Waseda Weekly早稲田ウィークリー

学生注目!

女性向けのダイエットアプリサービス提案 人科のゼミ仲間でビジコン優勝

「誰か一人でも欠けていたら優勝できませんでした」

人間科学部 4年 吉田 雄輝(よしだ・ゆうき)
人間科学部 4年 矢嶋 将大(やじま・まさひろ)
人間科学部 4年 柴野 桜(しばの・さくら)

左から、矢嶋さん、吉田さん、柴野さん

第1回 学生ビジネスコンテスト「GATE」(株式会社ベンチャーバンク主催、2017年10月31日開催)で、見事グランプリを獲得した人間科学部4年の吉田雄輝さん、矢嶋将大さん、柴野桜さん。「match-fit~ペアで理想の身体に~」と題し、マッチング機能を搭載した女性向けの健康支援型アプリケーションサービスを提案しました。優勝から丸一年、同じゼミに所属する3人に、ビジネスプラン作成の経緯やコンテストの思い出を振り返ってもらいました。

――まず、3人はどのように知り合ったのですか?

柴野

3年次に入った可部先生(可部明克教授、人間科学学術院)のゼミで知り合いました。私は2人とは学科が違いますが、どの学科でも入ることのできる健康福祉産業学のゼミで、医療・福祉用ロボットなどの開発を行うエンジニアリングコースと、健康福祉関係の事業開拓を目指すビジネスコースに分かれています。ビジネスコースの私たちは、3人ともヘルスケアに興味があったこともあり、意気投合しました。

――ということは、ゼミでビジネスプランを作成し、応募したのですね。

矢嶋

そうですね。自分たちが興味のあるダイエットや筋トレに関するテーマに絞り、ビジネスプランの案をいくつか練りました。その後、学内外のビジネスコンテストに応募しましたが、書類通過しなかったり、思うような結果が出なかったり…。「やせたらお金がもらえる」という案も作成し、他のコンテストに応募したこともありました。

――今回コンテストで優勝した「match-fit」は、どのようなプランですか?

決勝大会に進んだ12組の中から見事グランプリを獲得した3人(前列左から、吉田さん、矢嶋さん、柴野さん)

吉田

「match-fit」は、「マッチング」と「フィットネス」を合わせて考えた造語で、簡単に言うと、アプリ上で自分に近い体型の人を匿名で結び付けてパートナーにし、一緒に理想の体型に向けて身体づくりをしていくという女性向けのプランです。

矢嶋

パートナーくらい自分で見つけられるのでは? と思われるかもしれませんが、女性には自分の体重を言いたがらない文化がありますよね。なので、体型の全然違う友達と一緒にダイエットしようと言っても、モチベーションが上がらなかったりすると思うんです。同じくらいの体重の人と一緒だったら、よりやる気が出るのではないかと思い、このプランを考えました。

――ビジネスプラン作成に際して、工夫したことはありますか?

プレゼンで使用されたパワーポイント

柴野

私たちと同世代の女子を対象にしたプランだったので、友達や知り合いに「こういうサービスがあったらどう?」「どんな機能がほしい?」といったアンケートをしました。中には長文で回答してくれた友達もいて、とても有り難かったですね。結果的に、審査員の方から「サービスを成功させるための裏付けが取れていたよ」と言っていただけて、優勝にもつながりました。

――書類通過から決勝大会まで2週間ほどしかなかったようですが、プレゼンの準備は大変でしたか?

矢嶋

書類通過後は本当に忙しかったです。主催会社のベンチャーバンクにメンタリング制というサポートがあり、大会の直前までスライドの構成やプレゼンの仕方を教わりながら準備しました。

柴野

私はプレゼンがとても苦手だったので、一人で公園へ行って、人目を気にせず大声を出して練習したのですが、それでも2人から猛烈なダメ出しを食らいました(笑)。相手に伝わるように話さなければいけないと頭では分かっていても、棒読みしてしまったり…。

吉田

3人で何度もカラオケに行って、歌も歌わず、個室でプレゼンの練習をしました。今となってはいい思い出です。

優勝の特典として、翌月行われた「革新ビジネスアワード2017」(フジサンケイビジネスアイ主催)に登壇。100人以上を前にプレゼンを行った(左から、吉田さん、柴野さん、矢嶋さん)

――ゼミの可部先生からもご指導は受けたのでしょうか?

矢嶋

可部先生が体調を崩されて休んでいる時期だったので、他の先生からアドバイスをいただきましたが、「先生の力をあまり借りなくてもできるんだ」というところを可部先生に見せたかったという思いもありましたね。

柴野

3人とも「優勝して可部先生を喜ばせたい」という気持ちでした。実際、優勝した後に電話で先生に結果をお伝えしたところ、「素晴らしい!素晴らしい!素晴らしい!」と連呼して興奮してくれました(笑)。

――とても人柄のいい先生で楽しいゼミのようですね。雰囲気の良さが3人から伝わります。

柴野

可部先生は人を育てる力、お尻に火をつける力がある、とてもいい先生です。今は元気になられて、就活のときもかなり引っ張って指導してくれました。

吉田

今回、可部ゼミで知り合い、3人でコンテストに応募しましたが、反対意見が出ても「その意見いいね」と異なる考えを認め合って、悪い雰囲気になることもなく、本当に話しやすいメンバーでした。

矢嶋

誰か一人でも欠けていたら優勝できなかったですし、そもそもこの案になっていたかも分かりません。この3人だったから成し遂げられたことだったと思います。そう考えると、可部ゼミに入ったことが、大学に入って一番良かったことと言ってもいいかもしれません。

昨年9月にはゼミ合宿でシンガポールへ。現地ではナンヤン工科大学の学生とも交流(左端が吉田さん、左から4人目が矢嶋さん、右から2人目が柴野さん)

第711回

【プロフィール】

取材中も笑いの絶えない3人

吉田雄輝:東京都出身。高輪高等学校卒業。高校時代の仲間とプロを目指してバンドを組んでいたが、就活を機に昨秋解散。今年7月に友人と起業。ボディビルに似た「フィジーク」という筋肉を競う競技で大会にも出場するほど、筋トレに励む。

矢嶋将大:神奈川県出身。県立鎌倉高等学校卒業。病気で思うように勉強できず早稲田大学に合格できなかった父親の夢を果たしたいという思いがあり、早稲田に入学。趣味は筋トレで、学生会館のトレーニングセンターも利用している。

柴野桜:神奈川県出身。渋谷教育学園渋谷高等学校卒業。2年生の春から1年間、米国シアトルに留学。現地の水産貿易会社で4カ月間インターンシップもしていたが、社員の9割がロシア人で社内ではロシア語が飛び交い、慣れるまで苦労したそう。

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