲間に声を掛けるような感じで応援してほしいです。
石塚:じゃあ、僕は名前の「ハルトー!」と叫んでいただけるとうれしいです。
伊藤:部員でも呼んでないぞ(笑)。ハッシュタグの「はればれ陽士」は?
石塚:ハッシュタグは恥ずかしいな…。名前に抵抗のある方は「いしづかー」でも大歓迎です。
伊藤:では、僕も名前でぜひ。「大志頑張れー」と言われるとちょっと「おっ!」ってなります。頑張ります!
(※2)SNSでの情報発信にも力を入れている競走部。中でも、駅伝シーズンは公募などにより決定したハッシュタグでエントリーメンバーを応援する企画が人気。選手の励みになるので、ぜひ投稿を!
Webサイト:https://waseda-ac.jp/
X(旧Twitter):@Waseda_Kyoso
Instagram:@waseda_kyoso
YouTube:@user-fp9fd3ot3m
観戦のお供に! エントリーメンバー16人選手名鑑
12月11日に16名のエントリーメンバーが発表されました。日頃彼らを支える競走部マネージャーが独自の視点で作成した16人のプロフィール紹介とプライベートショットをお届けします。これを片手に観戦すれば駅伝がもっと身近に!
(※)10区間の区間エントリーは12月29日に発表される。

スポーツ科学部 4年 菖蒲 敦司(しょうぶ・あつし)
山口県・県立西京高等学校出身
駅伝主将として背中でチームを引っ張る。早稲田のビジュアル担当。大学生の五輪といわれるワールドユニバーシティゲームズでは銅メダルを獲得! 学年の壁を越え、チーム内にゲーム仲間も多い。陸上だけでなく、ゲームでも人一倍勝ちにこだわる。#いざ菖蒲の時
駅伝主将として背中でチームを引っ張る。早稲田のビジュアル担当。大学生の五輪といわれるワールドユニバーシティゲームズでは銅メダルを獲得! 学年の壁を越え、チーム内にゲーム仲間も多い。陸上だけでなく、ゲームでも人一倍勝ちにこだわる。#いざ菖蒲の時

スポーツ科学部 4年 北村 光(きたむら・ひかる)
群馬県・樹徳高等学校出身
山下りのスペシャリスト。今大会は当日に履くシューズ選びに試行錯誤中。最近はマキシマム ザ ホルモンのロックにハマっている。この歌のように、早稲田の下りでチームの勢いもノリノリにしたい。#ぶれない走りずれないメガネ
山下りのスペシャリスト。今大会は当日に履くシューズ選びに試行錯誤中。最近はマキシマム ザ ホルモンのロックにハマっている。この歌のように、早稲田の下りでチームの勢いもノリノリにしたい。#ぶれない走りずれないメガネ

スポーツ科学部 4年 佐藤 航希(さとう・こうき)
宮崎県・宮崎日本大学高等学校出身
2023年第61回延岡マラソンでは地元で初優勝! トラックシーズンは苦しんだが、夏合宿を経て調子も上向き。チームからの信頼もかなり厚い。お酒を飲むと、チームメイトの良いところを語り始めるとか。#やっど佐藤
2023年第61回延岡マラソンでは地元で初優勝! トラックシーズンは苦しんだが、夏合宿を経て調子も上向き。チームからの信頼もかなり厚い。お酒を飲むと、チームメイトの良いところを語り始めるとか。#やっど佐藤

政治経済学部 4年 辻 文哉(つじ・ふみや)
東京都・早稲田実業学校高等部出身
早実からWを背負って7年目。部内では副寮長を務め、寮内の安心安全を守ってきた。昨年まで前日の区間変更で補欠に回ることが多く、最後の箱根駅伝にかける思いは強い。ついに念願の箱根駅伝出走なるか。#実は箱根終われば誕生日なんです
早実からWを背負って7年目。部内では副寮長を務め、寮内の安心安全を守ってきた。昨年まで前日の区間変更で補欠に回ることが多く、最後の箱根駅伝にかける思いは強い。ついに念願の箱根駅伝出走なるか。#実は箱根終われば誕生日なんです

