Waseda Weekly早稲田ウィークリー

学生注目!

国内最強!? 華麗なるハイジャンパー・仲野春花

「みんなのためにも結果を出して、恩返しがしたい」

スポーツ科学部 4年 仲野 春花(なかの・はるか)

第66回兵庫リレーカーニバルにて=写真:早稲田スポーツ新聞会

陸上競技の走高跳において、昨シーズン、「日本陸上競技選手権大会」(※1)や「日本学生陸上競技個人選手権」(※2)、「日本学生陸上競技対校選手権大会」(※3)など、出場した八つの国内大会で全て優勝という快挙を成し遂げた競走部の仲野春花さん。チームメンバーからの信頼も厚く、大学ラストイヤーとなる今年は競走部のフィールド競技のブロック長を務めています。そんな仲野さんに、これまでの競技や学生生活、これからの目標について話を聞きました。

(※1)毎年6月に開催される陸上競技日本一を決める大会で、日本陸上競技連盟主催。通称「日本選手権」。今年は6月22日(金)~24日(日)に山口県で開催。
(※2)毎年6月に神奈川県・平塚競技場で開催される学生の個人日本一を決める大会。日本学生陸上競技連合主催。今年は6月15日(金)~17日(日)に開催。
(※3)日本学生陸上競技連合に加盟する大学陸上競技部による対校選手権大会で、日本学生陸上競技連合主催。通称「日本インカレ」。種目ごとの個人成績とチームによる総合成績が競われる。今年は9月6日(木)~9日(日)に神奈川県で開催。

――陸上競技を始めた年齢やきっかけを教えてください。

小学1年生のとき、両親の知り合いが運営する地域の陸上クラブに、自分の意思とは関係なく入りました。最初は陸上をするというよりは、週1回、みんなで楽しく体を動かすという感覚でした。

走高跳に挑戦したのは小学5年生のときです。クラブの先生に勧められて挑んだものの、全然駄目でした(笑)。全国大会出場への標準記録は1m25だったのですが、最初は98cm…雨の日だったのを今でも覚えています。その後、2歳上の兄が走高跳をしていたこともあり、中学から本格的に取り組むようになりました。

――早稲田大学に入学を決めた理由を教えてください。

早稲田大学の競走部で走高跳をしていた兄から、日本一の環境で練習できるという話を聞き、入学を決めました。早稲田は駅伝など「走る」イメージが強くて、跳躍や女子選手のイメージがなかったので、早稲田の競走部の新たなイメージを植え付ける存在になれたらと思いました。兄とは仲が良く、兄が卒業するまでの2年間は一緒に練習したりアドバイスし合ったりしていました。

――学生生活はいかがですか?

教員である両親の勧めもあり、保健体育の教職課程を取っています。その分授業数が増えるので、「教職がなければ他のことに時間を割くことができるのに…」と感じることもありますが、競走部以外の友達も増えたので良かったです。

あと、所沢キャンパスにはオリンピック・パラリンピックの日本代表など、陸上に限らず高いレベルで競技をしている人たちが多すぎて、感覚がおかしくなります(笑)。そういう人たちと仲良くできるのはすごくうれしいですし、所沢にいる特権ですね。

(写真左)雨が降る中での練習の様子(左から2番目が仲野さん)
(写真右)グラウンド近くに貼られている今シーズンの目標「勝ち切る1m87」

――今年はフィールドブロック長になっていますが、意識に変化はありますか?

伝統ある組織をまとめる立場に立って、気付くことがたくさんあります。これまでは自分の競技を中心に考える人間でしたが、今は周囲のことも考えるようになり、変われたのかなと思います。競技をする上でも、みんなのために勝つ、みんなで勝ちたい、絶対勝たなきゃという思いが強くなりました。

――残り1年となりましたが、今年の調子はどうですか?

競走部合宿所にて

競技生活が充実していたので、この3年はあっという間でした。各大会へのカウントダウンが始まって、ラストが近づいているのが寂しいですね。

今年4月の「シンガポール・オープン陸上2018」では、1m81と海外での自己ベストを出せました。とても感覚が良かったものの、その後の「第66回兵庫リレーカーニバル」では同学年で他大学のライバル選手に競り負けてしまいました。久しぶりに悔しい思いをしましたが、今後の競技へのモチベーションとして、負けも無駄ではないと感じています。

――今後の目標を教えてください。

今年は1m87を目標にしています。8月にはインドネシア・ジャカルタで「アジア競技大会」が開催されるので、標準記録であるその数字を達成して大会に出場したいです。結果を出すことで周りのみんなに恩返しして、大学での競技生活を悔いなく終わりたいですね。

将来は、教員の道も視野に入れていますが、まずは競技を続けたいと考えています。卒業後に競技を続けられる女性はとても少ないので、続けられる環境にいることができたらありがたいです。そして2年後の東京オリンピック出場を目標にやっていきたいと考えています。

第66回兵庫リレーカーニバルにて=写真:早稲田スポーツ新聞会

第702回

【プロフィール】福岡県出身。中村学園女子高等学校卒業。1m83という走高跳の早稲田記録保持者。今年4月に開催された「シンガポール・オープン陸上2018」では海外での自己ベストである1m81を記録し優勝。同月開催の「第66回兵庫リレーカーニバル」では1m80で2位。続く5月に開催された「第97回関東学生陸上競技対校選手権大会」(関東インカレ)では1m82を記録し、同大会三連覇を達成。高校時代は福岡県内で寮生活だったが、現在は一人暮らし。大学入学前に母親から料理をいろいろ教わったそうで、ほぼ毎日ある練習の後も自炊して健康管理に努めている。
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