Waseda Weekly早稲田ウィークリー

特集

9月新入生歓迎! 早稲田のサークルで留学生活をもっと楽しもう

世界115の国・地域から来た5,783人(2018年5月時点)の外国人学生(※)が学ぶ早稲田大学。9月22日に行われた入学式でも861人の留学生を含めた新入生1,007人(2018年9月20日時点)が加わり、秋学期が始まったキャンパスはさまざまな国の学生でにぎわっています。今回の特集では、入学式当日に行われた新歓イベント(ICCサークル・フェア)でパフォーマンスを行ったり、新歓ブースを設置したりして、留学生の入会を心待ちにしている公認サークルの中から、3つのサークルをご紹介します。留学生の皆さん、早稲田でサークル活動にも励んでみませんか?

(※)調査基準日において、早稲田大学に在籍している学生(「休学中」「(海外に)留学中」の学生も含む)で、日本以外の外国籍を持ち、かつ「永住者」「特別永住者」「定住者」「日本人の配偶者等」「永住者の配偶者等」以外の在留資格を有している学生。

【観世会】留学生が一人加わるだけで、コミュニケーションが活発に

神奈川県伊勢原市の神社境内にある能楽殿で、仕舞「竹生島」を披露した留学生のマスさん

幹事長 文学部 3年 飯濱 碧輝(いいはま・あおき)

――普段のサークル活動について教えてください。

私たち「観世会」は、観世流の能楽サークルです。週2回、学生会館の能舞台で稽古をしているほか、月に1~2回、師範の稽古場にお邪魔して、稽古をつけていただいています。

普段は能の中の5~10分程度の見どころ部分を切り取った「仕舞(しまい)」を稽古しながら、謡(うたい)と舞の技を磨いていますが、半年の稽古で「舞囃子(まいばやし)」、3年の稽古で「能」に挑戦でき、自分たちなりのやり方で能に親しんでいます。

また、1カ月に1~2回、他大学の能楽サークルと合同で能楽堂や神社の野外舞台などで仕舞を披露したり、サークルのメンバーでプロの能楽を一緒に見に行くこともあります。

(※)節をつけてうたう、能のせりふのこと。仏教の言葉が多い。

――留学生は何人いますか? 留学生がいることで、プラスになる面があれば教えてください。

公演後の食事会

ここ数年留学生はいませんでしたが、今年4月に一人、デンマークからの留学生・マスが加わりました。ただ、彼は半年間の短期留学だったので8月で帰国してしまい、残念ながら現在留学生は所属していません。

マスがいた期間は短かったものの、彼に謡を説明するために、自然とみんなで話す時間が増えました。それまでメンバーの中で話し合ったりすることはあまりありませんでしたが、サークル全体のコミュニケーションが活発になったのは、マスのおかげです。

――新入生に向けてメッセージをお願いします。

マスの場合はもともと日本語が上手でしたが、それでも観世会に入ってから、語彙(ごい)も増えて、いろいろな表現の仕方ができるようになりました。能を楽しむ上でルールはほとんどありませんので、ぜひ一度体験稽古に来てみてください!

参加留学生から見たサークル活動

国際教養学部 マス・ヨハンセン(デンマーク出身)

――観世会に入ったきっかけを教えてください。

デンマークの大学で日本から来ていたプロの能楽を見たことがあり、以前から興味はありました。その後、早稲田に来て、4月の新歓のときにたまたま観世会のメンバーが勧誘してくれたのをきっかけに、そのまま入会しました。

――観世会での活動はいかがでしたか?