スポーツ科学部 4年 栁本 匡哉(やなぎもと・まさや)
愛知県・豊川高等学校出身
実力者がついに復活! 誰が見てもカッコいいと言う走りのフォームは一級品。部内では間瀬田(スポーツ科学部2年)と仲が良く、寮の部屋のベッドは隣り合わせで新婚夫婦のように寝る。最後に4年生の意地を見せたい。#桝本気
実力者がついに復活! 誰が見てもカッコいいと言う走りのフォームは一級品。部内では間瀬田(スポーツ科学部2年)と仲が良く、寮の部屋のベッドは隣り合わせで新婚夫婦のように寝る。最後に4年生の意地を見せたい。#桝本気

教育学部 3年 石塚 陽士(いしづか・はると)
東京都・早稲田実業学校高等部出身
1年次から主力としてチームを支えてきた。優しい性格ゆえ、意見を言うときにもどこか遠慮がみられる。授業の忙しさは相変わらずで、平日の練習はほとんど自主練習。自分を律し、出雲、全日本での雪辱を箱根で果たす。#はればれ陽士
1年次から主力としてチームを支えてきた。優しい性格ゆえ、意見を言うときにもどこか遠慮がみられる。授業の忙しさは相変わらずで、平日の練習はほとんど自主練習。自分を律し、出雲、全日本での雪辱を箱根で果たす。#はればれ陽士

スポーツ科学部 3年 伊藤 大志(いとう・たいし)
長野県・佐久長聖高等学校出身
今シーズン絶好調の早稲田の山漢。SNSは美容系投稿で溢(あふ)れ、美容系インフルエンサーとしての地位も確立しつつある。次期駅伝主将として、他大学のエースを迎え撃つ。今年も5区出走なのか? #強し速し伊藤大志
今シーズン絶好調の早稲田の山漢。SNSは美容系投稿で溢(あふ)れ、美容系インフルエンサーとしての地位も確立しつつある。次期駅伝主将として、他大学のエースを迎え撃つ。今年も5区出走なのか? #強し速し伊藤大志

政治経済学部 3年 伊福 陽太(いふく・ようた)
京都府・洛南高等学校出身
チームトップの練習量をこなし3年目の箱根を迎える。関西育ちで培った笑いのセンスも抜群。クリティカルなワードチョイスでチームを盛り上げる。ロードはトラック以上の強さを誇る「努力の伊福」が今年も箱根路を沸かせる。#笑う門には伊福来たる
チームトップの練習量をこなし3年目の箱根を迎える。関西育ちで培った笑いのセンスも抜群。クリティカルなワードチョイスでチームを盛り上げる。ロードはトラック以上の強さを誇る「努力の伊福」が今年も箱根路を沸かせる。#笑う門には伊福来たる

教育学部 3年 菅野 雄太(かんの・ゆうた)
埼玉県・西武学園文理高等学校出身
前回の箱根でゴールテープを切り、存在を世間に知らしめた。朝練習から本練習までの限られた時間に母校の高校駅伝予選の応援に行くなど、出身校愛はチーム1。世界史が得意で歩く世界史の教科書とも呼ばれているとか。#圧巻の走り
前回の箱根でゴールテープを切り、存在を世間に知らしめた。朝練習から本練習までの限られた時間に母校の高校駅伝予選の応援に行くなど、出身校愛はチーム1。世界史が得意で歩く世界史の教科書とも呼ばれているとか。#圧巻の走り

文学部 3年 諸冨 湧(もろとみ・わく)
京都府・洛南高等学校出身
3000m障害で早稲田を引っ張ってきた男も集大成を迎える。伊福と同様に洛南高校仕込みの笑いのセンスは抜群。2023年の日本インカレでは渋滞でスタート20分前に競技場に到着するも、入賞を果たす。その脚力でチームを上位に導け。 #諸冨湧ワク大作戦
3000m障害で早稲田を引っ張ってきた男も集大成を迎える。伊福と同様に洛南高校仕込みの笑いのセンスは抜群。2023年の日本インカレでは渋滞でスタート20分前に競技場に到着するも、入賞を果たす。その脚力でチームを上位に導け。 #諸冨湧ワク大作戦