留学するために1年半前から日本語の勉強をしていましたし、飯濱さんや他のメンバーがいろいろ丁寧に教えてくれたので、謡を覚えるのはそれほど苦労しませんでしたが、うたいながら舞うのはとても難しかったですね。稽古を積んで、6月から8月までの計3回、学生会館や神社の舞台で仕舞を披露しました。とても良い経験になったと思います。

――新入生に向けてメッセージをお願いします。

留学中は国際学生寮に住んでいて、寮には日本人がほとんどいなかったので、日本語を話す機会が全然ありませんでした。逆に観世会では、日本語でコミュニケーションする必要があり、その結果、自然と日本語能力を伸ばすことができました。日本の伝統芸能を学ぶ機会はなかなかないと思いますので、ぜひ新入生にも挑戦してもらいたいです。

(写真左)早稲田大学内の他流能楽サークルと共に、学生会館で「一年生会」と題して6月に行った発表会
(写真右)五交会(早稲田大学、日本女子大学、法政大学、東京大学、一橋大学)で行った発表会後に

【Waseda Salsa Party(わせサル)】多彩な国籍の学生とダンスを通じて親交を深める

6月の学生文化・芸術祭(文芸祭)では、ストリートダンスにも挑戦

幹事長 国際教養学部 3年 サラザー・ブライアン
会計 国際教養学部 2年 利根川 駿(とねがわ・しゅん)

ペルー出身パナマ育ちの幹事長ブライアンさん(右)と、20歳まで母の母国マレーシアで暮らしていた会計の利根川さん(左)

――普段のサークル活動について教えてください。

私たちは、キューバ発祥のサルサやドミニカ発祥のバチャータをはじめとしたラテンダンスを週2回、学生会館で練習しています。主な発表の場でもある6月の早稲田学生文化・芸術祭(文芸祭)と11月の早稲田祭は特に力を入れ、自分たちで舞台構成から振り付けまで考えています。

サークルのメンバーは、日本人と外国人(国際教養学部の学生と留学生)の割合が半分ずつくらいです。中国、台湾、タイ、マレーシア、フィリピン、インド、パキスタン、ドイツ、ベルギー、ロシア…と、本当にさまざまな国の出身者がいますが、ラテンダンス発祥の地である中南米の出身は、現在は幹事長のブライアンだけです(笑)。

学生会館での練習の様子

――さまざまな国籍の学生が集まることで、プラスになる面があれば教えてください。

お互いに他の国の生活スタイルや文化を受け入れる姿勢なので、上下関係もほとんどなく、とにかく自由でフレンドリーな関係が保てます。日本人にとっては外国人と、外国人にとっては日本人と仲良くなることができ、ダンスを通じてさらに親しくなることができます。

日本語と英語の両方を話せる人が多いこともあり、サークル内ではミックスした「ジャパングリッシュ」をよく使います。もちろん、日本語しか話せない学生や英語しか話せない学生もいますが、誰かがすぐに通訳できるので問題ありません。また、ダンスをすれば、しゃべらなくてもコミュニケーションできます。

――新入生に向けてメッセージをお願いします。

練習のない日でも毎週のようにメンバーで遊んだり、夏休みには旅行へ行ったりと、とても仲の良いサークルです。いろいろな国の学生がいるので、留学生にとっても居心地がいいと思います。ラテンダンス初心者も大歓迎です! まずは気軽に練習を見学しに来てみませんか?

参加留学生から見たサークル活動

国際教養学部 ジョナサン・パーク(韓国出身、オーストラリア育ち)

――わせサルに入ったきっかけを教えてください。

日本に来る前から、今までやったことがないこと、例えば着物を着て日本の伝統的な踊りなどをやってみたいと思っていました。昨年9月、早稲田に来てすぐにW-Mentor(※)で知り合った日本人の学生が、わせサルに所属していて、「サルサやってみない?」と誘ってくれたことがきっかけで入りました。

(※)日本で頼れる人がいない留学生の留学生活を早大生が「メンター」となってサポートする、早稲田大学の取り組み

――わせサルでの活動はいかがでしたか?

私は留学を終えてもうすぐオーストラリアに帰国しますが、このサークルに入っていなかったら、1年間、無駄に生活していたかもしれません。そのくらい、わせサルに入った価値があったと思っています。実際、寮で一緒に住んでいた他の留学生たちは、何もしていない人が多かったです。私はサークルで、日本人やいろいろな国の友人と仲良くなれたほか、文芸祭や渋谷のサルサバーなどでパフォーマンスすることができて、とてもラッキーでした。

――新入生に向けてメッセージをお願いします。

留学生同士で飲みに行って、寮で何もせずに過ごすのはもったいないと思います。私は思い切って新しいことにチャレンジして、本当にいい経験ができました。外国に来て一人でサークルに入るのは不安があると思いますが、ぜひ勇気を持ってサークルに参加してみてください。

(写真左)学生会館での練習後に、メンバーの誕生祝いで撮影
(写真右)文芸祭当日の控え室(大隈小講堂)にて

【室内合唱団】留学生からネイティブの発音を学べたことに感謝

昨年11月に東京カテドラルで行われた定期演奏会

幹事長 文化構想学部 3年 室谷 智弘(むろたに・ともひろ)

――普段のサークル活動について教えてください。

1960年に発足した「室内合唱団」は、ルネッサンス・バロック期の教会音楽を歌うサークルです。歌詞はドイツ語やラテン語、英語がほとんどですが、日本語訳詞を見て意味を理解しながら練習しています。

世界的に活躍されているカウンターテナーの先生から指導を受けているので、高いレベルを求めて活動ができます。毎年6月と11月に、東京カテドラル聖マリア大聖堂で演奏会を行っていますが、東洋一とも言われる残響が特長の東京カテドラルで演奏できるのは、大学サークルでは早稲田だけです。

帰国する留学生の送別会

――留学生は何人いますか? 留学生がいることで、プラスになる面があれば教えてください。

昨年9月の新歓イベントで3人の留学生が入り、1年間一緒に活動しました。私たち日本人だけではドイツ語やラテン語の発音に不安があり、先生からもよく「日本語のように聞こえる」と指摘を受けることもありますが、留学生からネイティブの発音を教わることができ、とても助かりました。練習後の食事会では母国のドイツやベルギーのことを聞くなど、異文化交流もできました。

――新入生に向けてメッセージをお願いします。

11月の演奏会に向けて既に練習が始まっていますが、新入生でもまだ間に合います! 合唱を全くやったことのない人や、楽譜が読めない人でも心配ありません。歌いたいという気持ちがあれば誰でもウエルカムです。留学生でもソロパートを担当できる可能性もありますので、皆さんの入会をお待ちしています。

参加留学生から見たサークル活動

日本語教育研究センター ミュロー・アレクサンドル・エマニュエル(ベルギー出身)

演奏会後の懇親会にて(写真左)

――室内合唱団に入ったきっかけを教えてください。

昨年9月の新歓イベント(ICCサークル・フェア)で室内合唱団が披露したパフォーマンスに感動して、僕も歌ってみたいと思い、翌週入会しました。15歳からずっとクラシック音楽を聴いていたので、室内合唱団の歌う曲はとても好きなジャンルでした。また、これまでも一人では歌っていましたが、自分のスキルを試してみたいという気持ちもありました。

――室内合唱団での活動はいかがでしたか?

東京カテドラルで演奏したコンサートは、忘れられない思い出になりました。初めてカテドラルに足を踏み入れたときは緊張しましたが、人の前で歌うことは最高です。演奏後、見に来てくださった方々から寄せられた感想を読んで、満足してもらえたことが分かり、とてもうれしかったです。コンサートの後のパーティーも楽しかったですね。

――新入生に向けてメッセージをお願いします。

歌うことに興味のある人は、室内合唱団に入ると、自分の趣味をシェアすることができると思います。1年間一緒に歌ったメンバーは、僕にとって一生の友達になりました。自分自身で「楽しむ」ことがキーワードです。それを忘れずに、ぜひフルブレスで歌ってください!

(写真左)アレクサンドルさんが感動したと語る、昨年9月に行われたICCサークル・フェア
(写真右)6月の定期演奏会ではソロパートも担当。曲の終了後に指揮を務めた先生と握手

公認サークルガイドで検索してみよう!

公認サークルガイドでは、ジャンルやキーワードなどから公認サークルの情報を検索することができます。活動内容や活動日時・場所、所属人数に加えて留学生の受け入れ状況も確認することができます。

【次回特集予告】10月8日(月)公開「防災特集」

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