スポーツ科学部 2年 間瀬田 純平(ませだ・じゅんぺい)
佐賀県・県立鳥栖工業高等学校出身
全日本では1区で好走を見せたが、1秒差の区間2位という結果に悔しさをにじませる。最近花田監督に足をマッサージしてもらって足が軽くなったとか。パワーをもらい、箱根では全日本の雪辱を果たせるか。#間瀬ダッシュ
全日本では1区で好走を見せたが、1秒差の区間2位という結果に悔しさをにじませる。最近花田監督に足をマッサージしてもらって足が軽くなったとか。パワーをもらい、箱根では全日本の雪辱を果たせるか。#間瀬ダッシュ
商学部 2年 宮岡 凜太(みやおか・りんた)
神奈川県・鎌倉学園高等学校出身
今期ハーフで63分台のベストを出し、一気にチームの中心に。実家の前の道路(3区、8区)を走りたい。陸上に勉強に、そつなくこなす文武両道。商品ごとに最安値で買えるスーパーを把握しているほどの倹約家。#リンタリンタ
今期ハーフで63分台のベストを出し、一気にチームの中心に。実家の前の道路(3区、8区)を走りたい。陸上に勉強に、そつなくこなす文武両道。商品ごとに最安値で買えるスーパーを把握しているほどの倹約家。#リンタリンタ

スポーツ科学部 2年 山口 智規(やまぐち・とものり)
福島県・学校法人石川高等学校出身
2023年11月の上尾シティハーフマラソンでは14年ぶりに早稲田記録を更新。出雲、全日本ともに区間3位と安定感も備えてきた。初の箱根では区間賞を狙う。食事に行ったとき偶然居合わせた後輩におごるなど、かっこいい先輩としての一面も。#ノリノリ智規
2023年11月の上尾シティハーフマラソンでは14年ぶりに早稲田記録を更新。出雲、全日本ともに区間3位と安定感も備えてきた。初の箱根では区間賞を狙う。食事に行ったとき偶然居合わせた後輩におごるなど、かっこいい先輩としての一面も。#ノリノリ智規
スポーツ科学部 1年 工藤 慎作 (くどう・しんさく)
千葉県・八千代松陰高等学校出身
期待のルーキー。今期トラックでは1年生ながら関東インカレ入賞などインパクトを残した。淡々とした走りで得意のロードにもつなげたい。大のポケモン好き。もちろん箱根駅伝の区間賞もゲットだぜ! #早稲田の名探偵
期待のルーキー。今期トラックでは1年生ながら関東インカレ入賞などインパクトを残した。淡々とした走りで得意のロードにもつなげたい。大のポケモン好き。もちろん箱根駅伝の区間賞もゲットだぜ! #早稲田の名探偵

スポーツ科学部 1年 長屋 匡起(ながや・まさき)
長野県・佐久長聖高等学校出身
中学時代からの夢がかない、名門・佐久長聖から念願の早稲田入り。出雲駅伝ではアンカーを務めるなど安定感のある走りは定評。出雲市内では朝練習のジョグ中に迷子になるなど少しおっちょこちょいな面も…。#奮起決起長屋匡起
中学時代からの夢がかない、名門・佐久長聖から念願の早稲田入り。出雲駅伝ではアンカーを務めるなど安定感のある走りは定評。出雲市内では朝練習のジョグ中に迷子になるなど少しおっちょこちょいな面も…。#奮起決起長屋匡起

スポーツ科学部 1年 山崎 一吹(やまざき・いぶき)
福島県・学校法人石川高等学校出身高校の先輩、山口に憧れて入学。粘りのある走りで他校のエースにも食らいつく。誰に対しても優しく、みんなに愛される人気者キャラ。かなり心配性な一面も。レース前のトイレは欠かせない。#いきいきいぶき
高校の先輩、山口に憧れて入学。粘りのある走りで他校のエースにも食らいつく。誰に対しても優しく、みんなに愛される人気者キャラ。かなり心配性な一面も。レース前のトイレは欠かせない。#いきいきいぶき
第100回東京箱根間往復大学駅伝競走
【往路】2024年1月2日(火)午前8時スタート
【復路】2024年1月3日(水)午前8時スタート
箱根駅伝公式Webサイト
取材・文:オグマナオト(2002年第二文学部卒業)
X(旧Twitter):@oguman1977
撮影:小野 奈那子
【次回フォーカス予告】2024年1月9日(火)公開「奨学金特集」